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民間療法について

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民間療法については、賛否両論あると思います。私自身は、がんに対する民間療法はニュートラルな立場で、コメントしていきたいと思います。
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 もう既に多くの人がご存知でしょう。薬事法違反で、健康食品「メシマコブ」、「アガリクス」に関する違法広告で数多くのこれらに関与した者が逮捕されました。これらの経緯と背景については12月号の「がんサポート」で特集「健康食品の真実」として紹介されています。

 ここでは、簡単にメシマコブ、アガリクスのがどのように販売され、今回の多くの逮捕者につながったかを紹介します。一連の手法は、史輝出版の瀬川氏が主導的な立場であったと言われています。実は、瀬川氏は起業を志す人にとっては有名で、成功者としての書籍も出版されていただけに何とも困ったものです。

(1)まず、健康食品(メシマコブ・アガリクス)を製造する会社と出版会社がコンビをくみます。
(2)出版会社は、その健康食品(メシマコブ・アガリクス)に関する書籍の企画をたてます。
(3)ライターがその健康食品(メシマコブ・アガリクス)に関する書籍を書きます。
(4)その書籍には薬事法違反のタイトルとオビが付けられます。
(5)その書籍の信頼性を高めるため医師のコメントや名前が入れられます。
(6)藁をもつかみたい患者さんは、その書籍を購入し(出版会社の利益)、その本の中には健康食品(メシマコブ・アガリクス)の購入先(コンビを組んだ製造する会社)が紹介されています。
(7)患者さんは、そこから健康食品(メシマコブ・アガリクス)を購入します。
(8)製造会社は、販売した健康食品(メシマコブ・アガリクス)の売り上げに応じ(その他も含め)、出版社にバックマージンを納めます。
(9)こうして、出版社と製造会社がぼろ儲けとなるわけです。

 私は、良いサービスや良い製品には、それなりの対価を支払うべきであり、それによってその企業が成長し利益をあげることについては全く否定しません。しかし、本件はもう立派な犯罪となりました。どうか、もう騙されないで下さい。捜査の中で以下が明らかになっています。上記の番号と一致させます。

(1)出版社・製造業者とも医療(がん)の専門家ではありません。ただのそこらのおじさんです。
(2)がん患者さんは、自分の命を守るために法外な経済的な負担も辞さない事を利用します。
(3)書籍中にあるライターによって書かれた事例、例えば「Xさん55才は、大腸がんの末期と診断されメシマコブを3ヶ月服用し、がんが消えました」というようなものは、全て捏造(ねつぞう)、架空のものであることを自供しています。
(4)「もうええ加減にせいよ」というようなタイトルが付けられます。本当であれば日本にがん患者はいなくなります。
(5)悪魔に魂を売ったともいうべき医師達は、内容も確認せず、加えてがんの専門家でもないにも関わらず、しかもその健康食品について何の知識もないまま、膨大な報酬と引き換えに名前を貸します。
(6)ちなみに様々なメシマコブ(濃縮/高濃度/エキスなどなど)がありますが、全て原料はほとんど同じで違いはありません。

 ご存知の通り、このビジネスが成功するとみるや、多くの出版社や製造会社がこの領域にタケノコのように参入し、いろんな会社がこの種の健康食品を今も売り続けています。もう一度言います。一刻も早く、多くのがんの患者さんに利益をもたらす治療法や薬剤の開発と出現が必要な現状ですが、だからといって皆さんの大事な大事なお金をこのような捏造(ねつぞう)により作り上げられた何の効果もない健康食品に費やし、騙されないで下さい。

 今、がんサポートの12月号には、皮肉な事に、この事件の主導的な立場にあった史輝出版の川瀬氏は、自らもがんとなり闘病中であると紹介されています。

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抗がん剤は効かない !!

