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サイドにも表示していますが、「EBMの手法による肺癌診療ガイドライン〈2005年版〉」が出版されました。2003年版からの2年ぶりの更新です。
肺癌診療ガイドラインは、2003年版においても、他の疾患に比べページ数も多くかなりしっかりと編集されていましたが、今回も科学的根拠に基づく充実した内容になっています。11月に千葉で開催された肺癌学会学術集会でも販売されていました。しかし、患者さん向けではないので、専門用語も含まれており解釈には少し勉強が必要です。
ところで主な改訂点ですが、患者さんの治療成績に大きく関係するところでは、Stage Ib-IIIaの完全切除例(手術で目に見えるがんは全て取りきれた患者さん)に対する化学療法(抗がん剤による治療)の位置づけがあります。
2003年版では、推奨グレードCで「患者さんに推奨するだけの根拠が明確でない」との表記でしたが、今回の2005年版では推奨グレードBで「患者さんに行うよう勧められる」という表記となりました。ちなみに、推奨グレードAとは、「行うよう強く薦められる」、推奨グレードDは「行わないよう勧められる」というものです。
2003年以降、この対象の患者さんに対する手術後の抗がん剤治療の有用性を検討する臨床試験の結果が複数報告され、それらの多くの報告が、手術単独の患者さんに比べ、再発までの期間を延長したり、全生存期間を延長したと報告されました。これには日本からの報告も含まれています。
実は、この推奨グレードに関しては、AにするかBにするかで、随分議論がなされたようです。もちろん海外のガイドラインにも一様に、この対象の患者さんに対する手術後の抗がん剤治療の追加は妥当であり勧められるという表記になっています。
したがって、今後はその施設や医師の経験や信念の違いはあれど(今までは実施していなかったかもしれませんが)、患者さんにはこの情報が伝えられ、患者さん自身が、そのベネフィット(有用性:再発・死亡リスクの軽減)とリスク(危険性:抗がん剤による有害な事象)を考慮され決定されるべき時代になったと思われます。
使用されるべき抗がん剤や治療法はいくつかありますが、これらについても各々の報告によりその成績、毒性のプロファイルの違いなどがありますので、医師からの説明を受け、患者さんが十分に吟味し決定されるものと思われます。
ところで、現時点の日本でのこの対象に対する手術後の抗がん剤治療の実施率(ガイドラインの遵守率)ですが、感覚的なものですが、十分とは言えないのが現状だろうと思います。都市部の大学病院や基幹病院でも実施していない施設は結構な数ではないかと思います。これが、患者さんに説明され実施されていないのであれば良いのですが、情報が伝えられず実施していない施設もあるのではと危惧されます。
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患者に適切な情報が与えられ、選択できるようになるといいですね。現実にはなかなか難しいだろうと思っています。
2005/12/15(木) 午後 6:52
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2007/12/19(水) 午後 6:17 [ Edgar ]