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始動不能のキャリー(平成14年DA62T 82826KM)
症状
・初爆あり
・エンジンかかりそうになるがすぐエンスト
・調子よく走っていたが、急に出力低下・エンスト以後始動不能
まず、初爆があることから回転信号系は一応OKと判断。
キーオンで数秒間燃料ポンプの作動音するので、そこまでの電源関係も
OK。
プラグの状態を確認すると、プラグは乾いていた。燃料は満タン。
エアクリBOXを外してブレーキクリーナーを吸わせながらクランキングするとエンジンが始動した。
以上の診断から始動不能の原因は燃料不足が考えられる。
燃料圧力を測定すると0.15kg/cm2しかなかった。
これでは始動するはずがない。
私の経験上、正常であればこの手の車種は2kg/cm2以上はあるはずである。あきらかに燃料ポンプが怪しい。
燃料ポンプ交換後エンジンは正常に始動した。
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番外編バイクキャブネタ。
CB400F(ヨンフォア)1975年式
◆症状
・キャブからのオーバーフロー及びアイドル不良。
・中低速の加速が悪い。
・プラグはくすぶり状態。
以上の症状と、高速域では調子も良いことから燃料が濃いものと思われる。
オーバーフローをしていたので原因はここだと考え、リペアパーツセットを取り寄せ交換、油面調整を施した。
(CB400Fの基準値は、フロートバルブ先端がフロートアームに接するようにしてキャブ面より21mmに調整。フロートレベルゲージがない場合、ノギスデプスバー部分を代用しても良い。私はいつもこれを用いる。)
結果、オーバーフローは改善したものの、相変わらず、アイドル不良と加速不良は直らなかった。
◆リペアパーツセットには、フロートバルブセット・メインジェット・スロージェット・ニードルジェット・エアースクリュその他ガスケット及びOリングが入っていた
正直、油面の関係だと思ったいたのだが、こうなるとやっぱりあれも交換が必要だったのか・・・。
金額も高いし、オーバーフローのトラップに引っかかって取り寄せなかった部品。そう、ジェットニードルホルダー・・・。
ちなみにこの部品はジットニードルとセットになっている。
純正価格は2650円×4。リペアセットは社外で1750円×4。
ニードルジェットセット(品番16012−377−004)
メインジェットを外したその中に挿入されている
みごとに磨り減って内径が全然う。これでは濃いはずである。
セットで入っていた純正ジェットニードルも交換
もちろん交換後は中低速の加速状態も良くなり、アイドリングも安定するようになった。
やはりキャブをリペアするなら中途半端はよくないと改めて感じさせられた。(二度手間になるくらいなら最初から換えておけばよかった・・・。)
旧車で分解しても調子が良くならないキャブはニードルジェットホルダーを確認してはどうだろうか?
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同業者からの依頼
O2センサーリーン異常(P0171)を表示するステラ
(22年5月 RN1 58000km)
O2センサーを交換しても直らないという。
このようなトラブルの場合、もっと総合的に故障箇所を判断する必要がある。
整備士として「異常コード=関連センサー交換」ではちとマズイ。
・なぜリーン(リッチ)異常なのか?
・燃焼状態は?
・吸入空気量は?
・実際の水温状態は?
・リーン(リッチ)になりうる原因は他にないのか?
最低このくらいは念頭において整備をする必要があるのではないだろうか?
下記データモニターをみていただきたい。
関連項目データ
O2センサーB1S1のデータが0.00Vそれに伴い補正値が+25.00%
そのため燃料状態が濃くなりO2センサーB1S2がリッチに傾き0.91Vとなっている。
B1S1が0.00Vって、信号電圧がゼロ・・・。
これは明らかに信号線不良の可能性が高い。
配線を点検すると。
スポッ!!
防水コネクター部分から見事に抜けてきた・・・。
修理後の数値
正常値に戻った。
もちろんチェックランプも点灯しなくなった。
O2センサーは2万数千円だったそうだ。
腕ではなく言い訳が上手くなりそうである。
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