 この記事では、本屋さん、あるいはネット上をにぎわす「抗がん剤は効かない」、「抗がん剤は毒」、「抗がん剤は死を早める」などなどについての書籍・情報についての個人的感想です。

 ところで出版業界、特に健康、特になかなか治りにくい病気においては、極端なタイトル、あるいは標準的な治療ではなく「本当ですか?』という内容の書籍の売り上げが良いという常識があるそうです。多くのがん患者さんの治療にあたる権威が執筆する、ごくごく当たり前の標準治療を紹介する書籍は採算がとれないそうです。

 今日も、本屋さんをのぞきました。私が特に気になるのは、医学博士と称する人が「◯◯でがんが治った !!」、「抗がん剤は毒です !! 」、「知っていますか抗がん剤の怖さ !! 」、『私は抗がん剤をやめて助かった !!」というような書籍が沢山ある事です。また、最近は医師自らががんになって抗がん剤治療を拒否し、◯◯に出会い今も元気にしていますというような書籍もありました。

 既に、私のブログで臨床試験に関する記事、EBMに関する記事をお読み頂いた方々は、このような書籍に対する「批判的吟味」をする目を持ち、まがいものであるかどうかはお分かり頂けると思います。

 少ない事例(例えば個人的な医師の経験や実例)を元に、すべてのがんの患者さんに普遍化できないことはお分かりだと思います。また、例えそれらの事例が複数例であったとしても、コントロール(何らかの対象の事で、ここでは標準的な抗がん剤でしょうか)との統計的な処理を施した無作為化比較試験の結果がなければ科学的根拠とは言えません。更に、気になる点は、すべて「がん」とひとくくりにしている事で、NCIのPDQに準じれば100以上のがん種があり、更にそれらは進行度(ステージ)、それぞれのがんでのリスクファクターの違いもあることなど、述べられていない点です。

 ある書籍の例を紹介しましょう。それは、ある医師(但し精神科)が、15年前大腸がんと診断され(5年生存率0%)、抗がん剤治療を拒否し、◯◯と出会い、今も元気に過ごしている事から、がんになっても抗がん剤治療を受ける必要はないという趣旨の書籍です。今は◯◯の普及とがん患者さんの相談に応じているとありました。

 一見、実際に医療に関わり医師が書いた本ですし、5年生存率0%で、◯◯をやった結果、今でも元気に過ごしている事から、抗がん剤をやらずに◯◯をやった方が良いと思ってしまいますよね。

 でも、ちょっと例を出し考えてみましょう。極端な例ですよ。あなたは今、初めて携帯電話を買おうとしています。そこへ携帯電話を販売している会社に勤めるおじさん(でもその会社の経理)が現れ、「あなたの為に本当の事いうけどね、あんなもんだめだよ。あんなにでかくちゃ持ち歩けないし、第一だれが携帯電話持ってんの?話す相手がいなきゃしょうがないでしょ。それにバッテリーももたないし、まだまだ値段も高いからね。だれかと話すんだったら家の電話でいいよ。なんならおじさんが安く契約できる固定電話の会社紹介しようか?』

 なんて事を言われたら、あなたは「???」ですよね。そうです、このおじさんは15年前から世の中の流れ(携帯電話の進歩)がStopしているんです。

 話を戻しましょう。15年前確かに大腸がんに対する有効な抗がん剤や投与方法はまだ確立されていませんでした(携帯電話も普及してませんでした)。今でも重要なレジメンとして使用されている5FUやロイコボリンといった薬剤位です。
 
 しかし、今はどうでしょう。その後、その5FUやロイコボリンの投与方法も研究され、更にイリノテカン、オキサリプラチン、未だ日本では未承認ですが、アバスチン、アービタックスという新規の抗がん剤が次々に登場し、今や大腸がんの抗がん剤治療の進歩は、固形がんではそのお手本となる領域となりました(携帯電話のここ15年の進歩は、目覚ましく今や小学生が持つ時代です)。

 もし私ががんになったら、いくら国家試験をパスした医師と言えども、恐らく精神科の医師には相談しないと思います。しかも、この15年の進歩について勉強していないのならなおさらです。今一番科学的根拠に基づく期待される治療を受けたいからです。もちろんそのリスクとベネフィットについては検討しますが(多分、携帯電話を買うあなたも、いくら携帯電話の会社に勤めていようが、経理のおじさんの話、しかも15年前の話をするおじさんの話は信用しませんよね)。

