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携帯が鳴った。
私と青年トシは、抱き合ったまま、眠ってしまった。
「おはよ〜♪ どこにいるのよ?」
電話の主は親友麗奈からだった。
「おはよ〜。まだ、寝てるから、後で電話する。。。」
トシは笑っていた。
「もう、起きてるじゃん」
彼は優しかった。
私を小さな子供であるかのように、頭を撫でたり、おでこにキスしたりした。
こんな風に、されたのってどれぐらいぶりなんだろう?
青年トシは、まだ少し熱かった。
熱はまだあるようだった。
時間が経つ毎に、私の中に彼を好きだ。。。と、言う気持ちが大きくなってきて、その気持ちが私を困惑させた。何も知らない男を好きになるなんてバカ気た話。
一目惚れなんて信じない。
そう思ってきたのに、、、、。
私は本当に彼に惹かれているの?
カッコいい青年に好かれている事実が、嬉しいだけじゃないの?
いや、好かれている訳ではなく、ただ私と寝たいだけで、近づいたのかもしれないじゃない。。。
いろんな思考が、頭の中をグルグルと駆け回り、私は動けずにいた。
「僕さ、陽子のこと、なんでか前から知ってるような気がするんだよね、、、、、」
「だから、とても愛おしい。。。。」
「熱よ。」
「熱があるから、そんなこと言ってるんでしょ」
「お腹減っちゃたから、おかゆ食べようよ」
私は、一方的にそう言って昨夜寝る前に作っておいたお粥を暖めた。
お茶碗は一つしかなかった。
もう一つはお椀。
私たちの初めての朝食は、梅干しとおかゆ。
「おいしいなあ〜。。。。」
そう言って、トシはウインクした。
とことん、ドラマチックなヤツだ。
そのハンサムな顔で、そんなことしないでよ。
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なんだかとてもいい出会いのような気がしますね^^。結末はどうなったんだろ?なんだか彼の言葉から想像すると、過去に出会っていたようですね。過去と言っても前世で・・・。いろいろコメントしたいのですが最後まで読んでからコメントさせてもらうことにします^^。
2007/3/5(月) 午前 10:35 [ - ]