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エンジン始動困難及びアイドリングが全くきかないキャリー
(平成14年 DA63T 走行32000km )
症状を確認すると、アクセルを踏み込むとエンジンは始動するが、離すとすぐに
エンストする事から、ISCV系統不具合の可能性が高いと思われた。
ISCVイニシャル音をチエックすると、微かな音でジ、ジ〜としか聞こえない。
正常であればかなり大きな音で、ジ〜、カチカチカチと聞こえるはずである。
つまり、ISCVが正常に作動していないと考えられる。
手始めにISCV各々のコイル抵抗値を確認したのだが、全て約31Ω前後と正常な
数値であった。
可能性としてはISCV固着が考えられるが、念のためコネクタ側でECU内部
ISCV駆動トランジスタの抵抗値を測定することにした。
↓結果は以下の通り
表を見てもらえばわかると思うが、黄色部分SMA端子の数値が明らかにおかしい事が分る。
下段の表に至っては、ECU内部で電源側とのショートの疑い出てくるほどの数値である。
こうなると固着の可能性よりも、ECU内部ISCV回路の不良が浮上してくる。
しかし、ISCVが正常なのになぜこうなってしまったのだろうか?
私が今まで経験した全てが、ISCV内部ショートによるECUの破損であった。
今回の事例は、ISCVの抵抗値は正常である。
何か他の原因によってもECUが破損する事があるのであろうか?
考えてもらちが明かないので、手がかりを見つけられるかもしれないと、オシロで
ISCV駆動信号を確認してみると、そこには目を疑う波形が現れたのだった・・・。
つづく
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2011年12月02日
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