 極端な例を出しました。しかし、本屋さんに入って、ネットで検索して、なんらかの情報を目にした時、その内容を十分に吟味し果たして正しいのかどうか?これは普遍化できる、あるいは私にもあてはまるのかどうかを考えてみて下さい。理論的に考えるためには、これまでどのように薬剤や治療法が構築されてきたかを知っている事は大変重要です。

 あなたの大切な時間と労力を有意義に使って下さい。以上は、私の私見です。この情報も十分に吟味し判断して下さい。ご意見・ご助言はいつでも承ります。

 健康食品アガリクスをめぐる違法広告事件で、別のキノコのメシマコブも「がんに効く」とうたって書籍で広告したとして、警視庁生活環境課は16日までに、薬事法違反の疑いで健康食品販売会社「プレーン」(東京都)や、書籍を監修した医院(甲府市)の院長(69)宅など十数カ所を家宅捜索した。一連の事件で家宅捜索は3回目。

 調べでは、プレーン社は既に家宅捜索を受けたライブ出版(東京都)の役員らと共謀。2003年5月にライブ出版が発行した「水溶性メシマコブで末期がん早期消滅II」に連絡先を記したしおりをはさんで販売し、病気への効能を示して宣伝するなどした疑い。

 監修した院長は2000年、飲尿療法などを行ったとして、山梨社会保険事務局から保険医登録を取り消されている。

記事:共同通信社 提供:共同通信社 【2005年6月16日】

 もうこの種の報道を見るとうんざりという感じです。ほんとに、この人たちは何を考えているんだろうかと思います。恐らく、今後もこの世から、この種の人たちがいなくなることはないと思います。消費者の自己防衛が必要です。

 過去の記事を参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/try_2_live_4_u/1877377.html

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 がんに対するサメの軟骨についてのご質問を頂きましたので、私の知りうる範囲内でお答えします。しかし、まずは私自身の民間療法(代替医療)に対する基本的スタンスを書いた記事をお読み頂ければ幸いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/try_2_live_4_u/1877377.html

 前置きは以上にして、私自身はこの記事を民間療法の書庫(カテゴリー)にするのに違和感がありますが、この日本ではサメの軟骨はあくまでも食品ですから、この書庫(カテゴリー)に致します。

 その理由は、現在米国NCI:米国癌研究所サポートの元、無作為化比較試験が進行中であり、いわゆるその他の食品(民間療法)とは異なるものだからです。

 使用されている薬剤は開発番号AE941(Neovastat)というものです。試験のデザイン他詳細については以下のサイトで閲覧可能です。
http://www.cancer.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=67853&protocolsearchid=1623903&version=patient

 米国NCIが、その薬剤の最終評価である第III相試験まで実施するということは、それまでの予備試験でかなりの期待されるデータと、その物質自体の高い活性が確認された上でのことです。以前にも記事にしましたが臨床試験には膨大な予算(税金)が投入されるため、かなりの期待を持たれての決定だと思います。しかし、臨床試験の結果がネガティブ(その薬剤の効果なし)ということもあります。これは最近ではイレッサで報道されましたよね。

 そもそも、サメの軟骨がなぜ期待されているかというと、がんはその成長には血管を新生していく必要があり、これががん自体の増殖、他臓器への浸潤、転移を起こします。サメの軟骨は、血管の新生を強力にブロックすることが確認されています。したがって、これが人のがんの成長を止め、生存期間の延長や、増殖を遅らすことができるかどうかが検討されているという訳です。

 ですから、私見ではありますが、もし民間療法をどうしても試すのなら、このように期待がもたれ、実際にNCIもその効果を期待するサメの軟骨は、他の民間療法(健康食品)とは一線を画すものであると思っています。

