|
1枚の写真
母と2歳の私です。
私の父も、日本の高度成長期を支えた 一人のサラリーマン。
長期出張も頻繁にあり、母子家庭状態が続いていました。
この写真は、
父が肌身離さず持っていたため、まるで昭和初期の写真のように見えますね(笑)
母は、お料理もお裁縫も編み物も大得意。
父の出張中、
実家から遠く離れた東京の地で、一人、
自分や私の洋服を作ることで寂しさを紛らわせていたと聞きました。
2歳の私が身につけている、手編みの帽子も、白いレースの襟のお洋服も母の手作り。
このお洋服を着て、写真館で撮ったこと、おぼろげながら、記憶があります。
そんな母が免疫系の病気に患ってから、すでに20年...
この4月から約2カ月の入院生活を余儀なくされ、先日、無事に退院。
自宅での療養に、ようやく慣れてきました。
そんな母の手を見たら、爪が伸びていました...
「ラクしてるから、伸びが早いのよ」 とケラケラ笑う母。
基本、天真爛漫な母に、時折、私は救われます。
「いつもはお父さんが切ってくれるんだけど...」
私が切ってあげる事にしました。
でもね、私、
人様の爪って切った事なかったの。
主人は自分で切るし、私たちには子どもはいない。
初代・二代目・三代目の猫たちの爪も切った事なかったの。
自分の爪で、爪切りの試し切りをして、
私の横に座ってもらいました。
母の手をとる
白くてすべすべ...もう家事もできないから
母の指を見る
細いけど指が変形している...リウマチだから
優しくその曲がった指に触れた瞬間、
もう 針を持つことも、ミシンを踏むこともできなくなってしまったんだね....
そう思ってしまった私はあとの祭り...
涙を押さえるのが精一杯で、声がでない。
爪を切りながら次から次と思い浮かぶのは
グラニュー糖をたっぷりかけたドーナツ 草もち みたらし団子 パウンドケーキ
太巻き サンドウィッチ 稲荷ずし
子どもの頃の大好物
そして
本当に1枚の布から洋服が出来上がるのが不思議でたまらなかった
母のお裁縫
今時期のお気に入りは、イチゴの刺繍のワンピース
老いのせいとも病気のせいともわかりませんが、爪はとても柔らかく
“神経を集中させないといけないから”
そう言い訳をして、黙々と、爪を切りました。
切り終えた時、
私に愛情を注いでくれた感謝の思いを込めて
母のキレイな手を優しくさすってきました。
ご無沙汰しております。
母の入院中、
主人の父が雨天、路上で転倒、ICUへ...という事もあったり
お手伝いのお仕事は、もはやお手伝いの領域を越えていたり...
Frankもプロジェクトの命を受け、毎晩帰宅は11時半前後だったり...
で、こんな時は、禅定・書道と自分の心の静寂さを求めておりました。
あ、でもちゃんと、
朝は笑って一日を迎え、夜も笑って一日を終える
日中もたいてい笑って過ごす...
B型天真爛漫母の血 すっかり受け継いでいるO型娘です(笑)
健康であること
家族がいること
自分を必要としてくれる人たちがいて
自分を活かせる場があること
多くの人との出逢いがあり
毎日 学びがあること
そして
人との御縁を大切に思える事
毎日感謝で生きております
いろいろあっても
I 'm Fine!
|
全体表示
[ リスト ]






3Dsanさん おはようございます


ゲスプへもお花の贈り物 ありがとうございました
できるだけ睡眠を確保し身体を整え、心も整えて、周りを照らしていけるよう心がけております。
3Dsan先生は、生徒さんに奉仕されていらしたのですね
耳掃除...まだ私してあげたことがありません。今度挑戦してみようかしら。まずは膝枕・主人で実験(笑)
ありがとうございました。
2013/6/17(月) 午前 3:58
讃岐守さん おはようございます


本当にご心配おかけいたしました
前回の記事から、一か月以上たってたのでした...時間が経つのは早いです。
お心遣い 本当にうれしいです
ありがとうございました。
2013/6/17(月) 午前 4:01
spさん おはようございます

