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アメリカの貧困層の下から20%の人々の現実を体験するため、低賃金労働者の生活を潜入ルポして書いた『ニッケル アンド ダイムド アメリカ下流社会の現実』(バーバラ・エーレンライク著)より引用します。
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キーウェストでは、一ヶ月に1,039ドル稼いで、食品、ガソリン、洗面化粧品、洗濯、電話、光熱費などに517ドルを使った。最大の難問は家賃だった。もしも500ドルのワンルームの家にずっといたら、家賃を払った残りは22ドルということになる。
これを見ても、もしもあと数ヶ月あの生活を続けていたら、かなり危なかったことがわかる。なぜなら、遅かれ早かれ医療費か歯の治療費か、あるいは解熱鎮痛消炎剤以外の薬に、いくらか出費することは避けられなかったにちがいないからだ。
(中略)
メイン州ポートランドでは、収入と支出の帳尻を合わせることにほぼ成功したが、ただそれは一週間に7日、休みなく働きつづけたおかげだった。二ヶ所の職場から、週に手取りおよそ300ドルの給料をもらい、月480ドルの家賃を払っていた。収入の40%だから、そのくらいならなんとかなる。光熱費は家賃に含まれていたし、週末には老人ホームで、2,3回ただで食事もできた。だがその家賃ですんだのは、シーズンオフになるころに行ったからだ。2000年の6月までいたらそこも週390ドルの夏料金となり、もちろん、とうてい払える金額ではない。
一年間過ごすつもりなら、1999年の8月から2000年の5月までのあいだに、アパートメントを借りるのに最初に必要となる一カ月分の家賃と敷金を貯めなければならなかったことになる。車の故障や病気で余計な出費がかさまなければ、800ドルから1000ドル貯めることはできたと思う。ただ、年中無休のあの体制を何ヶ月もつづけられたかどうか、あるいは、ハウスクリーニングの同僚を苦しめたのと同じような怪我をしなかったかどうか、それは自信がない。
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以上引用終了
著者自身は、車を所有したため安い家賃のアパートを探す事が出来たが、低所得者の殆どが車を持っておらず実際は、職場から、バスや自転車で通える範囲のトレーラーパーク(トレーラーハウスを賃貸してるアパート)や、モーテルに住まざるをえない。いつまでも搾取され続けいつまでも貧困から抜け出せない層の現実である。
定員350名のウォール・マート従業員募集に1万人が殺到。米国人6千万人が1日7ドル以下で生活
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