kokaze亭

2年ぶりに由布院・別府に「里帰り」してきました。お陰さまで、心の気もだいぶ溜まってきたようです。

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父と私の最後の収穫

ここのところ、一日置きに実家に行っています。
 
車では途中渋滞になるので、いつも電車
 
それでも30分ちょっとで行けるのは有難いんです。
 
しかも乗り換えの駅では、エキナカのお店を覗く楽しみも覚えましたし。
 
 
リウマチで身体は不自由でも気はしっかりしている母
 
母ができないところを、きめ細かく補助し支えていた父
 
その父が、お墓の引越の大役を果たした疲れから、めっきり身体が動かなくなってしまったのです。
 
 
 
高度成長期を生き抜いたお父さん方同様、父もまた、休む間も惜しんで仕事に熱中したサラリーマン。
 
出張がちで、母と私の母子家庭状態でした。
 
そのモーレツ(!)サラリーマンが定年近くになってから始めた菜園。
 
20坪ほどの菜園は、年間計画により1年中、何かしらの作物が収穫でき
 
ご近所などからは無農薬野菜を美味しくいただけると評判でした。
 
はじめてから20年近く...
 
寄る年波に抗うことができず、ねぎだけになってしまった菜園を、年内で止める決断をした父。
 
今日は、冬至のお料理を作りに行っただけだったのに、
 
「最後の収穫をするから、手伝ってくれないか?」
 
そう言われた時には、心の準備ができてなくて、うっときてしまいました。
 
美味しいジャガイモの収穫時期になると、まだ小さかった甥たちが芋掘りにきたり
 
身体がまだ動いていた頃の母は、農作業に勤しむ父に、甲斐甲斐しく汗をぬぐって飲み物の用意をする
 
...菜園と共にあった家族の姿を思い出したから。
 
 
 
「しばらく来てなかったから、もう黄色くなってるな」
 
一畝残っただけのネギ畑
 
父がスコップで丁寧に掘り起こし、私が根っこの土を払って、カゴに入れる。
 
ほんの30分ほどの作業...。
 
「ありがと、ありがと。お陰で最後の収穫できたよ。
鍋の時期だから、みんな喜んでくれるよ。」
 
人さまに食べていただき喜んでもらうことが菜園を続けてきた理由だと話してくれました。
 
この利他行を続けるには、身体がしんどいので、次なるステージを探すのだとか。
 
しめっぽくなりがちな私の心に、あくまでも人さまの役に立ちたい、
 
という、父の思いがストレートに響いてきて、とてもうれしくなりました。
 
イメージ 1
 
実の両親の老い
 
いつかは...と思ってましたが、
 
普通にできたことができなくなることを目の当たりにすると、
 
寂しいものですね。
 
 
p。s。
 
 
実家にある クリスマスローズはもうすぐ咲きそうです。
うちのはまだ...クリスマスには間に合いそうにありません
 
イメージ 2
 
 

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