ぱたのアナログな世界

アナログオーディオとLPについての雑感ページです。

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レーグナーのブルックナー交響曲録音は結局、第4〜第9の6曲のみとなって
しまったわけですが、それらすべてをようやくETERNAオリジナル盤で揃え
ることができました(ただし「第8」は以前に論じたとおり、なぜかスイトナーの
録音が刻まれている)。最後まで入手に難儀したのが、「第5です。これはeBay
でもなかなか出てきません。半年くらい前に出品があったときには、「これくら
いで入札すれば絶対に落とせるだろう」と思っていた金額をも上回られて
まい、この盤の入手の難しさを痛感したものです。
 
最近になって第4」「第5」「第7」「第8」まとめて、という出品があり、それを
落札することができたのです(上記の「第5」単品の最終価格より低い落札額
であったのは、ラッキー)。「第4」も「第7」も愛聴の録音ですし、「第8」にはひょっ
としたら「ホンモノのレーグナー録音?」という期待もありましたから、うれしい
セットということになります(でも「第8」は、やはりスイトナーでした)。それが届
き、「第5」にとても感銘を受けたので、改めてレーグナーのブルックナー録音
について考えているところです。
 
ちなみに今回の4点はすべて同じところを出処としている様子。どの盤にも1面
「Musikbibliothek Frankfurt (Oder)」とのスタンプがあります。つまり、ブラン
デンブルグ州の都市フランクフルト(オーダー)にある音楽図書館からのお下
がりですね(「廃棄」って表現しちゃうと、気持ちが複雑)。ドイツの音楽図書
館がどのようなシステムかよく分かりませんが、レコードは図書館備え付けの
装置で試聴するようになっているんじゃないのかな?というのは、盤の表面は
それなりにすれ跡があったり、ところどころプチパチも聴こえるものの、音溝の
痛みは軽微なようだからです。これは、いろいろなユーザ宅のバラエティに富
んだ装置を遍歴したというよりは、よく調整された図書館のターンテーブル上
にとどまっていた来歴を示しているのだと思います。再生後に針先にこびりつ
くものもありません(変なスプレーなどを使われていない証拠ですね)。
 
 当然、最初に聴くのは「第5」。これはいわゆる快速のレーグナー調が色濃く
現れた例として知られる録音なのですが、それが嫌味ではなく聴いていて実に
気持ち良い。日本の徳間から発売された同録音を最初に聴いたときは、残響
は豊富なものの音にがさつき気味の部分も感じられ(まあ、再生装置の実力
不足もあったでしょうが)、それが快速テンポの演奏を血色の悪いものとしてい
た記憶があります。ETERNA盤の実に素直な音は、この演奏をもまた素直に
愉しませてくれる、そんな感じなのです。
 
とりあえず盤を磨かずに聴いたわけですが、これらをきちんと磨き、そしてディ
スクフラッターをかけて、最高のコンディションでまたレーグナーの独特の魅力
あるブルックナーを満喫してみたい思います。
 

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ぱたちゃん
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