懐かしい人々

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團十郎さんの事

十二代市川團十郎さんが亡くなられました。
以前から危ないと聞いていましたが、新歌舞伎座完成までもってくれればと願っていましたのに。
 
海老蔵襲名直後から舞台を観ていましたが、お目当てではなかったのです。
姿、顔はいいけれど彼の声がくぐもってしまって華がなかった。
幸四郎、吉右衛門、孝夫、玉三郎という豪華なメンバーがいましたので、別に気にならなかった。
 
声が悪かった彼も鍛錬を重ねてとても良くなったと実感させてくれた時期もありました。
努力の人でした。
ところが、あの白血病によりまた元へ戻ってしまい、酷い宿命を悲しみました。
 
久しく観ていなかったのですが、今年の正月TVで徳川慶喜の都落ちの場面を観ました。
共演の市川中車の声とセリフ回しに「これはダメ、歌舞伎ではない」とがっかりした後、
團十郎演じる慶喜の朗々たるセリフの素晴らしに感動しました。音量、リズム、醸し出す雰囲気
やはりお稽古した時の長さと質を如実に物語っていました。
 
海老蔵さん、大人になってね。
合掌
 
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作家の北杜夫氏が亡くなられました。
84歳、腸閉塞。慎んでお悔やみ申し上げます。
新聞には北さん所縁の方々の弔辞が掲載されています。
 
最初に読んだのが「どくとるマンボウ青春記」でした。母が購入していた婦人公論で読んでいましたから、
おかしくて毎号楽しみでした。佐々木さんのカットもユーモア溢れる内容にピッタリでした。
洒脱なマンボウシリーズとは打って変わり「楡家の人びと」の内容の重厚さに、ページは進まず、投げ出したくなるような圧迫感まで感じたものです。特に伯父さんの人物描写に北さんの並々ならぬ決意が読み取れました。
 
個人的なつながりはありませんが、私の周りで深い関係をもつ方々がいてエピソードを伺っていました。
近頃は長女の由香さんも週刊新潮で毎号エッセイを連載しています。その中からパパの近況がもれ伝わっていましたので、まだまだお元気で活躍されるものと安心していました。
画像は北氏が学生時代を過ごした旧制松本高校です。
 
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重要文化財に指定されている講堂とその内部       しばしば演奏会などで利用されます。
 
おまけ、松高のシンボルであるヒマラヤ杉、杉でありながら松科なのです。したがってマツボックリがあります。
特大のです。キムタクが10倍大きく写るニコンの威力をごらんください。
 
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左が7月  右は10月  緑から茶色に変化しています。
 
昨年図書館で「青春記」を借りて読みました。何十年か経つと読み方、感じ方も変わって来ます。
最初に読んだあのころとは違う感慨に捉われたものです。
そんなわけで不消化だった「夜と霧の隅で」なども再読したい思いに駆られています。

懐かしい人々

9月も終わりますが、今月は懐かしい方々が逝去されました。
まず、俳優の竹脇無我さん。67歳脳疾患でほぼ即死です。(彼は8月でした。訂正いたします)
TBSの石井ふく子さんのドラマで活躍されていましたが、私は時代劇でお馴染でした。
NHKの大河ドラマの「元禄太平記」の柳沢兵庫役が印象的でした。主人公は石坂浩二演じる
伯父の柳沢吉保、御存じ綱吉のお側用人、平たくいえば悪役です。石坂さんはこういう悪人がピッタリ
良く似合います。声もいいし、本人の我儘な性格に合ってます。我儘であることは関係者から直接聞いて
知ってます。だから水戸黄門なんてミスキャストもいいとこです。
 
横道へ行ってしまったけど、吉保の架空の甥の兵庫はアウトロー。ニヒルな影を漂わせながら、赤穂浪士の
討ち入りに加担してしまうのでした。そしてその彼に絡む美女のおときさんが三林京子さん。私この人好きですね。
文楽の人形遣いの故桐竹勘十郎さんのお嬢様、さっぱりした気性と艶やかな美貌、初舞台「女橋」(だったと記憶してます)を芸術座で見てチェックしてました。
紆余曲折を経て結ばれますが彼女は吉良宅へ。妾になって吉良邸の見取り図を手に入れ仇討の手助けをして、
三善英史演じる吉良の家来に殺されるのです。彼女の亡きがらをみつけた兵庫は墓前に両刀をたむけ武士を捨てます。おときさんの心を知りながら煮え切らない兵庫にやきもきしたものです。
 
