日本史跡研究会 日々の徒然・改(埋もれた歴史を訪ねて)

全国各地の埋もれた史跡をご紹介致します。また、研究会活動についてもご紹介しております。

東京都の神社仏閣

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  【西新井大師】

    所在地: 足立区西新井1−15−1


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 正式には、五智山 遍照院 総持寺。

 関東三大師の一つであり、真言宗豊山派の古刹である。

 関東八十八箇所特別霊場。関東三十六不動第26番札所。


 寺伝によれば、天長3年(826)、弘法大師空海が関東巡錫の途中、西新井の地で観音菩薩の霊託を聞き、本尊の十一面観世音菩薩を彫り、寺院を建立したのが始まりとされる。

 江戸時代に再建された本堂は、昭和41年(1966)、火災によって焼失したが、昭和46年(1971)、再建されている。

 
 境内には、弘法大師空海ゆかりの加持水の井戸、三匝堂(都内に残る栄螺堂として知られる)など見どころは多いのだが、訪問時は縁日が行われており、境内の散策には不向きであった


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 この「西新井大師」御朱印が結果として平成最後の御朱印となった。

 
 (参考資料)
  現地配布パンフレット
  

  【白山神社】

   所在地: 文京区白山5−31−26


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 天暦2年(948)、加賀国白山権現から勧請を受けて、武蔵国豊島郡本郷元町(現在の本郷一丁目)に創建された。

 建武4年(1338)、足利尊氏によって国家平安御祈願所に命じられていることから、この頃には東国で名の知られた神社であったと思われる。

 元和年間(1615〜1624)、徳川二代将軍・徳川秀忠の命で巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移されたが、明暦元年(1655)、巣鴨原に上州舘林藩主・徳川綱吉の屋敷が造営されることとなり、現在地に鎮座することとなった。

 そうした縁で徳川綱吉とその母・桂昌院の厚い崇敬を受け、以降歴代徳川将軍にも信仰されることとなった。

 元禄16年(1703)、火災によって類焼するが、宝永元年(1704)、仮殿手当として金500両・桧5000挺の寄付を受けて再建された。

 しかし、享保3年(1719)、再び火災によって焼失すると、以後数十年は本殿のみ建立と古記録には記されている。

 明治初期には准勅祭社に指定されている。


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 明治43年(1910)、神社近くの宮崎滔天宅に寄寓していた孫文は、滔天とともに境内の石に腰かけて中国の将来と革命について語り合ったと伝わっている。


 東洋大学在学中、程近くにある神社にもかかわらず訪れたことはなかったのだが、東京散策の際に初めて訪れてみた。
 徳川将軍家や孫文といった歴史上の人物にゆかりのある神社であったのか…と、いかに大学時代は歴史散策をしていなかったことに気づかされる。

 あじさい祭も著名であるが、そうしたお祭りにも行かなかった

 大学四年間、非常に充実していた時間ではあったのだが、今振り返ると、もっと日々ゆとりある生活をしても良かったのではないかと思われてならない。


 (参考資料)
  現地案内板


  【渋谷氷川神社】

    所在地: 渋谷区東2−5−6


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 正確な創建時期は不明であるが、渋谷区最古の神社とされる。

 慶長10年(1605)9月、渋谷氷川神社別当・宝泉寺第100代住職である実円によって記された『氷川大明神宝泉寺縁起』によれば、日本武尊東征の際に勧請されたという。

 弘仁年中(810〜823)、慈覚大師が宝泉寺を開基し、渋谷氷川神社別当になったとされており、正徳3年(1713)、江戸幕府に出された書状には、「起立の年数知れず申候」と残されている。


 江戸時代には奉納相撲が盛んに行われ、世田谷八幡宮・大井鹿嶋神社とともに江戸郊外三大相撲の一つに数えられ、江戸七氷川の一つとされている。

 現在の社殿は、昭和13年(1938)、総檜造で造営されたもので、昭和20年(1945)、東京大空襲においても罹災しなかった。東京都内の木造神社建築物として貴重な神社である。


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 渋谷氷川神社では、毎月15日には縁結びの日限定御朱印がいただけ、また月替りで御朱印が変更されます。

 縁結びの神社として知られ、多くの人々が参拝する神社です


  【傳通院 寿経寺】

   所在地: 文京区小石川3−14−6


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 応永22年(1415)、浄土宗第七祖・了誉聖冏上人によって開山された。小石川極楽水の小さな草庵で無量山・寿経寺という名で創建されている。(現在地ではなく、小石川4丁目にある吉水山・宗慶寺がある地である)

