9月9日は重陽の日でした。
陰陽思想では奇数を「陽数」といい陽の数が重なる日は陽の「気」が強すぎる不吉な日として、それを払うために節句が行われていました。
それが五節句
『人日じんじつ(1月7日)・上巳じょうし(3月3日)・端午たんご(5月5日)
七夕しちせき(7月7日)・重陽ちょうよう(9月9日)』
9月9日は、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれ、菊の香りをうつした酒を飲み、邪気を払い長寿を願う日です。
古代中国では菊は邪気を祓い長生きする効能があると信じられていたので、
日本では平安時代以降、中国思想を受け、菊の鑑賞や菊酒の宴が催されはじめたそうです。
農作物の収穫時期のため、「栗の節句」としてお祝いしていたので、「栗ごはん」を
食べる風習も残っています。
今年は、「食用菊」でお浸しを作り、「菊酒」をいただきました。
「菊のおひたし」
・1パック 198円
菊は11個入ってました.
・花びらをガクからはずし
酢を入れた熱湯にさっと
茹で、冷水にとり、水気を
切ります
・きゅうりの千切りに塩をふり、水気をだし
ギュッと絞って、菊と合わせ、ゆずポン等お好みで和えます
菊の風味が拡がり、とても美味しいです。
母方の祖母は遠方に住んでいたため、
夏休みの1カ月、父方の祖父母宅ですごした際、数日お泊りに行かせていただいただけでした。8月のお寺は、施餓鬼供養で忙しく子供の世話どころではなかったので、お盆が過ぎて落ち着いた頃お邪魔しました。
祖母の道子さんは、待ちかねたように、
書院でお作法や嗜みなどを教えてくれました。
他の孫は地元にいるため、東京にいる孫へも伝えたかったのでしょう。
今から思えば、行儀作法を学ばせるためにホームステイさせられてたのかも。
夏の終わり
風の通る書院
浴衣に着替えた道子さんと私
セミの鳴き声
香炉から漂う香り
コップについた水滴
教えてもらった事と一緒に思いだすことは
静かで心落ち着く夏のひととき
ちょっと思い出しながら、
お食事もからめて日本の行事を楽しみたくなりました。
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9日中に、皆さまと菊酒をいただきたかったのに....酔って寝てしまってごめんなさい。
明日は十五夜
中秋の名月を皆さまと過ごさせていただきましょう。
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