ぶらくり佐藤の天下泰平ブログ

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立ち呑み

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先週 月曜日のことだが。

この日は、少し帰りが遅くなった。
期初と言うこともあり、朝は西東京に出た。
その後に小さな会議などあり、川崎に戻る。
川崎では重い会議が待っていた。
それに15時から参加をして、解放をされたのが18時。
それから何だかんだとあって、事務所を出たのが19時半頃だったと思う。
元々 帰宅して食事をするのではなく、どこかで呑んで帰るべしと思っていた日だったから、さて、どうするかなと言うわけだ。
そうだな、入毛も好いが、地元に帰って呑るかな。
戸塚駅に隣接をする立ち呑み屋「くろーんまざー」に入れるなら、それがベストだな。

店に入ってみると、客の入りは半分程度だ。
多くの会社は期初だから、呑むなどと言う気分ではない人が多いのかな。
入るなりフロアの女性が「おひとり様、窓際の空いているカウンターにどうぞ」と言われて、自分はその指す方を見つつ「えっ?」と声が出そうになってしまった。
その席は柏尾川に望むカウンター席、左から2番目。
この時期のベストポジションの内の1席だ。

イメージ 1

この席、川を臨む窓の外に桜の梢が伸びている。
夜なので好くはわからないが、花は開いているから、明るい時間なら絶景だろうな。
風に吹かれると、花弁がちらりほらりと梢を離れる様が見て取れる。
好いのかね、こんな席を使わせてもらって。
狙ったとしても、空いているものではないのに。

イメージ 2

酒はいつものビームハイボール、JIM BEAMの炭酸割りだ。
自分は自宅でもこれが多いから外で呑む時は替えりゃ好いじゃないかとも思うのだが、串揚げの店にはこの酒が合う。
自宅ではかなり薄目でいただくが、店で呑ると少しだけ濃い目だね。

イメージ 3

おつまみサラミと言うもの、普段は置いていなかったように思うが、小さなホワイトボードに書かれているのを見つけることができた。
ふふふ、値段が書かれていなかったから期待をしていなかったのだが、結構 来たね。
これを1枚ずつ口に放り込みながら、ハイボールを呑らせてもらう。
窓の外では風に吹かれた花弁がひらり。
実に気分が好い。

イメージ 4

ブロッコリーの明太和えだそうだ。
正しく表現をするならば、ブロッコリーと塩昆布の明太マヨソースかな。
これも普段はないメニューだ。
随分とたっぷり来たのだが、これで280円は良心的だったね。
自分も自宅に明太マヨソースを用意してみようかな、チューブで売っていそうな気がする。
作るのは面倒くさくてやりそうにないからね。

イメージ 5

大概は食べるきのこの串揚げ 3種盛り。
右から、舞茸、椎茸、エノキの豚バラ巻。
テーブルのソースをたらり。
本当は熱々の内に食べたいのだが、それではあっという間になくなってしまう。
仕方がないから、窓の外を眺めながらゆっくりとやらせてもらう。

イメージ 6

結局は、だらだらと4杯呑んだ。
以前は軽々と5杯呑んだが、今は4杯くらいが適量らしい。
自分の左隣にいた人は、スマートフォンを弄りながら黙々と重ねていたが、何も食べずにお帰りになった。
そして、この特等席には人が来ず、空きがひとり分のところに複数の客で来ても入れないからね。
隣がいなくなった自分は、もったいないのでゆっくりとハイボールをやらせてもらう。

と言うわけで、今年は立てないかと思っていた席で愉しむことができて、実に幸運の晩ではあったね。
これから日が伸びる頃となると、この窓際の席はますます好い。
自分が訪ねる機会も増えることだろうね。