ありがとうございました。
お父様のご退院 本当におめでとうございます
いつまでも親には元気でいてほしい、と願いながらも、老いや病を止める事ができず「看取る役割」を担っている現実を直視した日々でした。
自分も往く道...自分もまた日々老いて行ってるわけですが、抗うことはせず素敵に老いる為にどう生きるのか、考えた日々でもあります。
とても貴重な毎日を過ごしておりました。
大きなナイス 嬉しい
2013/6/17(月) 午前 4:14
指喜多寿さん おはようございます


母がどんなに愛情こめて育ててくれたか...普段忘れているようなことでも、母の手を取り爪を切っている時に思い出しました。覚えているんですね
じかに触れ合い、話ができる...時間の猶予を与えてもらってることに感謝しました。お嬢さんも、指喜多寿さんとの時間を惜しむように心に刻んでおられると思います
ありがとうございました。
2013/6/17(月) 午前 4:23
りんさん おはようございます

親と過ごせる時間は、もう限られてるかもしれませんが、一緒に過ごせる時間を楽しんで尽くしていきたい、そう思いました。でも時々、病人を叱るコワい娘にも変身してしまうのですが
ナイスありがとうございました。
2013/6/17(月) 午前 4:28
ゆうかりんさん おはようございます
感謝でいっぱいになった娘の心中、母は知らず(笑)
すっかりご無沙汰してしまいました。
その後お父様のお具合いかがでしょうか?元気な親の姿を見て育ったので、病に苦しみ老いる姿を側で見るのは本当につらいものですね。
爪を切って上げるのがこんなに怖いものだと、初めて体験。でも母はもっと怖かったそうで
ありがとうございました。
2013/6/17(月) 午前 4:37
家の法事がありまして、ご無沙汰しました。
お母様が退院なさって、良かったですね。 まだ何かと大変
かも知れませんが、Elenaさん ご自身も無理されませんように
ね。 お母様の爪を切る・・・今は懐かしい思い出です。
ナイス☆
2013/6/17(月) 午前 7:02
Elenaさん、ご無沙汰です!
いろいろありますよね。
私も、実家では、ここ最近、いろんな問題があって、大変。。。
一人っ子なもんで、全て私にのしかかってきます。
私の母も、たぶんElenaさんと同じくらいの年齢かな。
私の幼いころのお洋服も帽子も、全て、母の手作りでした。
すごいですよね、あの魔法のような技!
私は、何もできないので母の器用さには、ほんと脱帽です。
私も時々、母の手を触ることがあります。
とても柔らかくて、優しくて、きれいで・・・・
母の手ほど安心できるものはない、といつも思います・・・・
2013/6/17(月) 午後 8:13 [ レイ ]
ま〜さん こんばんは


こちらこそご無沙汰しております
お気遣い本当にありがとうございます。
法事 ご苦労さまでした。節目節目を重ねるたび、時間薬と言う言葉の意味がわかるような気がいたします。
ま〜さんもお疲れでませんように
ナイスもありがとうございました。
2013/6/18(火) 午後 7:24
レイさん こんばんは
本当にご無沙汰いたしました。
もっと先に起こるであろう、と思っていたことが、現実問題として降りかかるとは...ちょっと予想外で。でも起きちゃったことなので、今更リングから降りれないボクサーの気分です(笑)
レイさんのお母様も器用な方でらっしゃるんですね。今より、電化も進んでない中での家事も、何もかも私なんかよりずっと主婦業の上をゆく母世代を尊敬しております。
できるだけの親孝行 尽くしたいものですね。
ありがとうございました。
2013/6/18(火) 午後 7:33
お久しぶりです
何度も熟読させていただきました
文章の全ての言葉に、Elenaさんの人柄を感じます
一つの、爪を切るという行為の中に、
色々な想いがありましたね
なかなか上手く文章に出来ないので一言だけ・・・
全てを笑顔で楽しんで下さい!
2013/6/19(水) 午後 9:05 [ KENのウッドルーム ]
KENさん こんばんは

長文 お付き合い、しかも熟読して下さったなんて、感謝しかありません。ありがとうございます
もう限られた時間しか残されていない...そう思えば、共に過ごす時間のなんと愛しいことでしょう。また、過ぎた時間も一層愛しく思えるものですね。自分だって、いつ今生の別れになるともしれないのですから、そんな気持ちで誰とでも時間を過ごすことができたら、それこそ一期一会に通じると思うのです。
ありがとうございます。笑顔で楽しみ、共に喜び、素敵な思い出を作ってまいります
2013/6/19(水) 午後 10:06
こんにちは
よらせていただきました〜
いろいろあっても感謝して生きる
大切なことですね。
2013/6/20(木) 午前 10:37
チロさん こんにちは

