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証人尋問も終わり、最後の双方書面提出も全て終えました。
最後の書面では、被告歯科医は、自分は医者だから
自分の勝手な独断判断で(健全な歯でも)歯を削ることはある、できる。
などと医者の権利のようなことを相変わらず言っていました。
ここに、患者の意志もインフォームドコンセントもあったもんじゃありません。
ほんとに私の場合モルモットです。
これで悪くされお金も治療費としてとられてますから。
あの歯医者さんで、私と同じことされている人どれだけいるのだろう・・。
ま、さておき
私たち原告側は、意見書をかきますといって下さった歯医者さんの
意見書を(記録74)最後に出しました。
たくさんの歯医者さんが、こんなことあの歯医者が!!やってるなんてね、ひどいね。
と言って遺憾に思い様々な協力をしてくださいましたが、意見書となると
相手(被告)が有名な歯医者なので(しかも顎関節学会の元理事、だが今現在は
とっくに名前はない)歯医者の世界はまだ、しがらみのある古い世界だから
ちょっとな・・。という先生もいました。
それに、医療裁判では、意見書を書いてもらっても、被告歯科医より上の立場の
歯医者からの意見書でないと裁判では効力がないのです。
要するに、被告歯医者より地位や学歴、肩書、知名度が上でないと
裁判官は、聞く耳をもたないといった感じです。
被告歯医者は、マスコミにも一時派手に出て、女性雑誌にも
載ったこともあり、テレビにも出て知名度もあり、大学の講師をしていたり、
パフォーマンスが多いので、それ以上の歯医者となると
無理でした。が、派手にやってなくてもちゃんとした歯医者さんもいる。
そういった歯医者さんの強い正義感で書いて戴いたのを提出しました。
因みに、被告歯医者は、この意見書に対し、「こんな歯医者、自分は知らない
肩書がないだの、自分の方が上だ」だの・・相変わらずそんなことばかり
最後まで言ってました。呆れる。
その他、後医となっているI先生を始め、沢山の歯医者さんがついて下さり
沢山のお知恵、知識を頂き感謝しています。
そんなこんなで、2か月後に、判決がでる予定でしたが、
もう少し2か月かかると裁判所から連絡があり判決は年明けに変わり、
本当に日本の裁判の長さも感じました。
たまたま行ってしまった・・歯医者の定期検診でこのような被害にあってから、
被害後の治療期間も含めると、提訴し闘い、計4年の月日が経ってました。
4年と言っても、最初の1年半は提訴できる状態どころではなく、N歯科医にやられたことによる
ぐちゃぐちゃになった噛みあわせを元に戻す再生治療と
ひどい噛みあわせにされたことによる後遺症に襲われ、
提訴どころではありませんでした。のち、提訴してからは2年半の闘いです。
そして、、、やっと判決の日、
判決は「棄却」でした。
愕然としましたが、弁護士さんも私も、ここからが闘いだよ、
ここで終りにしたら、あの歯医者は、同じことを平気でやり続ける
反省もないだろう、そして、被害者も増える。
私はあの歯科医院の被害者代表でもある(つもりでいる)
ここで食い止めなければならない、
との思いでもちろん直ちに控訴しました。
この世に神がいるのか、いないのかはわかりませんが、
信じてる者にいるのであれば、神の力でしょうか・・・
控訴してからは、状況ががらりと変わり、I先生の知り合いでたまたま
患者さんとしてきている弁護士さんが、この事案を知り、
この事案が勝てないわけない!この歯医者とんでもない、絶対に許せない!
と奮起し、控訴は私にやらせて欲しい!と言って下さり、
思ってもいない出会い、素晴らしい剛腕弁護士さんが加わり、
控訴審に向け強い勢いで闘いが始まり、
これがのちに劇的に変わることにもなりました。
まずは、控訴して、受理されるかが通り道、難関でした。
高裁に控訴するのですが、控訴しても受理されるのは、2〜3割の確率というのが
厳しい現実で、この確率に入らなければ終わりなのです。
受理されなければ、闘いたくても闘えません。
逆にいえば、受理されれば、がらりと道が開けます。
今までの弁護士さんと加わった弁護士さん、後医の歯医者さん集まってくださった
歯医者チーム、医療ジャーナリストの方、などたくさんの方々が
控訴理由書にとりかかってくれました。
そこには、私の存在などはもう必要なく、今までの一審のすべての証拠、
流れ、で動きは進み、あとはもう、この方々の専門家がやってくれました。
問題や事件が大きく動き出す時って、こうして被害事案が自分から独り立ちして
公になっていき、事が動いていくものなんだなと感じました。
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