 創建は聖冏上人の弟子である聖聡(増上寺開山)の切望によるものとされる。


 慶長7年(1602)、徳川家康の生母である於大の方が逝去すると、当初、芝・増上寺に埋葬する予定であったが、増上寺十二世・観智国師が、「増上寺を建立した聖聡上人の師である了誉上人が庵を開いた故地に新たに寺を建立するように」と言上され、慶長8年(1603)、遺骨を現在の墓地に埋葬し、寿経寺を移転。堂宇を建立して菩提寺と定めている。於大の方の法名である傳通院殿から傳通院と呼ばれるようになっている。

 慶長13年(1608)、堂宇が完成し、江戸幕府から寺領約600石を与えられ、最高位である紫衣を認められている。増上寺・寛永寺と並んで江戸の三霊山と称される。増上寺から学僧300人が移され、関東十八壇林の上席に指定されている。

 元和9年(1623)、寺領830石に加増され、正保4年(1647)、徳川家光の次男・亀松が埋葬されてからは、さらに幕府の庇護を受け、伽藍は拡張していった。


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                                 (「於大の墓」)

 享保6年(1721)、享保10年(1725)、大火にあっているが、『江戸名所図会』などには傳通院の威容が描かれています。

 文久3年(1863)2月4日、塔頭・処静院(現在は廃止)において、山岡鉄舟・清河八郎を中心に近藤勇、土方歳三、沖田総司、芹沢鴨ら新選組の前身となる浪士組250人が集結している。
 処静院住職・琳瑞は尊王憂国の僧であったことから、浪士組結成の場を貸したものと思われているが、その後、佐幕派の武士によって暗殺されたことで、処静院は廃止となっている。

 また、傳通院は彰義隊結成のきっかけの場としても知られています。


 明治元年(1868)、明治維新によって江戸幕府の庇護は完全に失われ、その後の廃仏毀釈で規模は縮小明治43年(1910)、三度大火によって焼失し、さらに昭和20年(1945)、第二次世界大戦でのアメリカ軍の空襲によって江戸時代から残っていた山門・本堂などが墓を除いて全て焼失。戦後、復興されている。


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 (参考資料)
   傳通院略史
   現地案内板


  【豪徳寺】
 
   所在地: 世田谷区豪徳寺2−24−7


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 山号は大谿山。本尊は釈迦如来。

 もともとこの地は吉良氏の居城であった「世田谷城跡」の主要部であったとされる。

   (世田谷城跡はこちらをご覧ください   https://blogs.yahoo.co.jp/tsjqu183/14438421.html

 文明12年(1480)、世田谷城主・吉良政忠が伯母である弘徳院の為に庵を結んだのが起源とされる。この時は臨済宗の寺院であったが、天正12年(1584)、曹洞宗に改宗しています。

 寛永10年(1633)、彦根藩主・井伊直孝によって井伊家の菩提寺として伽藍を創建し整備を行っている。寺号は直孝の戒名である久昌院殿豪徳天英居士からきています。


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                              (井伊直孝墓所)

 豪徳寺境内には「彦根藩井伊家墓所」の他にも数多の史跡があります。また、一説では招き猫発祥の地とされている。豪徳寺では招福猫児と称している。

 井伊直孝が猫によって招き入れられ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜び、この縁から井伊家菩提寺としたという。


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 「井伊直弼墓所」も当然のことだが豪徳寺境内にある。

 幕末の大老であり、安政7年(1860)3月3日、桜田門外の変で横死したのであるが…墓石に記された没日は3月28日となっている。歴史の面白さがここに秘められている

 井伊直弼の死は彦根藩改易(嗣子なく没という理由)という事態を引き起こすことから、混乱を恐れた幕府によって暗殺の事実は秘密裡とされ(民衆の面前で暗殺されているのであるが…)、表向きには負傷とされている。

 幕府の使者が彦根藩邸に赴き、井伊家家臣に直弼の様態を聞くなどという芝居もされ、3月10日、井伊直憲を嫡子届け出を幕府に行っている。幕府は4月28日に至ってようやく家督相続を許可しているほどの混乱ぶりであった。
 
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 (参考資料)
   現地案内板
 

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