先週 木曜日のことだが・・・。

中央林間駅前の「東秀」にて炒飯と半ラーメンを組み合わせたCセットをやらかした自分は。同僚とも落合って顧客様を訪問をした。
その後は、もう1軒の打ち合わせがあると言うので、今度は東武東上線のときわ台まで移動をする。
随分と遠くまで連れていかれることになったものだ。
中央林間から新宿、池袋と移動をしてときわ台の駅に到着をしたのは、まだ15時をすぎたばかりだ。
顧客様をお訪ねする時間は?と聞いたら、16時だと言う。
顧客様までの距離は?と聞いてみれば、徒歩で10分以内だと言う。
なんだ、では早過ぎるではないかと聞けば、まあそうですと答えがあった。
まあそうですはご挨拶だなとは思うが、考えてみれば早めに着くことは悪いことではない。
普段の自分だってそうだ。
1時間くらい早く到着をしておくことは、半ば常識なのだ。
彼の行動は、褒められてしかるべきであって、自分がそれを諫める話ではない。
ただね、ときわ台駅前は何もないのだ。
仕方がない、のんびりと出向いてみることにした。
いくらのんびりと歩いてみたって、本来は10分もかからない距離だそうだから、どんなにゆっくり歩いてみたって20分と言うところだ。
ちょっと時間を潰すのに苦労をしたね。

やがて顧客様を訪ねる時間となり、お会いして年末のご挨拶をさせてもらう。
こう言う時の自分は湯水のごとくに言葉が出てくる。
半分は好い加減なのだが、頭の中のチャンネルが「営業トーク」に切り替わると、さらさら、すらすらと淀みなく出る。
全く自分自身に呆れるくらいだね。

小1時間も話をして、では来年もよろしくお願いしますとなったのは30分後くらいだ。
再びときわ台の駅に戻り、同僚とは駅のホームで別れた。
帰宅の方向が違うのだ。
自分は・・・、池袋までは戻ったが、それからどうしようかと考え、悩んでしまった。
この日は元々、野毛へ行ってみようかと考えていたのだ。
「いわき」を前回に訪ねた時、芋焼酎を空にしてきてしまった。
再訪して、1本入れておこうかなと思ったのだが、少し時間が遅くなった。
これで訪ねて弾かれたら非効率だよな、そう思う自分の気持ちが、行き先を戸塚に戻るように言っている。。
立ち吞みの「くろーんまざー」にしておけ、どこかでそんな声が聞こえる。

イメージ 1

例によって面倒臭いかき回しをしてきたのだが、結局は「くろーんまざー」、いつものビームハイボール。
届くなり、ゴクゴクと呑んで、たちまちに1杯目を干してしまった。
乱暴は呑み方はいけないね。
自分の年齢を考えなければいけないだろう。

イメージ 2

ひと品目は牛すじカレー煮込み。
なるほど、色々と考えて出してくるらしい。
具材は牛すじ、蒟蒻、大根だったかな。
好いと思う、なかなか旨いよ。
だが肴でいただく一品だな、ナンやライスには合わないだろう。
自分のビームハイボールとの相性は好いのではないかな。

イメージ 5

小さいながらも牛のすじ肉は入っている。
このゼラチン質が自分のような者には大事だね。
血管を柔らかくするのだったよね。
血管も柔らかくしなければならないが、もっと頭も柔らかくしなければならない。
牛すじをたくさん食べよう。

イメージ 3

珍しくセルフサービスのキャベツも取ってきた。
生のキャベツは栄養になるのだろうか。
自分の胃腸が馬や牛のような消化力を持ち合わせているとは思えないのだが。
「野菜も食べた」と言う気休めに過ぎないような気がする。

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アボカド昆布、アボカドをスライスして、麺つゆらしきもの、かつお節、そして塩昆布。
なんと言うこともない肴なのだが、不思議と旨い。
自分もたまに自宅で作る。
腹に溜まるけれどね。

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チキン南蛮。
南蛮とはなんだ?
葱などとともに甘酢に漬けるものを南蛮漬けと言うね。
唐辛子がさらに入ると、より南蛮漬けに思えてくるが、そもそも語源は怪しいものだな。
これはどはタルタル添えではないかと思う。
揚げて甘酢に潜らせるくらいはしたようだね。

