Z50Mが大好きな整備士の日常

拙いブログですが、お役立ていただければ幸いです。

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2014年07月

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左リアのパワーウインドウが降りたまま上がらないというダイハツマックス。
 
(平成15年 L950S 走行距離142400km)
 
購入店でメインS/Wを交換したが直らなかったという。
 
その修理(直っていないから修理とは言わない)に疑問があり、当社への依頼となった。
 
 
状態としてはガラスは降りきった状態で止まっていた。
 
スイッチを上昇側にすると全く反応しない。(メインS/W・ドア側S/Wでの操作ともに)
 
下降側に操作すると一瞬モーターが動く音がしてガラスが揺れた。(メインS/W・ドア側S/Wでの操作ともに)下降側は問題ないようだ。
 
ダイハツ系のパワーウインドウトラブルでメインS/Wのトラブルは多いが、
 
今回のような症状はちょっと経験がない。
 
 
一通り症状を確認し、少ない脳みそでしばし思案・・・・。
 
配線図を見るのもかったるかったので、とりあえずメインS/W側と左リアドアS/Wまで
 
の同色配線を確認することにした。
 
調べるとY/RとB/Wの配線2本が∞Ω(断線状態)であった。
 
この系統の断線であれば、センタービラーからドアへ入っていく部分が一番怪しい。
(絶えず開け閉めで頻繁に動かされる)
 
センターピラー部のゴムブーツをめくって確認すると案の定断線していた。
イメージ 1
 
 
修理後
イメージ 2
 
 
修理後正常に作動し始めた。
 
前回に続き配線ネタだったが、これだけは言いたい。
 
「パワーウインドウ動かない⇒ダイハツ系はS/W不良が多い⇒診断せずに交換」
 
ような固定観念は整備工場(プロ)は捨てましょう。
 
 

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エンジン始動不能のラパン
平成15年HE21S 79000KM)
 
この車、半年前にメインリレーヒューズが切れ始動不能に陥った経緯がかる。
 
そのときはヒューズ交換で復帰し、それから調子よく走っていた。
 
お客様は以前から代替を検討されており、かなり前に新車を購入され下取りをして
 
当社で使用していた。
 
自社車両なので使用しながら早い段階で症状が出ると思っていたのだが、
 
意外と症状がでなかったのだ。
※上記症状から、電源線からアースへの地絡、稀にISCやフューエルポンプの異常などが考えられる。(内部異常による電流増など)
 
 
症状としては以下のとおり
 
*キーONでE/Gチェックランプ不灯 
*ODOFFランプ及び水温インジゲータランプ点滅(赤・青共に)
*⑩メインリレーヒューズは切れていない(前回は切れていた)
*メインリレーは作動している
 
今回はヒューズは切れておらずメインリレーも作動していたのだが、症状は前回と
 
全く同じであり、ECUへ+B電源が供給されていないのは間違えないと思われる。
(今回はヒューズが切れていないことから断線・接触抵抗大が濃厚だと思われた)
 
 
それでは診断を開始しよう。
 
 
以下がシステム図である。
イメージ 1
キーONでECU+B端子(201)の電圧を調べると0Vであり、思ったとおり電源が
 
供給されていない。
 
現状メインリレーは作動しているようなので、とりあえずメインリレー4番端子⇒3番
 
端子の順
に診ていく。
 
*4番端子 常時バッテリー電圧(正常)
*3番端子 キーOFF 0V(正常) キーON バッテリー電圧(正常)
 
J/C#1の8番端子を診断したところだが、どうもメインハーネス内部配線カバーに
 
覆われた中にあるようなので却下(笑)
 
以上の診断から、リレー3番端子から+B端子をジャンプすればエンジンは始動
 
するはずなので、以下のように結線するとエンジンは始動し、電装関係も正常に作動した。
イメージ 2
 
今回の一連の流れから不具合は、メインリレー3番端子から8番端子(J/C#1)まで
 
のどこかで被服等がめくれ、アースと接触、その後の使用過程で断線又は接触抵抗が増大した。
 
おそらくプロセスとしてはこんな感じではないだろうか?
 
 
原因
 
メインリレー3番端子⇔8番端子(J/C#1)までのハーネス異常(断線・接触抵抗大)
 
 
 
 
 
ラパンちゃん、暇ができたらそのうち直すからそれまでこれで我慢していてよね(笑)
イメージ 3
 
 
 
今度はAC全く効かないバージョン
 
平成12年DA32Wエブリープラス
距離120000KM
 
症状
ACスイッチを入れるとアイドルアップは作動するが、コンプレッサー&コンデンサーファン作動しない。
⑦ACヒューズは切れていない。
 
システム図は以下のとおり
イメージ 2
 
イメージ 1
 
みなさんはどこから診断するだろうか?
 
私は「よだきんぼ(方言)」(かったるいのが嫌な人)なので、配線図を見ながらしばし思案。
ACスイッチをONするとアイドルアップはするので、ACスイッチ、ACコントローラー⇔EPIコントローラー間の信号、圧力センサー、エバポサーミスターもおそらく正常であろうと考えた。(どれかひとつでも悪ければアイドルアップしないはず)
 
とりあえず以下のような点検をすると、コンプレッサ及びコンデンサーファンが作動、ACが効き始めた。
イメージ 3
 
こうなるとACコントローラー自体が、内部でCMP系統をアースできないか、GND系統が悪い可能性に絞られる。
ふたつのGNDを調べるとどちらも0Ωと正常。
そうなると必然的にACコントローラーが悪いことになる。
(一応、念のため、ACS信号電圧及び圧力センサー・サーミスターはカプラーを外しアイドルアップしなくなるかなどの点検をした。)
 
ACコントローラーを取り替えると、正常にACが作動し始めた。
 
原因
ACコントローラー(税別¥8000円)
 
 
以下はコントローラー内部
目視では異常個所は認められなかった。
イメージ 4

エアコン効きが悪い

久しぶりのアップ。
 
エアコンが効かないと数台入庫してきたので紹介する。
 
1台目は平成17年スズキDA63T。
 
お客様訴え
エアコン効き不良で大手量販店O店にて診てもらう。
エアコンのガスは入っているが、とりあえず一本補充しましょうとガスを入れたが余計効かなくなる。
 
 
原因 
 
風量が弱かったので、フィルター部分を分解してみるとビニールなどのゴミが大量に入っていた。
また、量販店でエアコンガスの入れすぎたために圧力センサーが作動し、スイッチが入ったり切れたりしていた。
 
整備内容
ユニット内を掃除、フィルターを交換した後、ガスを規程圧力になるまで回収。
正常に冷えだした。
 
↓ユニット内の大量のビニールゴミ(ねずみの仕業だと思われる。)
イメージ 1
 
 

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