|
聖火リレーについて、テレビ放送とちょっと違う記事を見ましたので、ご参考まで、ご紹介いたします。
※ 【北京=矢板明夫】北京五輪の聖火リレーへの抗議行動に対抗するため、世界各地で相次いで行われた中国人留学生の大規模な支援活動は、事前に行動指南書が配られるなど組織化されていたため、大きな衝突や混乱は起きなかった。中国メディアは「五輪の名誉が守られた」などと絶賛。一方、反体制活動家からは「排他的な民族主義は良くないが、集団的な支援活動の経験を多く積めば、やがて中国の民主化につながる」との意見も出ている。
今月初めに聖火リレーが、パリで人権団体などによる妨害を受けて以後、「中国人が結束して聖火を守ろう」との呼びかけの下、留学生ら在外中国人が動員され、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタなど各地で聖火リレーの支援活動が繰り広げられた。24日にオーストラリアのキャンベラで開かれた集会は最大規模で参加者は約2万人にのぼった。多くの中国メディアは「中国人の気迫が抗議者を圧倒した」などと集会の様子を伝えた。
集会やデモなど一連の支援活動参加者に、行動指南書が配られていたことが話題となった。「聖火が奪われそうになったとき、体を使って相手の動きを封じ込めてもいいが、暴力を振るってはいけない」など法律の順守を強調する一方、ごみの持ち帰りを呼びかけるなど中国のイメージ向上にも配慮している。さらに、トラブルが発生すれば、速やかに地元の警察へ通報するよう呼びかけている。
26日に長野で行われる聖火リレーでも、多数の中国人留学生が集まるといわれ、似たような状況になりそうだ。
欧米メディアは、一連の集会が中国当局から資金援助を受けている可能性などを指摘し、自発的ではないと報じている。しかし、中国国内の民主化活動家の間では、「これらの留学生が将来帰国したとき、中国の民主化の担い手になってもらいたい」と期待する声もあがっている。
著名な反体制活動家、劉暁波氏は産経新聞の取材に対し、「1989年の天安門事件以後、中国国民が政治の意見を表現する機会はほとんどない。2005年の反日デモは、投石や店舗襲撃など暴力的な傾向があった。今回の一連の集会は“やらせ”かもしれないが、中国人留学生にとって、欧米や日本での集会、言論の自由を体感するいい機会だと考えている」と語った。中国政府としては、聖火リレーへの留学生動員の成果を喜んでばかりはいられないようだ。 ※
この記事を掲載するサイトは
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/140661/
|