イメージ 7

チキン南蛮 タルタルまみれの図。
確かにまみれているが、これはなかなか旨い。
ビームハイボールとの相性は格別だ。
食べるとますます吞みたくなるから、危険な相乗効果だ。
ここまでで4杯。
もう1杯で〆よう。

イメージ 8

実は最近の「くろーんまざー」は、熱心にInstagramを更新している。
そこでコーヒー焼酎を始めたと出ていたから、少し前から気になっていた。
自分は旭川へ足しげく通っていた時代に、街のスナックでコーヒー焼酎に馴染んだ。
これはホワイトリカーなどの酒にコーヒー豆を沈ませたものと理解をしている。
口当たりがさっぱりとして旨いのだ。
こちらでも出すことになったと聞いたから注文をしてみたら、これが強い。
後で聞いたら、泡盛に漬けたのだそうだ、それで濃いのだね。
だが、さっぱりとして旨い。
自分はロックでもらった。

と言うわけで、コーヒー焼酎までいただいたから、勘定にしてもらった。
これで愉しみな酒が増えたな。
少し甘くしてあるから好き嫌いはあることと思う。



どうも冴えない表題を設けてしまったなとは思うのだが…。

今日は所属をする楽団の公演がある。
前回の公演は6月だったから、自分は負傷中で参加することができなかった。
客席の隅の方から眺める楽団、本来は自分はこのステージにいたはずだとは思うが、ただそれだけのことで、だから何だと言う具合だった。
初めて聴く演奏、これまでステージにいたことは数10回あったわけだが、聴くのは初めてだった。
その感想は・・・、特段にない。
ただ思うことは、自分は客席で聴いているのは似合わないらしい、そのことだ。
実は負傷をした時に、指揮者にそう言われた。
「佐藤さんは聴いているのは似合いませんよ」とね。
初めは意味がわからなかったのだが、なるほど客席に座って演奏を聴く自分を外から眺めてみると、確かに似合わないらしいと言うことがわかったような気がする。
今回は復帰することができて、自分で言うのも妙な話だが喜ばしく思う。

そのことはともかく、
この数週間の忙しさで、自分は練習をする時間を確保することが、まるでできずにいる。
本来であれば、本番の前1週間はできるだけ早く帰宅をして、練習をする時間に充てたい。
だが、連日の忙しさは自分に練習の時間を与えてくれない。
毎夜の帰宅時間が22時に近くなってしまう。
これが余りにも続いたのと、若干の緊張感が常にあるので、実はぶらくりタイマーも稼働しない。
この日と言うのは今週 水曜日のことだが、同様に遅くなってしまった。
戸塚駅に着いたのが21時くらいだったかな、前夜に続いてどちらかで食べて帰ることにする。
あれこれと悩んでいる時間はないから、手っ取り早く立ち呑みの「くろーんまざー」だな。

イメージ 1

この店ではJIM BEAMのハイボールばかり呑んでいる。
酒は他にもあるのだが、自宅でも呑み慣れているので心配がなくてよい。
こいつを短時間にガガッと呑って、2、3品ももらえば、それで充分過ぎるくらいだ。
今宵も、そのペースだろうな。

イメージ 2

モツの味噌煮込み。
さほどに寒いと思う晩ではなかったし、それがJIM BEAMに合うとも思えないが、壁に貼られた品書きを見たら、欲しくなってしまった。
唐辛子をパパッと振って、熱々のところをいただく。
後をJIM BEAMに追わせてはみたが、「合わねえな」、思わず呟いてしまう。
それはそうだろう、注文をする前からわかっていたことだ。

