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ラジオ収録の日記で、ブログ開設以来初めて傑作ポチを付けていただいた記念に、今日は既に放送された原稿を記載してみようと思います。
「こんにちは、川内の石倉です。今日は本業である神社のお祭り「春祭り」についてお話ししてみようと思います。この春祭り、正式にはとしごいのまつりといって、漢字で書くと「祈る」「年」のお祭りと書いて、音読みでキネンサイとよぶこともあります。奈良時代の書物には既にこのお祭りの文字がでてきており、日本人が農耕をすると同時にお祭りとして成立してきたものと考えられています。
全国的には2月17日に行われており、特に北国では雪解け、田作りの始まる前4月5月が多いようです。春祭りでは五穀豊穣、大漁満足とか、農林漁業をはじめ、あらゆる産業の振興をお祈りいたします。もちろん秋には秋祭りがあって、新嘗祭(にいなめさい)と呼びますが、春祭りにお祈りしたものを、感謝する感謝祭の意味合いでもってお祭りが執り行われます。
川内では3月下旬から、上町の神明様から始まって、新町・浜町の稲荷様、谷地町、仲崎町、上小倉平、下小倉平、戸沢、葛沢、石倉、桧川、蛎崎、宿野部、川内八幡宮とつづき田野沢、初見で最後ゴールデンウィークまで続きます。同様に、脇野沢では蛸田から始まり瀬野、滝山、小沢、親和町、源藤城、九艘泊、新井田、本村の春参り、最後に寄浪で終了。脇野沢は4月の中旬に集中しています。いずれにせよ全国、全ての里の神社でこの春祭りが執り行われます。
神楽が奉納され賑やかに執り行われるお社もありますが、おまつりの後は、直会(ナオライ)です。単なる宴会ではありません。神様におあげしたものを皆さんで食べて、神様のお力を体に引き込む大事な儀礼です。まずは御神酒です。杯につがれたお酒をのむ。もちろんお酒はお米で作られていますね。お米には神様が宿っていらっしゃるっていう通り「穀霊」が宿るのは、太陽の神、天照大神様が稲穂を授けてくださったという神話ににより、まず尊い作物お米から体に入れる。御神酒の他にシトギを別けてもらったり生の米だったり、炊いたお米だったり。お菓子を護符として頂戴するところもあります。護符というのはオフダ・お守りのことですね。大切なのは神様がお食べになったものを共に食べるということが大事なんです。これを共食儀礼といいます。最近のナオライでは仕出し弁当も多くなりましたが、各家庭からごちそうを持ち寄ったり、当番の奥様方が集まって料理したものを出したりしますね。ごちそうを持ち寄るのは各家庭でのナオライの際に(2次会みたいに各家庭には親戚友人があつまって行われますが)、ごちそうを持ち寄るのは神様の御利益を頂戴するため、料理の全てを持ってくるわけにはまいりませんから、その代表を神社にもってきて家の料理にも神様の御利益を頂戴するという風習なのです。また神社で料理をするということは、そこでお赤飯を炊いたり煮染めをつくったりと、その地域の郷土料理の味を覚えるためにも大事なんですね。嫁いできた方が姑さんから習う。お祭りの時に近所の奥様達から習う。これも地域の味を守るという意味で大事なんですね。ちなみにお赤飯というのはなぜ大角豆ササゲで赤く染めるのかというと、赤は邪気を祓うという意味と、古代のお米が赤かったことに由来しています。ケガレを祓い神様のお力を頂戴して元気になろうというものです。
今日は春祭りのお話でした。また来週」
今日は文字ばっかりですみません。
明日は子供の運動会です。準備で早く起きなきゃいけないので今日はこれで失礼します。
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お疲れ様でございます。
運動会、親御さんもいろいろ大変だと思います。がんばってくださいね。ポチッ
2011/5/14(土) 午後 8:54
運動会ですか、懐かしいなあ〜。
お疲れ様です。
ラジオのお仕事がんばってください。
ポチ☆
