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【平成24年10月11日付産経新聞 「がんばれ!ゆとり世代 from Editor」より一部抜粋】

ちょっと楽しみな仕事がある。週に1、2回、学生たちが編集局にやってくる。産経新聞の僚紙「SANKEI EXPRESS」(通称EX)で毎週火曜日付に掲載している「キャンパス新聞」の打ち合わせだ。「君たちに2ページあげます」と銘打ち、学生記者たちに自由に記事を書いてもらうという紙面である。
(中略)

 そんな学生たちが、言い訳のようによく口にする言葉がある。「ぼくたちはゆとり世代ですから…」「円周率は『3』ですよ」「1等賞のない運動会で、手をつないでゴールしたんです」

 平成14、15年度から導入された「ゆとり教育」を受けた彼らは、自分たちを“落ちこぼれ世代”だと思い込んでいるのだ。同情を禁じ得ないところもある。ゆとり教育で学生の学力が低下したとの声が上がり、国は20年度に学習指導要領を改定、「脱ゆとり」にかじを切った。「ゆとり教育は失敗だった」と認めたわけだ。

 「僕たちは大人の実験台にされた」。彼らが怒るのも無理はない。でも、言い訳にはしてほしくないし、君たちは落ちこぼれ世代なんかじゃない。かくいう私は、浮かれた“バブル世代”である。当時の自分に比べ、君たちははるかに優秀だ。

ある学生が、自民党総裁選への出馬が取り沙汰されていた元首相の安倍晋三氏にかけ合い、学生との「居酒屋座談会」を開くことになったので掲載してほしいと言ってきた。教育基本法改正を実現し、ゆとり教育の誤りを正した安倍氏に、彼らは大いに期待しているのだという。出馬表明前の9月上旬に行われた座談会で彼らは鋭く切り込み、「命懸けでやる」と、出馬宣言を引き出した。

 「自分たちゆとり世代が、これからの日本を担っていかないといけない」。座談会に参加した学生は、記事にこう書いた。彼らのバイタリティーと自覚に脱帽した。

(中略)

「○○世代」なんていうレッテルに何の意味もない。

(EX副編集長 小塩史人)
    

私は昭和60年生まれ。ゆとり教育は私の4、5年あとに導入されたので、私はギリギリでゆとり教育は受けていない。

と言っても、集団行動教育(たとえば運動会・体育祭での各学年の行進、組み立て体操)が途中から廃止されたりした。

また大学時代に扶桑社出版の「新しい歴史教科書」を書店で手にとり、この教科書で教育を受けたかった!とは思った。

編集長が書いているように、私も、私よりすこし後に生まれたゆとり世代に同情したことがあるし、ゆとり世代の教科書の内容などをきいて「大丈夫なのか?!」と思ったこともある。

しかしこの記事を見て非常に納得させられた。
ゆとり教育が生み出した損失は大きいが、それに気付かぬ学生ばかりではない。
逆に「ゆとり世代と言われた自分たちはさらに頑張らなければ!」と思っている学生も多いのではないか。

東日本大震災により、原子力関連の研究、または就職が人気なく、定員割れだという。
その中でも、「こういう時だからこそ、原子力研究を絶やしてはいけない」という学生もいて、教授らはそういった学生を非常に評価している。

世論がこのような中、あえて原子力分野を学ぼうとするのは真に勇気のいることであり、必ずや日本のために役立つ功績を残してくれると思う。信念を持った行動であり、脱帽である。

ゆとり世代と言われた人たちが、ぼちぼち社会人になるころである。
社会人約5年目(くらい)の、若干先輩の私も彼らと手を取り合ってともに頑張っていかなければと思う。

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松田紗織
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