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【塩名田の五輪塔】
所在地: 佐久市塩名田
塩名田宿の南丘陵にある塩名田区共同墓地の一角に、大小25基ほどの五輪塔が安置されている。
もともとこの地にあったものではなく、明治6年(1873)、廃寺となった長寿寺境内にあったものが移設されたものである。
『塩名田村誌』によれば、「京極山長寿寺廃址 境内官有地、東西十七間、南北二十間三尺面積一反一畝十八歩真言宗京都府下六波羅普門院の末派なり。村の南裏にあり。創立年月不詳。中興開山僧什英。除地高六石一斗四升。維新の際上知す。無檀無住によりて、明治六年廃寺、学校となる。里老伝曰、文治中、佐藤長寿丸なる者、奥州より来り此処に歿す。里人其為一寺を創建して、長寿寺と号し、其墓とて高五尺余の大五輪一基あり、其他五輪石塁々たり。」とある。
これを信じれば、大五輪塔の一基は、文治年間(1185〜1189)、奥州から塩名田にやってきた佐藤長寿丸なる人物の墓ということになる。
佐藤長寿丸なる人物も、長寿寺についてもこれ以上の史料は見られないことから、これ以上のことは???
しかし、近くには海戸田(おそらくは豪族などの屋敷地に関する字名である垣内が変じたものであろう)という地名があることから、中世にこの地の豪族に関する五輪塔と考えて良いと思われる。
(参考資料)
佐久市の文化財 佐久市教育委員会
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