 しかし、重要な事は、上記の臨床試験は未だ進行中であり結果がでていないこと(ネガティブな結果もあり得ます)、全ての患者さん・癌種が対象でないこと(上記試験は、非小細胞肺癌のステージ3が対象)、また単独の治療でないこと(上記試験は、標準的抗がん剤治療と放射線との併用です)、AE941と全く同じ成分のものは恐らく日本では購入できないこと、などなど、注意しなければならないことが沢山あります。

 最後にサメの軟骨は、日本では食品です(米国でもまだ医薬品として認可されていません)から、患者さんは、自由に購入し、服用することができます。しかし、まだ確固たるデータのない食品(民間療法)のカテゴリーであることに変わりはありません。NET検索するだけで、不適切であこぎな業者と思われる所も出てきます。これらの点には十分注意して、情報をよく吟味して下さい。
その効用が不明瞭な健康食品について、国立健 康・栄養研究所がその実験データ等をHPで配信公開すると報道されました。

 
「脂肪がつきにくい」健康食品だけ食べても脂 肪はつき、「血糖値の上昇を緩やかにする」食物繊維入りの飲料を空腹時に飲んでも効果は「?」。国立健康・栄養 研究所は30日までに、健康食品の中で一定の科学的根拠があると国が認めた「特定保健用食品」について、効果的な食べ方や実験データなどを製品ごとにまとめ、ホームページに掲載した。

 特定保健用食品は3月末現在、493品目が許可・認証されているが、店頭や商品は「血圧が高めの方に」「体脂肪が気になる方に」など簡単な表示だけのため、どういう作用が起こるのか専門家でも分かりにくいと指摘されていた。

 メーカーが用意したデータを同研究所が指導した上で掲載。商品名、写真、連絡先、1日の摂取目安量といった一般向けのほか、作用・効果の分析方法、動物・ヒト 実験結果といった専門的な内容も含み、184品目が閲覧可能だ。

 例えば、「血糖値が気になる方に」とうたう食 物繊維入りの清涼飲料水の場合、適切な飲み方は「食事の際に200ミリリットルを飲む」。人間や動物への実験は食 事と同時に飲んだときの結果しか明らかにしておらず、空腹時の効果は定かではない。糖尿病の疑いのある場合は医師に相談した上で飲むよう呼び掛けている。

 同研究所の梅垣敬三(うめがき・けいぞう)・ 健康影響評価研究室長は「食べ方によっては、無意味どころか体に悪い健康食品もある。消費者に適切な摂取方法を知ってもらい、医師や栄養士など専門家に は、薬との食べ合わせの是非を考える際などに参考にしてほしい」と話している。

 この報道の健康食品とは、いわゆる「健康食品」とは異なり、「特定保険用食品」が取り上げられています。この「特定保険用食品」もそうですが、一般の「健康食品」も「がん」に効くであるとか、特定の疾患に効果がある、というような表現はありません。これは、薬事法で禁じられていますから当然と言えば当然です。この「特定保険用食品」が、通常の「健康食品」と異なる点は、ヒトにおける研究・試験があり、その摂取量等が設定され、審査されているという点です。

 それでは、これに関連し、これまで民間療法の 記事でも取り上げた、がんに効果があるとされている健康食品いついて、もう一度考えてみたいと思います。健康食品の健康食品たる由縁は、いわゆる医薬品に定められた厳密なルールに基づく臨床試験の結果がないということです。したがって、健康食品の○○が「がん」に効くというのは、あくまでも基礎実験や、試 験管内での実験での効果があるかもしれないという域を出ないというのが現状です。しかも通常これらの基礎実験や試験管内の実験は、通常の服用ではとても取れない量(濃度)で試されているのがほとんどです。

 上記の指摘に対し、こう反論する人がいるか もしれません。すなわち、ただ臨床試験の結果がないだけで、もし臨床試験を実施すれば、「がん」に効果を有するいわゆる健康食品があるかもしれないとの指 摘です。これはある意味であたっています。臨床試験の結果がないというだけで、全ての健康食品を否定はできないのも事実です。

