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抗がん剤治療・がん治療の話題に限らないテーマについてアップしていきたいと思いますが、がん治療・抗がん剤治療に関する記事を優先しちゃってます。
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病気の詩

 これはがんサポート7月号の、シリーズがんと生きる(小児科医:田村明彦さん)の中にあった田村さんおすすめの詩です。

 とても勇気付けられる詩です。晴佐久昌英さんの詩です。引用させて頂きます。

「病気になったら」
病気になったら、必ず治ると信じよう
原因がわからず長引いたとしても
治療法がなく悪化としても
現代科学では治らないと言われたとしても
あきらめずに道をさがし続けよう
奇跡的に回復した人はいくらでもいる
できるかぎりのことをして、信じて待とう
またとないチャンスをもらったのだ
信じて待つよろこびを生きるチャンスを

 いろんなHPでも、ブログでも、勇敢に希望をもって、自然体で闘っている方々が沢山おられます。

 ちょっと長いタイトルでごめんなさい。言わんとしていることは、患者さん向けの雑誌や、病院・医師のHPなどに紹介されているがんの治療法の紹介の記事やコメントに関して、私の思う事です。

 ちょうど、先の記事でがんサポートという雑誌について紹介しました。この雑誌は、雑誌中にもあるようにエビデンス(科学的根拠に基づいた治療)を重視した誌面作りになっていて、私自信はその編集方針には大きく賛同しています。また、記事を提供している医師も、その領域ではオピニオンリーダーと呼ばれる医師達で、記事の中身は信頼性の高いものと思います。

 しかし、ちょっと?という部分があったのも事実です。というのは、記事の中身、例えば「今年のASCOで○○癌で、○○という治療法が大きな話題となり、これはまさに標準療法となりました」。あるいは、患者さんの質問コーナーへの回答で、「○○がんのこの進行度の患者さんには、○○という治療が標準的治療であると言われています」などとの回答があります。

 普通に読めばですよ(私が普通でなければごめんなさい)、その記事を執筆している、あるいは回答している医師は、その治療は自分の施設でも、自分自身でも、日常的にやっていると思いますよね?でも、違うんですよね。これは、私が知っているケースだけかもしれません。でも、確実に記事や回答と、自身が日常的にやっている治療が違うというケースがありました。

 また、ホームページにも同様のケースがありました。そこには乳がんの術後の補助化学療法についての最新の進歩と、米国での標準治療(これを提供する施設は増えてきました)がある医師により紹介されていましたが、私が知る限りその施設・その医師は、確実にその治療を提供していないことを知っています。これは、結構患者さんにも有名ながんのHPなので、少し驚いてしまいました。

 更に、悪質なケースは、同様にあるがんの最新治療の紹介と、患者さんの質問に対するネット上での回答に、「そのケースでは、○○が標準治療でもっとも期待できるものと思われます」と回答していましたが、その医師も実際にはその治療を実施していません。

 これをもってすべてを普遍化するのは危険ですし、そうではないケースがほとんどだとは思うのですが、こういうこともあるという事は頭の片隅に入れておきた方がよいかも知れません。また、もしそのような施設や医師にかかるのであれば、雑誌のコピーや、HPのプリントアウトを用意しておくのも良いかもしれません。

 私の感じ方が普通でないのなら申し訳ないのですが、言行一致という言葉が頭をよぎります。

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イエローリストバンド

イメージ 1

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 精巣(睾丸)のがんから生還し、ツール・ド・フランスの6連覇の偉業を成し遂げたランス・アームストロングについての記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/try_2_live_4_u/3450512.html

 その記事に対し、lllx_raspberry_xlll さんから、イエローリストバンドについてコメント頂きました。私自身も、是非これについては紹介したいと思っていました。

 これは、黄色のゴム製の「Live Strong」と書かれたリストバンドです(添付画像を参照下さい)。これは、一つ1ドルで、ランス・アームストロングの公式HPで、10個単位から購入できます。米国では、有名人もこのリストバンドをつけて、テレビ出演するなど、ちょっとしたブームとなり、がん検診・治療・臨床試験などなどの啓蒙に大いに貢献しています。なんと今までに4,700万個(5億円程度)も購入されており、一時は品薄状態となり、プレミアムもつく程でした。

 今も私の右手に、このリストバンドが輝いています。「Live Strong」。

try_2_live_4_uの由来

 今日は、一日中あまりにもブログの接続状況が悪いので、いらいらしていたので、ちょっと趣向の異なる記事にします。私のハンドルネームの由来を紹介します。実は、もっと別のハンドルネームにした かったのですけど、さすがにYAHOOさんでは、思いつくほとんどのものは、既に登録済みで、やむなくというか、このブログに関連するものにしようと決めたのがtry_2_live_4_uです。

 本当は、「try to live for you」にしたかったのですけど、これは長すぎてだめなので、よくアメリカ人がメイルなんかで使うtoを2(two)にして、forを4(four)にしました。いつもご訪問頂いている方々はお気づきの方もいらしたと思います。