イメージ 3

自分が乱暴な呑み方で1杯目を干してお代わりをお願いしたから、フロアのお嬢さんが妙な顔をしている。
それはそうだろう、自分だって乱暴な呑み方をして好い歳ではないと思っている。
だが、この店のハイボールはそれほどに濃いわけではない。
炭酸の切れよろしく、呑み口は爽やかだ。
経験からは、この勢いでも5杯までならビクともしない筈だ。
安心をして、ガガッと呑み続ける。

イメージ 4

ここは、本来は串揚げ屋だと思っている。
自分はいつも、海鮮3種盛り、あるいはキノコ3種盛りのいずれかを注文することにしている。
この晩はキノコの気分だったね。
奥から舞茸、椎茸、エノキだったな。
舞茸は随分と小さくなっちまったな。
こんなものは養殖だから、季節要因などなさそうだが。
呑んでいるから、思わず独り言も漏れる、「縮んじまったんじゃねぇのか」。
いかん、疲れているらしいな。

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JIM BEAM ハイボールの3杯目。
急いで帰宅するこを考えずにゆったりと呑んでいると、酔いが回ってくるのは早いように思う。
ところが、この晩のようにガガッと呑んで早く酔い、帰宅するなり眠っちまおうなどと考えている時には、さっぱり酔いが回ってこない。
困ったものだね。
酔うまで呑むなどと言っていたら、金と時間がたまらない。

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久しぶりのポテトサラダ、旨い。
ちょっと緩いかも知れないから、バゲットやクラッカーに乗せてみたい。
最近ではポテトサラダも作っていないなぁなどと考えつつ、むしゃむしゃ、ゴクゴクとやらかしていく。
酔いは回ってこないが、段々に腹が膨れてきた。

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JIM BEAM ハイボールの4杯目。
ここまでかな。
これで5杯目に突入をしてしまうと、ズルズルと言ってしまうだろう。
この辺が切り上げ時と言う奴だと思う。
およそ30分か。
ちょうど好いペースと量だったかな。

と言うわけで、酒の力を借りて眠るような設定になってしまったが、仕方ないだろう。
この時期に寝不足をすると風邪をひきやすい。
やり方はどうでも、眠っておくことが大事だからね。
インフルエンザの予防注射は済ませたとは言えだ。


戸塚駅前の「松屋」にて朝食に鶏のバター醤油炒め定食をやらかした、先週の水曜日、その後のことだが。
戸塚から上野・東京ラインに乗り、川崎で南武線に乗り換えた自分は西東京の事務所に出る。
この日、小さな会議がいくつかあり、自分はそれに列席をしなければならなかった。
嫌だね、列席をするなどと言う表現は。
居れば好いなどと言う会議には出たくないのだ。
だが、そう言う会議があることも否定できない。
サラリーマンだから、大人しく座っているのだが、自分も大人になったものだと思う。
以前に勤めた会社にいた頃は、居る必要がないと判断をすれば、さっさと出て来てしまったものだが、あの頃の自分は未だ40代だった。
もうそのようなことをする歳でもないらしい。
この日は昼までを西東京で過ごし、その後は川崎へ戻って来た。
朝にたっぷりと食べたから、ランチはスキップだな。
川崎では別の要件が待っていて、自分は18時から顧客様と打ち合わせをしなければならない。
珍しいことだ、17時を過ぎてから会社にいることなどほとんどないのだが、顧客様の都合と、同席をする同僚の都合が合わなかったから仕方がないね。
18時から始まった打ち合わせ、まるで技術者同士の座談会のようなものだったが、まあ好い。
それなりにアクションが決まったそうだから、自分が文句を言う場ではないね。

終わって自分が事務所を出たのが19時過ぎだ。
この日は食事をいらないと言ってある。
どこかで食べなければならない。
野毛を回っている時間はないね。
すると川崎か、戸塚か。
よし、戸塚にしよう、久しぶりに「あの店」を覗いてみることにしよう。

