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CBC(カナダ放送協会)、ケビン・サリバンが中心となり1985〜2009年に亘って制作した、
---プリンス・エドワード島で初ロケ、ダイジェスト版を劇場公開---
テレビ映画「赤毛のアン」
(原題: Anne of Green Gables グリーンゲイブルズ家のアン少女)。
NHK-BSプレミアム「BSシネマ」では、
10/10(月)〜19(水)に掛けて波状的に(計6回で)、
ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版を日本初公開する。
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★ 「赤毛のアン」という作品は、接する度にじんわりと潤んでしまう。
アンから溢れる想像と表現が、周囲の人達の弦を弾かせ、そして私の心の琴線に触れるのだ。
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【原作】 ルーシー・モード・モンゴメリー(Lucy Maud Montgomery, 1874/11/30〜1942/4/24 満67歳)。
彼女が三十路(みそじ)となった頃から執筆を開始した。
当時、初出版まもなく読んだ、かの米国小説家:マーク・トウェインは、 早速、手紙を差し出し、"the dearest and most moving and most delightful child since the immortal Alice."(かの不滅のアリス以来、最も愛らしく最も感動的で最も利発な子)と絶賛したそう。
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通称「アン・ブックス」 8部作
① 「赤毛のアン」 [Anne of Green Gables, 舞台1877〜82年、アン11〜16歳, 1908年・刊] ② 「アンの青春」 [Anne of Avonlea, 舞台1882〜84年、アン16〜18歳, 1909年・刊] ③ 「アンの愛情」 [Anne of the Island, 舞台1884〜88年、アン18〜22歳、1915年・刊] ④ 「アンの幸福」 [Anne of Windy Willows(英国版)・Anne of Windy Poplars(米国版), 舞台1888〜91年、アン22〜25歳、1936年・刊]
⑤ 「アンの夢の家」 [Anne's House of Dreams, 舞台1891〜93年、アン25〜27歳、1917年・刊]
⑥〜⑧ 略
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★ CBCドラマでは、Ⅰ「赤毛のアン」(Anne of Green Gables)が感動を呼ぶ。
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【CBCドラマの構成】 【NHK-BSPの放送日時】
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Ⅰ 1985年制作、「赤毛のアン」(Anne of Green Gables)⇒前編: 10/10(月)22:00〜23:41
後編: 10/11(火)22:00〜23:43
Ⅱ 1987年制作、「続・赤毛のアン アンの青春」(Anne Of Green Gables〜The Sequel)
⇒前編: 10/12(水)22:00〜23:55
後編: 10/17(月)22:00〜24:04
Ⅲ 2000年制作、「赤毛のアン アンの結婚」(Anne Of Green Gables: The Continuing Story)・・・下の写真
⇒前編: 10/18(火)22:00〜23:34
後編: 10/19(水)22:00〜23:38
Ⅳ 2009年制作、「赤毛のアン 新たな始まり」(Anne Of Green Gables: A New Beginning)
⇒ 10/23(日)14:00〜16:24
【主なキャスト】
Megan Follows - Anne Shirley (主人公のアン)
Colleen Dewhurst - Marilla Cuthbert (養母のマリラ) Richard Farnsworth - Mathew Cuthbert (養父のマシュー、マリラの兄) Patricia Hamilton - Rachel Lynde (隣人のレイチェル) Marilyn Lightstone - Muriel Stacy (ステイシー先生) Schuyler Grant - Diana Barry (親友のダイアナ) Jonathan Crombie - Gilbert Blythe (競争相手のギルバート、後にアンの夫) Wendy Hiller - Mrs. Harris (雑貨屋のハリス夫人)
Frank Converse - Morgan Harris (恋人のモーガン) Greg Spottiswood - Fred Wright (ダイアナの夫) Cameron Daddo - Jack Garrison Jr. (作家のジャック) Shirley MacLaine - Amelia Thomas (養母のアメリア)
Rachel Blanchard - Louisa Thomas (アメリアの養女ルイーザ) Barbara Hershey - Older Anne Shirley (老いたアン) Hannah Endicott-Douglas - Younger Anne Shirley (幼いアン) Ben Carlson - Walter Shirley (アンの亡き父) Natalie Radford - Bertha Shirley (アンの亡き母)
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【原作の翻訳・研究や熱烈ファン】
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「赤毛のアン」の人気は、日本でも絶大である。
原作が出版されてから丁度100年目に当る年、2008年を記念して放送された、
NHK-Eの特集番組「ようこそ ! "赤毛のアン"の世界へ」を観たことを思い出す。
その翻訳は、ラジオ・ペン時代では村岡花子さんが、テレビ・ペン時代では神山妙子さんや曽野綾子さん等が、
インターネット・パソコン時代では松本侑子さんが、それぞれ取り組んで来た。
彼女の好奇心と忍耐力と才気がひしひしと伝わって来る翻訳の軌跡であり、PC通信・電子メール・インターネット検索に関するどんな手引書よりOJT体験が満載の素晴らしいガイドブックだったと記憶する。 彼女は、「ネット上で読める、松本侑子の『赤毛のアン』」と称する電子図書館(本文も)まで設けている。
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脳科学者の茂木健一郎氏なんかは、東京学芸大附属高校時代に原書で読破したそうであり、
漫画家のサトウサンペイ氏が、熱いエールを贈っている。
・・・ だんだん心が洗われる。読むほどに、だんだんマシュウおじさんに似てくる。読むほどに、だんだんアンにも似てくる。とうとう一気に読んでしまい、すがすがしい聖なる朝を迎えた。11歳の少女が、こんなに豊かな空想力を持っているのだ。この空想力がマリラおばさんや、町の人々を魅きつけていったんだ。もう少し、オレもいい漫画を描かなくちゃ、と、思わず机に向かわせたほど---。・・・ (p26)
また、女優の工藤夕貴さんも、初めて読んだ時の感動を綴(つづ)っている。←「こどもの本」(日本児童図書出版協会1991/5)の転載。
・・・ 私の心は感動に震え、いつまでもいつまでも赤毛のアン熱がさめぬまま、自分がアンだと信じていました。そして、想像の世界で翼を広げ、自分が世界の中で一番不幸だと思ってみたり、一番幸せだと思ってみたりで、忙しくアンを演じていたような気がします。・・・ (p118)
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見逃したので、また赤毛のアン完全版を吹き替えのものを放送してほしいです。
2018/5/2(水) 午前 10:49 [ おおたき あかね ]