|
女は弱い生き物だ。
さほど知りもしない男なのに、ちょっとハンサムでカッコがよくて、
「君がスキだ!」
と、言われたら、なんとなくフラフラとスキになってしまったりする。
一体私のどこがスキなのか?
どうしてそんな無責任なことが、言えるのか?
やっぱり19歳、なんたって若いから勢いがあるのかもー。。。
そうしたら、4年間もつき合っている彼は、どうなるのか?
急に嫌いになれるわけもなし、
同じ家に住んでいるのだし。
泣きたい気持ちを押さえて、青年トシのマンションに座っていた。
「私さ、彼がいるんだよね。。。」
と、言いながら、私は彼がいれてくれた冷めた紅茶を飲んだ。
「そう思ってたよ。。。」
「だから、、、」と、言いかけたら、
青年トシは言葉をさえぎって言った。
「だから、もう会わないなんて、言うなよな。嫌、言わないで欲しい」
「婚約してるの。。。。」
トシは、まっすぐ私を見つめた。
「なんでだよ!」
「そんな事言われても、私と彼はもう4年間もつき合ってるのよ。あなたと会うず〜〜っと前から、、、」
トシは、まだ19歳だ。行き場の無い怒りに似た感情を押さえているのが、手に取るようにわかった。
「悪いのは、私なの。ちょっとムシャクシャして、遊んでみたかっただけなの。。。」
「そしたら、さっきの電話は何なんだよ??」
「泣いてたじゃんか」
「助けてって、泣いてたじゃんか!!」
私は本当のことを言おうかどうか迷っていた。
”これからの私の言動は、1センチ右にふれたら、将来大きくそれてしまう。”
”大切なことなのだから、慎重にしなくては、、、”
と、頭の中でそればかりコダマしていた。
「それは、、、、」と、言いかけたとき、私の携帯が鳴った。
「とるなよ!」
と、トシは言い、乱暴に私を押し倒した。
「やめてよ!」
と、言ったのか言えなかったのか、私は彼に唇を奪われてしまった。
止めようとしても、のけようとしても、彼は大きく重かった。
ガンとして譲らない態度だ。
ワガママだな、まだ若くて、、、、。
そう思いながら、こんな激しさが私のカレにあっただろうか?と、考えていた。
激しいキスをしながら、ドンドン服を脱がされていってしまった。
私は自分に呆れてしまった。
一方で、トシの激情に身を任せて、幸せと喜びを感じていた。
交錯する2人の私は、どちらも自分なのか??
「僕は、君を返さない!」
「誰よりも好きだよ!」
長い長い愛の交わりの後で、トシがそう言った。
カレからかかってきた電話がきっかけで、私たちは、また愛しあってしまった。
トシは私の体に沢山キスマークをつけた。
男のエゴなのかな。。。
子供みたい。
私同様、彼もきっと複雑な想いなのだろう。
どうしていいのか、きっとわからないんだ。
人は弱い生き物だ。女だけじゃ、ないんだね。
トシはぽつりと言った。
「僕にも、彼女がいるんだ。。。」
私は天井を見つめたままだった。
「そうなのー。。。。」
「ねえ、、、、僕、どうしていいのかわからないんだ。でも、あなたのことは、特別なんだ。信じて欲しい」
「うん。信じるよ。。。。信じたいよ。でも、私もどうしたらいいのか、どうしたいのか、わからない」
電撃的な出逢いは、ほんの遊び心からだった。
こうして苦悩の生活が、始まってしまった。
私には、同居する婚約者がいて、おまけに彼と同じ呼び名。(トシ)
彼には、美しいモデルの彼女がいて、
私たちは、どうしようもなく惹かれ合っている。
こんな気持ちでは、家に帰れないことだけは解っていた。
私は、カレに電話を入れ、麗奈の家に泊まることを告げた。
|
(。-`ω´-)ンー・・・。なかなか切ないですね〜・・・。19の彼もマリリンさんと同じように寂しかったのかもね・・・。お互い彼氏彼女がいる。でも、何かが満たされない、彼が自分を想ってくれていることに不安になったり・・・。お互い辛いですね><;
2007/4/6(金) 午後 6:00 [ - ]
そうなんですよね。 アクシデントですから、、、。 自分が本当は何を求めているかが解らない間は、自分も相手もキズつけることになりますよね。
2007/4/7(土) 午後 2:21 [ tri*i*y_n* ]