2011/5/15(日) 午前 8:18 [ 藤の花 ]
またキリスト教の話題で恐縮ですけど、やはり神道と聖書には似たところが多いです。聖書にも、春の「過越祭」「七週祭」と秋の「仮庵祭」という収穫感謝祭の定めがあります。キリスト教では省略されてしまいましたが、ユダヤ教では今もやっています。そして、「神人共食」の概念は実はキリスト教にもあって、「イエスの身体」であるパンと「イエスの血」であるぶどう酒を食する「聖餐式」(カトリックでは「ミサ」)がそれです。多くのキリスト教徒は神道にもユダヤ教にも注目しないので、こういうことに気づきませんけれども、神道と聖書の両方を見てみると、理解を深められる部分というのが出てきますね。
2011/5/15(日) 午後 4:52 [ 川崎貴洋1 ]
もりのちんじゅさま
今日は早朝からテントを張ったりと運動会のお手伝いもしましたが、
15日月次祭のため途中退下。
今から子供の勇姿をビデオでチェックするところです。
2011/5/15(日) 午後 7:19 [ 若べっとさま ]
藤の花さま
昨日が本当の運動会の日でしたが、
前日雨天のためグランドの状態が悪いため今日に延期になったので、
月次祭がなければ少し楽だったのですが・・・。
本務社と兼務1社の月次祭奉仕でした。
2011/5/15(日) 午後 7:21 [ 若べっとさま ]
ユダ・エフライムさま
共食儀礼は自然宗教には必ず有ることだと存じます。
それをキリスト教などの創唱宗教は受け入れることが
必要だったのではなかろうかと考えます。
大地の信仰がマリヤ信仰につながったとかと聞いたことがありますが・・・
2011/5/15(日) 午後 7:26 [ 若べっとさま ]
お赤飯の赤色にそんな意味があったとは、知りませんでした。
教えていただいてありがとうございます。
ちなみに、お赤飯をそめる豆は大豆ではなく、あずきかささげを
使用します。
2011/5/15(日) 午後 9:54 [ あゆみ ]
若べっとさま
今まで、若べっとさまより、5月13日に、新しくコメントを頂戴いたしましたことを、知りませんでした。
含蓄深い貴重なお言葉を賜りまして、誠にありがとうございました。
2011/5/15(日) 午後 11:13 [ 上田千賀子 ]
歩さま
ありがとうございます。大豆ではなく大角豆(ささげ)ですね。
打ち間違いです。じつはうちの地方では赤飯といっても、
赤いご飯ではないのです。
甘いご飯で甘納豆を入れたりします。
赤くする場合でも食紅を使うそうです。
塩とごまを入れて食べる嫁には、
甘い赤飯なんて信じられないと言われます。
2011/5/16(月) 午前 10:24 [ 若べっとさま ]
上田千賀子さま
ご訪問有り難うございます。
わたしお気に入り登録とかファンとかよくわかりませんが、
どうして通知されなかったんでしょう。
お友達登録が確実なんでしょうか。
2011/5/16(月) 午前 10:44 [ 若べっとさま ]
若べっとさま
コメントを頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
お友達登録におなり遊ばしまして、深謝申し上げます。
誠に身に余ります光栄に存じます。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
2011/5/16(月) 午後 4:59 [ 上田千賀子 ]
久しぶりの訪問です(*- -)(*_ _)ペコ
ラジオ出演ご苦労さまです。赤飯も地域色があるんですね。1つ勉強になりました。ウチの地域では前日に小豆を浸していた水を使って炊く場合が多いみたいです。お店で売ってるのは食紅を使ったものが多いです。
傑作☆
2011/5/16(月) 午後 9:44
浅舞八幡神社さま
社務に奔走すばらしいです。
たまに遊びに来てください。
私もできる限り毎日お参りに伺いたいと存じます。
2011/5/17(火) 午前 9:20 [ 若べっとさま ]