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最後の抱擁

キリスト教が伝来するまで、日本には「愛」という概念はなかったという。Jesus love me this I know...は当時、「神様は私たちを{お大切に}なさってくださる」という訳だったらしい。
愛という言葉が普及して久しい現在では、愛の概念は、「男女間の愛」「親子間の愛」といったものが多い。
さてさて、言葉の下手な私がこれ以上愛など語っても何ら感動を与えない^^;それよりも皆様には「遺伝子」を通して「真の愛」を感じてもらいたいと思い、この文章を掲載するまでにしておきます。感動ものです。
(以下、「アダムの呪い」とかいう(何かこわい)本からの抜粋↓↓)


『・・・・・わたしたちのからだの細胞、いわゆる‘体細胞’のほとんどには、母親から受け継いだ染色体と、父親から受け継いだ染色体があり、それらはおたがい、ほとんど関わりあうことがない。染色体上の遺伝子は、ひたすら細胞に指示を送る仕事をこなし、それを受けた細胞がその命令を実行に移すのみだ。・・・(中略)・・・何度も細胞分裂を起こしたあと、生殖細胞は2組の染色体を1組に減らし、それを卵子か精子かのどちらかに詰め込む準備に移る。これは、細胞分裂の最終段階だ。
しかし、最後の分裂がはじまる直前、とんでもないことが起きる。それまでまったくべつの道を歩んでいた2組の染色体が、より添い、最後の抱擁を交わすのである。染色体はごくゆっくりとしたしぐさで対の相手を探し、その先端からたがいにからだを並べ、やがて絡み合わせる。すると、奇跡がおきる。触れ合った腕の奥のほうで、目には見えない切り口が開くのだ。片方の染色体の切断部分が手探りをはじめ、もう片方の染色体の開いた切り口とそっと結合する。
酵素に切り傷をなおしてもらったあと、染色体は抱擁を解いていく。しばらくはその親密な交換が行われた場所にとどまっているものの、やがて生命の力によって引き離され、永遠の別れを告げるのだ。
 この奇妙な接触の目的はなんなのだろう。ほんの一瞬のこととはいえ、わたしたちにとってその影響力は想像をはるかに超えている。それこそ、性の真髄なのだ。最後の抱擁を交わした染色体は、身元も、遺伝子も前とは変わっている。その静かなる逢い引きが、染色体を永遠に変化させてしまう。・・・・・・
こうした抱擁による染色体の「モザイク化」は、ランダムに行われるものなので、どのモザイクもほかのモザイクとわずかに違っている、だからこそ、わたしたち人間は一人ひとり違っている。一卵双生児を除けばまったく同じ遺伝子をもつ人間は、この世にふたりといない。染色体の最後の抱擁のおかげで、親とそっくりの遺伝子の組み合わせをもつ人間は、たとえきょうだいでも存在しないのである。』



著者のブライアン・サイクス氏によれば、文章の中部ででてくる「先端を互いに並べあえ」の部分が、まるで人同士でいうキスのようにみえ、「からだを並べあえ・・・」がSEXのように見えるらしい。
私たちは自分の細胞1つ1つをきちんと見ることができない。しかし私たちは、その見えないくらい小さな細胞の中にある核の、さらにその中にいる染色体(母親と父親にもらった遺伝子を含むもの)が、奇跡の交わり(最後の抱擁)をしたことによって創りだされたものなのである。たとえキリスト教の神ではないにしても、その神秘さには何かバックに創造主のようなものを感じさせざるをえない。
一概には言えないかもしれないけれど、「人間」とは目にみえない創造主の「愛」によってできたものであり、「生命」とは存在しているだけで神秘なもののような気がする。この真実の理解がもっと広まれば、安易に自殺とか、生きいてても意味がないとか思う人が減るのでは・・・本当に生命ってよくできている。


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松田紗織
松田紗織
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