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久しぶりに、MMカートリッジRoksan CORUSに付け替えて、レコードを聴いて
います。あらためて、音楽を楽しく聴かせてくれる、良いカートリッジだなあ。
DGGのムラヴィンスキー指揮チャイコフスキー「第5」が、豊かなホールトーン
とつややかな弦の響きで、細部までいききして聴こえてきます。この録音は、
高校生の頃に初めて聴いたものですけど、当時は強奏がガサガサした印象
をもっていました。やはり、再生装置のクオリティは重要。全曲を通して聴き、
深い感銘を受けた休日でした。
ところでカートリッジを替えるということは、それに調整作業がつきまとうもの
です。特に針圧調整は面倒なもののひとつですよね。今回はそれを、針圧
計を使わず、まったく聴感のみを頼りに行いました。数枚のレコードを聴きな
がらアーム高さ、針圧を少しずつ追い込んでゆきます。「このくらいでよいだ
ろう」と思ったところで初めて、針圧計で測定してみました。
我が家では、回転シェルのスタビライザとしてブラシが付いています。そのた
め、トータルの針圧がスタイラスとブラシにどのくらいの配分になっているか
は、実のところ不明です。でもCORUS MMの場合、両者が針圧計に乗った
ときに4グラム程度を「目安」と考えています。
さて実測してみたところ、なんと4.25グラムでした!これには我ながらビック
リ。やはり針圧計など必要ないのです。考えてみたらこれは「良い音で聴く」
ための装置。それならば、良い音のするようにセットアップすればよいわけで、
実測値がいくらかなんてどうでもよい(精神衛生的には大切ですが)ことなん
ですね。バカ高い装置にも、ムチャ太いケーブルにも、そして針圧計にすら
頼らなくなって、本当に音質本位のオーディオライフとなりつつあります。
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