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以前に触れた「ETERNAレコードのオトナ買い」、その88枚の中に含まれていたのが、
ロルフ・クライネルト指揮ベルリン放送響による1枚でした。ロルフ・クライネルト? そんな指揮者、知らないなあ。ところが針を落としてみると、これが素晴らしい演奏 なのです。ルトスワフスキとエルガーを収めたレコードです。 調べてみるとこの人、アーベントロートの後を継いでベルリン放送響の首席指揮 者となったものの任期中に急逝、その後任が私の大好きなハインツ・レーグナー だったのでした。では、と思って、1984年のレーグナー指揮ベルリン放送響来日公 演の冊子を見ると、ちゃんとそう書いてあるではないですか。クライネルトの写真も 一枚掲載されています。つまり、目に触れたことがなかったわけではないのですね。 さて、ルトスワススキとエルガーですが、大づかみに言えば「ドイツ的な」演奏である と思います。かたやポーランド、かたやイギリスの作曲家の曲ですから、ドイツ的 というのがふさわしいのか分からないのですけど、どちらかといえば「楷書的」であ りしっかりした構造と充実した響きで表現する方向性ですね。アーベントロートの 遺産はドイツ・オーストリア系に集中していますが、クライネルトのレパートリーは、 放送オケの指揮者らしく幅広いのかなと思います(その点、レーグナーと共通項が あるかも)。ただ、リリースされたレコードは多くないようで、その全貌はうかがい知る ことはできません。 ネットで探してみたところ、PHILIPSから出ていたショスタコーヴィッチ「第6」を入手す ることができました。UNIVERSOシリーズの1枚で、ドゥリアン師の「第12」と型番が接 近しているのにビックリ。ともにレコードの少ないこの二人、東欧にベースしていた という共通点もあり、さらなる「苦難の道」が訪れそうな予感…。 |

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