「大岡越前」も見ていました。加藤剛さんも好きな俳優です。TBSの裏玄関でカーキ色のトレンチコートをお召しの
加藤さんをお見受けしました。あのころは携帯がなかったので公衆電話でお話していましたが、思いなしか、背は高くなかったです。竹脇さんは親友の伊織さん役で緩やかないい役でしたね。
 
竹脇さんは亡くなる一週間前長野県の南部の箕輪町という所で公演されました。うつ病についてがメインでしたが、御自分の女性関係についても赤裸々に語られたとか、根本律子さんも愛人だったとは知らなかった。以上週刊新潮の情報です。
 
竹脇無我のお父さんはNHKアナウンサーだった竹脇昌作氏、映画ニュースの名調子が有名ですが、
「海ゆかばのすべて」というCDにその名調子が残っています。「軍神特別攻撃隊」という題で収録されています。
軍神の一人嶋田海軍大臣の弔辞の一部が収録されていて、無我さんとは違う高めの声が時代の緊迫感をよく表現しています。
 
もう一人が山内賢さん。がんだったのですね。和泉雅子さんとのコンビで日活の青春映画のスターの一人として
活躍していました。映画は見たことないのですが、年上のお姉さんたちに人気がありました。67歳でした。
 
そして何といっても
五十嵐喜芳氏。日本オペラ界の重鎮。学生時代からの伝説的なテナーの美声はナマで拝聴しています。
オペラではなく、全国各地で労音の公演出演して歌曲を認知させる活動をされていました。
オーソレミオ、カタリ、フニクリフニクラ、勿忘草などのイタリア歌曲やこの道などの山田耕作作品など
美しく伸びやかなテノールで楽しませてくれました。神戸生まれのおしゃれさんでした。
 
彼はイタリアに留学してましたから、スパゲティーの作り方まで曲の合間に教えてくれたのです。お話も上手で聴き惚れました。いまでも覚えているのが、胡椒のことで、カリカリ挽く胡椒を使うように、ラーメンの胡椒ではダメですよということです。
 
本職のオペラは見たことがなくて申し訳ないのですが、ニューイヤーコンサートはかかさず聞いていました。
とくにビゼーの歌劇「真珠採り」の耳に残るは君の歌声  は弱音で歌い上げる難しい歌い方をされていました。
本人も難しいですとおっしゃっていたのが印象的です。
好きなお寿司と、適度のお酒を召し上がって床にはいり、急性心筋梗塞で急逝されたとのことです。
 
懐かしい方々のご冥福をお祈りいたします。
 
イメージ 1だいぶお年を召されてからの画像ですね。
 
背が高くて姿勢がよくダンディでした。
 
ああいうテノールはなかなか日本人ではないのでは
 
ないでしょうか。
 
 
朝刊の死亡記事欄に漫画家の和田慎二さんがベタ記事で載っていました。
虚血性心疾患とありましたが、心筋梗塞とか心不全でしょうか。61歳とは、手塚治虫先生と同じでしょうか。
むかーしから知っていましたし、作品を読んでいましたからもっと年配だと思い込んでいました。
「スケバン刑事」「超少女明日香」「ピグマリオ」「銀の髪の亜里沙」「怪盗アマリリス」「少女鮫」
 
少女鮫で白泉社と関係が決裂し版権をメディアファクトリーへ全部移す事件があり驚きました。
それ以来和田さんの作品に接する機会がなくなってしまいましたが、コミックはかなり持っていますね。
 
好きなのは明日香、ちんちくりんのスクール水着の明日香が可愛いです。あの二人はどうなったのかしら?
 
ピグマリオのクルトは健気だし、精霊のオリエのひたむきなクルトへの愛がいじらしいです。
この作品はギリシャ神話が土台になっているかもしれませんが、単なる善、悪の戦いではなく
悪の側の者に背負わされた運命と悲しみまでが細やかに描かれ壮大なロマンに仕立てられています。
登場人物全ていきいきとして和田さんの力量を窺うことができます。
 
あの池田理代子さんが出版社に原稿を持ち込んだところ、編集さんがこの作品を見て勉強しなさいと
指導してくれたそうです。それは和田さんの作品でとても丁寧に描かれていて、うぬぼれていた自分が
恥ずかしくなったと述懐しています。和田さんはスクリーントーンを使用せず書き込んでおられましたね。
職人さんでもありました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
物置きの棚からケースを出し明日香に登場してもらいました。
上が白泉社版、下がメディアファクトリー版です。
ピグマリオが何故ないかというと漫画専門の貸本屋さんがありそこで借りていました、しかし、閉店してしまったのでやむなく購入しています。この頃ツタヤで貸出する店舗ができたので助かります。
 
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