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訪ねたのは、戸塚駅前の立ち吞み屋「くろーんまざー」。
なんと5月12日以来だから呆れたね。
そんなに間が空いていたとは気が付かなかった。
毎度のビームハイ、すなわちJIM BEAMの炭酸割りをもらう。
自分が自宅で呑んでいるのもJIM BEAMの炭酸割りだから馬鹿馬鹿しい話ではあるが、まあ好きだから好いだろう。

イメージ 2

久しぶりに訪ねてみたら、大分にメニューが整理をされたように見える。
それでも自分が愛する、このメニューは残っていたね。
「アボカド昆布」、半分に切ったアボカドをスライスし、ポン酢タレ、塩昆布、かつお節を乗せてある。
単純だが、不思議に旨いのだ。
肴としては秀逸だね。

イメージ 3

モツの煮込み。
一緒に煮込まれているものはキムチだろうな、そう言う味がした。
酸味があるね。
その他にも牛蒡や蒟蒻が入る。
このふた品でかなり酒は進む。

イメージ 4

「くろーんまざー」は串揚げ屋なのだろうから、揚げ揚げをもらってみよう。
5種盛りが割安なのかどうかは知らないのだが、注文に面倒がなくてよいね。
他に海鮮揚げ揚げの盛り合わせもあるが、今夜はやめておこう。

イメージ 5

この日は客も多くなく、注文はすぐに通るし、割と早めに出て来た。
期待したものが、期待をした通りに出てくる安心感だな。
熱々で自分はすぐにかぶり付くことができないから、すでに出されたものをちょいちょいといただきながら、串揚げが冷めるのを待つ。

イメージ 6

ビームハイのお代わりを。
以前はここで5杯は呑んだのだが、今は弱くなったらしい。
まだ2杯目だと言うのに、すでに酔いが回ってきた。
年齢相応と言うには、ちょいとだらしがない様だな。

結局は3杯を呑んで、この晩はやめにした。
食べた量は以前とあまり変わらない。
この日は移動も激しかったし、ランチを抜いている上に晩が遅くなったから、要するに空きっ腹になっていた。
そのせいもあるかな。
自分が呑めなくなったと思うのは寂しいから、このくらいにしておこう。
実は、この2日後に再び弱くなったと思うことになるのだが。


この朝の記事も、これが2度目だ。
書いている途中で、またも飛んでしまった。
そろそろうんざりとして来たぞ。
読んでいただいている方には関係のないことだから、この辺にしておくが。

昨日のことだ、会社の帰りに整形外科へ行ってみた。
いつもならば真っ直ぐにリハビリなのだが、昨日は診察を受けることにした。
そろそろバイオリンを弾きたいのだと言う相談なのだが。
レントゲンを撮ってもらって、医師の判断は・・・。
全て順調だが、バイオリンはとても無理だ、第一に腕は未だ上がらないだろうと言われ、なるほどその通りだな。
翌日からのリハビリについて、細かい指示をもらって病院を後にする。
とにかく、仕上がりは順調だと言ってくれたから、およそはそれで好い。
後はゆっくりと治すだけだな、
練習開始は来月からにした。
仕方のないことだ。

昼に川崎駅前LAZONAの「金子半之助」にて江戸前天丼に満足をした2週間前の金曜日、その晩のことだが。
その3日前に野毛での独酌の晩を始めていた自分は、この日も野毛の街に入る。
前回が「蛤覚」だったからと言うわけではないが、この晩は「てづか」を訪ねてみる。
春から初夏への、一番よい季節を食で愉しめなかった自分は、実はかなり悔やんでいた。
ホイリゲン弦楽四重奏団の公演、ならびに準備のために酒を控えた時期があった自分は、実は筍が旨い季節を逃していた。
公演が終わったら、たっぷりと食べるつもりだった。
場所は、それは「てづか」しかないなと思っていた。
であるのに、例の骨折だ、半ば自業自得、別段に自分を含めて誰かが悪くなければならないわけでもないのだが。
季節はまた1年すれば巡ってくる、だが自分の歳になると来年のことに対する保証は次第に薄れてくるからね。
当たり前だが、筍が最も旨い時期は過ぎてしまったろう。
木の芽焼きしてもらいたかったなぁ、今更に悔いても間に合わない。