 しかし、以下の点でその可能性は限りなく低 いことが予想されます。というのは、米国FDAの傘下にあるNCI(米国がん研究所)には、地球上に存在するあり とあらゆる物質(植物由来のもの、海洋生物由来、土壌由来などなど)、想定できる物質の何千・何万と、「がん」に有効と考えられるものをスクリーニングに かけています。これはNCIだけでなく、今存在する何千という医薬品企業も同様の努力を継続しています。今、世にある医薬品としての抗がん剤は、すべてが このような努力の元に開発されたものです。

 現在、FDAが認可する医療用医薬品は一年間に20にも満たず、抗癌剤はその中の2つか3つというのが現状です。また、その開発に は何百億円もの投資がなされます。このように、全人類の英知の集大成ともいうべき効果が期待される物質の発見や、医薬品に向けての開発が、日本の一(いち)民間企業や個人で開発できるものではなく、ましてやこれらが大手を振って「がん」に効きますとは、法的にも、倫理的にも言えないのが実際のところだと 思います。

 何度も申し上げますが、これは今存在する健康食品すべての「がん」に対する効果の可能性を否定するものではなく、可能性はかなり低いとの思われるということです。このような現状の中(法的にも、倫理的にも、健康食品をがんの治療のため勧めることが好ましくない)で、いろいろなブログを見ていると、「抗がん剤治療は危険であるので、やめるべきだ」、あるいは「抗がん剤治療をやめて、○○という健康食品に切り替えるべき」などのコメントもあり、これについては、私見ではありますが大変無責任であると言わざるを得ないと思います。

 私自身は、抗がん剤の様々な臨床データを見ると、ある種のがんの患者さんやご家族が、現状の抗がん剤の治療成績ではとても満足できないというのも十分理解しています。また逆に、癌種によってはどうしても抗がん剤治療を受けなければならないという疾患もあるということも理解しています。重要な事は、いわゆる医療用医薬品(抗がん剤も)には、定められた ルールに基づく方法で実施された臨床試験の結果、どのような対象(どの臓器の癌で、どのような進行期で、どのような全身状態などなど)の、どの程度(○%)の患者さんに効果(いわゆる腫瘍が縮小するとの観点)を有し、どのような種類の副作用(悪心・嘔吐など)が、どの程度の (○%)患者さんに発現するかのデータがあるということで、そのデータは我々が望めば情報を入手でき、自分がこの治療を受けるべきか、受けないかを、リス クとベネフィットの天秤にかけ、更にそれはコストに見合うかの検討を加えて、決定できるということです。

 残念ながら、いわゆる健康食品(民間療法)には、これらの点が欠落していることから、先にあげたように、何人も○○という健康食品が「がん」に有効であると言えないということです。しかしながら、私は以前の記事にも書きましたが、健康食品(民間療法)にはニュートラルでいたいというのがスタンスです。これは、先にも述べたように、可能性は低いものの、ただ臨床試験の結果がないだけという可能性が否定できないことや、抗がん剤治療の限界を見て、今後考慮されるオプションがないという場合は、患者さん やそのご家族が、健康食品(民間療法)に一縷の望みをかけるというのは十分に理解できるからです。

 では欧米においてはどうかというと、やはりある種の調査によると、患者さんは民間療法に日本人と同じように期待を持ち、実際にこれらを試みているという現状もあります。ただし、少し違う点は、これらの民間療法も科学的に評価しようというスタンスは持っているということで、記憶が定かでなく、この点は又調べますが、以前肺癌(非小細胞肺癌)に対する抗 癌剤治療と、その抗癌剤治療にサメの軟骨の成分を加えた治療の無作為化比較試験があったように記憶しています。残念ながら、その結果は現時点で私は知りま せん。

 更に、標準的あるいは考慮され得る抗がん剤治 療が無くなった患者さん、あるいは抗がん剤治療を拒否した患者さんなども、いわゆる民間療法を試み、これは米国ではAlternative Medicine(オルタナティブメディシン)、代替医療と言われています。この代替医療についても、正確な評価が必要との観点から、国家レベルでの研究 が進んでいると聞いています。ただし、この領域については、私自身も十分な知識がありませんので、ここまでの記述にとどめておきます。

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