はい
私の知り合いに、口癖が「感謝」の方がいらっしゃいました(すでに故人の方ですが)
どうしても感謝の思いが出てこない時は、自分の手をじっと見て、手のある事で得られることを思い出し、すでに与えられていることに感謝が湧いてくる...そんな秘訣を教えて下さったことがありました。
その方を思い出させて下さり、またお立ち寄り・コメントありがとうございました
2013/6/20(木) 午前 11:22
ご無沙汰しております<(_ _)>
Elenaさんの純粋で深い想いにただただ頭を垂れるばかりです
Elenaさんが素敵なのは、お母様もお父様も素敵に生きていらしたからなのですね
母も裁縫が得意で幼少時はやはり母の手作りばかり着ていた私ですが、Elenaさんのように優しい気持ちを持てないでいます
反省、反省…
私も自己免疫の病を持っていますし、リウマチの軽い症状も在り、指が変形してきていますので、お母様のご病気に心が痛みます
でも明るく立ち向かっていらっしゃるお母様、それを支えるElenaさんの温かな記事を拝見して感銘を受けました
お忙しい中、前向きに走っていらっしゃるElenaさん、
梅雨の中、どうぞご自愛くださいね(*^_^*)
2013/6/27(木) 午前 0:43
川風さん こんばんは




こちらこそご無沙汰いたしましたm(__)m
いつも素敵な安曇野の風景をありがとうございます
そして過分なお褒めのお言葉 ありがとうございます
今の梅雨時期 きっとお身体こたえる時もおありかと思います...どうぞご無理なさらずに過ごされますよう、そして毎日お健やかでありますようお祈りさせていただきます。
そういえば、先日の極秘来日、久しぶりにトキメキました
同じ日本の空の下、しかも東京にいらっしゃるのかと思うと、数日心華やぎました。背の高い方を無意識に探したりして(笑)またドキドキしたいものですね〜
お心遣い 本当にありがとうございました
2013/6/28(金) 午後 9:36
いい記事ですね。
ホッとします。
わたしは男性ということもあって
母親にうまく、やさしく接することが
できませんでした。
三年ほど前でしょうか。
母親が上京してきたとき駅で転びまして
そのことをブログの親友からひどく叱られた
「なんでしっかり手をにぎってあげへんの!」
彼女には母親がいない。
そんな彼女のおかげで、50過ぎて再び
母親と手をつなぐことができるようになりました。
>人との御縁を大切に思える事
そういうことですよね。
2013/6/29(土) 午前 5:08
馬太郎さん おはようございます

そして人はいくつになっても可塑性があり変わって行けることに勇気でてまいります。
ご訪問ありがとうございます
素敵なエピソード拝読し思いました事
それまでしてなかった「手をつなぐ」しようと思ってもなかなか出来ることではありません。親友の言葉を受け入れられた馬太郎さんの素直さ
他人の存在は、自分を磨いてくれるもの...あらためて思わせていただきました。
コメントいただき本当にありがとうございました
2013/6/30(日) 午前 5:11
大変、遅ればせながらのコメント、失礼いたします。
ご無沙汰しておりました。
お母さま、ご病気でありながら、明るく過ごされていらっしゃった事、そして、お母さまを優しく支えていらっしゃったElenaさんの温かいお気持ちが、記事からよく伝わってまいりました。
「母は偉大なり…」ですよね。
子供の頃は、わからなかったですけれど、最近、つくづくそう思います。
ナイス!☆☆☆です。。。
2013/9/8(日) 午後 1:23 [ ibuki ]
cocoaさん こんばんは

家庭の中での太陽な存在だと思います。お腹に宿った時よりずっと深い愛情で育んでくれたんですものね。私も家庭にあってそのような存在になりたい...年々強く思います。
こちらこそご無沙汰しております。毎日忙しく過ごしており、すっかりブログの更新もままならないのに、あたたかなコメントを頂き本当にありがとうございます
>「母は偉大なり…」
本当にそうですよね
ナイスもありがとうございました
2013/9/8(日) 午後 10:13