 これは直訳すると、「I (we) try to live for you.」とは、もうお分かりの通り「私(私たち)は、あなたのために生きようと、生きようと努力します」です。これは、抗がん剤のブログを立ち上げてはいますが、がんと闘う上で、患者さんのこの気持ちというのはとても大事だと思うのです。もちろん、これは確かな情報と、確かな治療に立脚した上での事で、私はこの点で少しでも自分の経験や知識が少しでも役に立てばと思っています。

 実は、これには理由があります。私の義父は もう20年近く前になりますが、大腸がんで亡くなりました。義父が大腸がんと診断された時、今の家内とは、既に交 際してから6年もの月日が経っていました。私の当時のがんに対する浅はかな知識でも「大腸にがんがあり、狭窄を起こしていて、既に肝臓にも複数の転移があるらしいけど、お父さん大丈夫かな?」という問いに、これはただ事ではないなと思いました。

 肝臓に転移があるということはステージ4で、手術は大腸の狭窄を改善する目的だけで、もちろん肝臓には手をつけることはできず、その当時の治療法ではこれが精一杯であり、家族は恐らくもって半年との宣告を受けました。

 私は、これで結婚を決めました。家内や家内の家族は、手術後狭窄が取れた義父は一時的にとても元気になった事もあり、あと半年という言葉を信じることはできないものの、まだ社会人になって間もない私のプロポーズに、義父始め快くOKを出してくれました。

 私と家内の目標は、お父さんに家内の花嫁姿を見せることになりました。しかし、私も家内も仕事をしていたために、スケジュールの調整や、結婚式場の手配など、とても半年先とまではいかず、結局診断さ れてから1年先に披露宴を行うこととなりました。

 この間、義父は手術後に元気を取り戻し退院し、更に肝臓の転移に対するアドリアマイシンの治療を受け、一時的に元気になり、家内や家内の家族はがんが確実に治る方向にあると思い込んでいました。しかし、現実はそう甘くはなく、披露宴を3ヶ月後に控えた時期に、大きく体調を崩し再入院となりました。

 ここから、私は本当に「人は誰かのために生き る事ができるんだ」と強く感じるようになりました。再入院後は、医師ががんに対してできることは何もなく、毎日痩せ細り、意識も朦朧とする日々が続いていましたが、いつも付き添いの義母に「○○ちゃんの結婚式は、もうすぐだから、そろそろ歩く練習をしないとな」、「○○ちゃんの子供は女の子だよ」などと言っていたそうです。もちろんとても歩ける状態ではありませんでした。

 結局、義父は披露宴に出ることはできませんでした。披露宴の様子は、私の友人がその全てを録画していました。私たちは新婚旅行を取りやめ、翌日すぐに義父の病室にビデオとテレビを持ち込み、私達の披 露宴の様子を見て貰いました。その時点では、もう義父は自分からあまりしゃべることもできず、意識がある時間の方が少ない状況でしたが、ビデオが流れる間 はずっと画面を直視し、ビデオが終わったとたんに「良かった、良かった」と言って目を閉じました。

 義父の訃報を聞くのは、それから1週間と立たない冬の日でした。家内は、悲しみに打ちひしがれる中体調を崩し、病院を受診したところ、義父が亡くなった病院で妊娠を告げられました。10ヶ月後、義父が言っていたように女の子が産まれました。

 私は現実主義ではありますが、自分のためだけでなく、愛する誰かのために生きようとすることができるのだと思いました。義父は、愛する娘のために、愛する娘の花嫁姿を見たいために生きることができたのだと思っています。

 これが、私とがんと闘う人との関わりの始まりでした。実はこの時に、その当時のがん治療の歪を感じ今に至っています。医師からの十分な説明はなく、家族からの質問には横柄な態度で答えられ、家族は病 院の治療に不信感を持ち、民間医療(多分、義母は相当のお金をこれに投じました)に走りました。再入院後は、痛みを訴える義父に十分な疼痛緩和がなされ ず、最後は口からでる言葉は「痛い、痛い。」だけでした。更に、義父には告知がなされておらず(これは家族の希望でした)、「なんで、治らないんだ」という気持ちが最期までありました。

 人の人生観はいろいろです。しかし、私は愛する人のためには、少しでも長く時間を共にしていたいと思います。そして、それも後悔したくない時間を共にしたいと思います。もし、それが病気と闘ってできることなら、たった一度の人生ですから、現在考えうる最良の治療を受けて最高の結果を得たいと思います。そして、同じように感じる人には、是非そうあって欲しいとも思います。

 この話を思い出すたびに、時に自堕落な自分の生活を恥じ、家内に申し訳なく思います。家内や娘を大事にしないといけないなと思うんです。(実際は、今日も家内と娘に怒られました)。

 ようこそ。このブログは、癌治療(抗がん剤)に関するもので、ちょっとマニアックですが、癌治療における日本の現状や問題点を取り扱っています。

 やっと記事も20本を越えました。患者さんや医療従事者の方にもご訪問頂き、コメント頂いています。医療従事者にとっては、患者さんの生のコメントを聞ける場所にもなると思います。

 実際に治療に携わる医療従事者の生の声や、現場の問題点などもコメント頂ければ幸いです。また、本ブログの記事に対するご意見も是非よろしくお願いします。

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