kokaze亭

2年ぶりに由布院・別府に「里帰り」してきました。お陰さまで、心の気もだいぶ溜まってきたようです。

絵本

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「鬼はうち〜」と言ってもらえる地域を除き、ほとんどのお宅で 「鬼はそと〜」と追い出される鬼。
 
そんな節分の今日 廣介童話の絵本『ないたあかおに』を開いてみました。
 
イメージ 1
ないたあかおに 
文/浜田廣介 絵/岩本康之亮    世界文化社  
 
心やさしい赤鬼
人間たちとも仲良くしたいと思い 家の前に看板をたてました。
ところが村人は疑って寄りつきもしません。
そこで友だちの青鬼がやってきて一芝居
ふもとの村大暴れした青鬼を赤鬼がやっつけ、信用を得ることができました。
村人たちと交流ができるようになったことがうれしい赤鬼。
あるばん ふと青鬼を思い出し家を訪ねてみると,家の戸口に張り紙が....
 
「あかおにくん、 きみと ぼくと いったりきたり して いては、
ひとは みんな きみが わるいと おもうから、
ぼくだけ やまを でて いく ことに きめました。
どうぞ ひとと なかよく くらして ください。
では さようなら。
いつまでも たっしゃでおいで。
どこに いようと かわらない きみの ともだち。 あおおに」
 
言葉のリズムがとても心に響きやすいんですよね。
 
母に初めて読んでもらったのは、幼稚園年長の頃。
この青鬼の張り紙のところで、泣きだした記憶があります。
でも小さい心の琴線にふれたのはどこだったんでしょう。
 
たいせつな友だちがいなくなってしまったから?
あえて悪者になった青鬼さんが可哀想だから?
 
大人になって読み返しても
やっぱり青鬼の張り紙のところで、うっときます。
ところが さらに追い打ちをかけるように こう続くのです。
 
あかおには、だまって それを よみました。
にども さんども よみました。
とに てをかけて、かおを おしつけ、
しくしくと なみだを ながして なきました。
 
自分中心で生きてきたある日
突然の挫折・困難に見舞われ
今まで見えないところで多くの人たちのサポートがあったことを改めて知った時
 
あたりまえに思っていたことが
失って初めて得難いものであったと思い知らされた時....
 
 
短い人生ながら、後悔と懺悔の涙を流した自分が
どこか赤鬼とだぶってくるのです。
 
お話は赤鬼が泣いた姿で終わっていますが
願わくば
友だち想いの青鬼も幸せに
いつか再会できますように...
 
 
 
久しぶりの絵本を開き
涙で心の垢をおとし、今宵主人の掛け声のもと豆を播きます。
 
でもやっぱり
「鬼はそと〜」とは言えないかな....
 
「福はうち〜」だけにしましょうか。
 
 
 

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Elena77さま
こんばんは
豆を買うの忘れて買いに戻りました〜今日は豆まきしなくては
絵本であるのですね
鬼は外〜福は内で今年もみんな平和で過ごせるように願い込めします

2012/2/3(金) 午後 7:13 [ アキ ]

アキさん こんばんは

早々のご訪問コメントありがとうございました♪
豆を買いに戻られた? なんて真面目な方なのでしょう。
邪気を払って平和で過ごせるよう、豆まきして下さってありがとうございます。ウチも主人が戻ってきたら願いこめてやりますね。

2012/2/3(金) 午後 8:36 Elena77

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はい 僕も内なる 鬼クンに 親しみと慈悲を感じます
鬼さん 福さん 皆〜んな内!

2012/2/3(金) 午後 9:06 fuuunsui

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この、文章を読んでいるだけで、泣けてきました。

>どこに いようと かわらない きみの ともだち。 あおおに

僕は、ここでした。

>自分中心で生きてきたある日
今まで見えないところで多くの人たちのサポートがあったことを改めて知った時

ここは、Elenaさんの文章力に感動しました。

毎年恒例の豆まき・・・今年は出来ませんでした。
娘が手を骨折してしまい、かわいそうです。恵方巻きだけ食べました。

2012/2/3(金) 午後 10:30 [ KENのウッドルーム ]

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私も、このお話、じーーーんと来ます。読んだのはもうだいぶ前だけど、きっと今なら号泣しそうです。
保育園にこの人形劇を見せに来てくれたようで、それを見た長女も、泣いた・・・と言っていました。子供の心にも、何かが響くのでしょうね。
でも、昨日は思いっきり鬼は外ーーーー・・・でした。。。

2012/2/4(土) 午前 10:05 ☆くるくるみんみ☆

風雲水さん こんばんは

コメント拝読し、思わず泣いてしまい、また心が綺麗になったような気がいたします。自覚ができたことは大きな成長でありますよね。
夕べの豆まきは、「福はうち」のみでいたしました(笑)
コメントありがとうございました♪

2012/2/4(土) 午後 6:56 Elena77

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KENのウッドルームさん こんばんは

お嬢さんの骨折、早く完治されますようお祈りしております。
この作品ができたのは昭和8年なんだそうです。もう80年近く読み継がれたお話なんですね。どの年代にも琴線にふれる普遍的なものがあるんでしょうね。
「どこにいようと かわらない きみのともだち」
こんな風に声をかけてあげる友でありたいですよね。
コメントありがとうございました♪

2012/2/4(土) 午後 7:04 Elena77

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くるくるみんみさん こんばんは

お子さんの具合はいかがでしょうか?高熱でしたから、大変でしたね。私は絵本が好きで、時々自宅にある絵本を読み返しているんですけど、心境に合わせその都度泣いたりそうでもなかったり。
昨日は心にひっかかりもなかったので、余計心に響いたんだと思います。人形劇で泣いたお嬢さん、赤鬼さんを思ったのでしょうか、青鬼さんを思ったのでしょうか。心に響く素敵なお話に、お子さんたちがたくさん巡り合えますように、そう願います。邪気もはらわれたことですし(^o^)
コメントありがとうございました♪

2012/2/4(土) 午後 7:19 Elena77

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こんばんは。
Elenaさんは絵本がお好きでしたね。
私も大好きです。
広介のお話では「むくどりの夢」で大泣きし、
この「泣いた赤鬼」でも感銘を受けました。
ここでは青鬼の自己犠牲の美しさに心打たれたのだと思います。
自己中心の自分にとっては思いもよらない話の展開に惹き込まれました。幼い心情にとっては非常に崇高な青鬼の心に驚いたのでもありました。印象的で忘れられない童話です。
Elenaさんの、ご自分への引きつけ方がまたすばらしいと思います。
そのような読み方が作者広介にとっても嬉しく作家冥利に尽きるのでしょう。
ぽち!

2012/2/4(土) 午後 11:44 kawakaze

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川風さん こんにちは

そうなんですね、自分は悪者になっても友だちの願いをかなえてあげたい、そんな純粋な思いにも感動しています。川風さんのコメントでまた発見させていただきました(^o^)
廣介童話は心を純粋にさせてくれるお話ばかり。「むくどりのゆめ」も子どもの頃泣いてしまいました。むくどりと自分を重ね合わせ、大好きなお母さんがいなくなったら...それを思って母にしがみついて泣いた記憶があります。でも今読み返すと、父親・子どもを残して逝った母親の心情に涙します。
廣介氏が詠んだ句...むくどりの ゆめのかあさん 白い鳥
さめて見る かれ葉の上の 白い雪
川風さんのお陰で久しぶりに「むくどりのゆめ」を読むことができました。コメントポチ、ともどもありがとうございました♪

2012/2/5(日) 午後 5:27 Elena77


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