「てづか」の暖簾を潜ったのは18時を少し回ったと言う時間だった。
先客はおふたり、それぞれがL字カウンターの量端に座っていらっしゃる。
自分は右端にいらっしゃた方から1席を空けて腰を下した。

イメージ 1

先ずはビールだな。
こいつをゆっくりとやらせていただきながら、壁に貼られたメニューを眺めるのが好きなのだ。
ビールを出しながら、大将が自分の右腕をちらりと見た。
実は、すでに彼は自分が怪我をしたことを知っているらしい。
5月の前半の頃、自分の怪我のことがある常連客の口から大将に伝わったらしいことを、自分はある方から聴いた。
察するに自分がブログに書いたから、これは伝わって当たり前のことだ。
大将はちらりと見ただけで、「怪我をされたんですって」とも、「腕をどうかされたんですか」とも聞かない。
厨房の彼は、口数が多くはないのだ。

イメージ 2

通しの品は、なにやら魚を焙ったものにたっぷりと大根おろしを添え、タレをかけ回したもの。
「てづか」では、こうした通しが頻繁に出る。
通しにしては量もたっぷりとあるので、立派な魚のひと品だね。
自分が通しに箸を付けたことを見て、大将がその日のお勧めを紹介してくれる。
「今日は鰹が旨いです」
ふうん、今年は鰹が不漁だと聞いた気がするが、次第に取り戻しつつあるらしいね。
先ずは鰹をお願いして、自分は他の品書きに目を移す。
こうして、その日の組立を決めていく、それが愉しいのだ。

イメージ 3

鰹が来た。
叩きにしてあるね、それが好い。
この頃、アニサキスがどうのと評判になっていたからね。
身と皮の間にいることが多いこの寄生虫を殺す術を、昔の人は好くわかっていたのだ。

イメージ 4

風味の好い鰹だ。
いささかも脂がなく、いかにも初夏の鰹だね。
自分は走りの頃の鰹よりも脂の乗った戻り鰹の方が好きだが、やはり季節の先頭で食べるならこの方が好い。
醤油を端にちょんと付けて口に放り込む、その後で擦り生姜を箸で摘まんでぺろりと。
どうもね、山葵でも生姜でも初めから醤油に溶いてしまうのは好きではない。
山葵なら刺し身の上に、擦り生姜は後で、そんな順番で食べていく。
いずれのやり方も、先ずは魚、次いで醤油、そして薬味、ごくりと呑み込んだら酒、自分の拘りである、その順番を大切にしている。

イメージ 5

これは初めて見た、蕪の肉詰め。
鶏のひき肉だと思うのだが、それを練りものにして蕪に乗せ、旨い出汁で炊いてある。
ははは、ちょいともったいないがひと口でいただいてしまう。
ほうほうほう、出汁をたっぷりと吸っているな。
口に入れ歯を押し当ててみると、じゅわりと出汁があふれてくるね。
鶏の旨味たっぷりの、上等なスープだな。

イメージ 6

最後は鮟鱇のから揚げ。
日本人はえらいと思うのだが、鮟鱇でも鯨でも余すところなく食べてしまう。
この黒い部分は、胸びれだ。
骨の周りに皮がまとわりついているだけの部分だが、皮をこそぎ取って食べる。
くにゅくにゅとした食感が愉快だね。
添えられた旨みがたっぷりとある塩を付けていただく。

と言うわけで、この晩はここまで。
酒は途中から芋焼酎のロックに切り替えて、たっぷりといただいた。
筍は逃したが、依然として季節の移ろいを感じさせてくれる皿が用意をされているから、次回も愉しめそうだ。
海鞘があったな、次はそれを愉しませてもらおうかな。


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