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僕は高校時代からずっとボクシングをやって来ました。
現役の選手として最後の公式戦は29歳のときで、
それまでずっとインターハイ、国体、全日本選手権、社会人選手権と毎年のように出場をしていました。
そして、そのたびに辛かったのが減量です。
僕の身長は170cmジャストで普段の体重は60kg前後です。そして僕の階級はフライ級51kgかバンタム級54kgのどちらかで戦っていました。(さすがに社会人になってからは仕事もあるのでフライ級に落とすのはキツく、バンタム級で戦っていました。)
フライ級とバンタム級というのはプロの選手でいえば、亀田や辰吉丈一郎が有名ですね。
(ちなみに奈良で行われた国体か全日本では同じ階級で後の世界チャンピオン辰吉選手が出場していました。対戦が当らなくて良かった〜^^;)
そして、僕がリングに上がるたびに思っていたのは
「リングの上で死ねるのなら本望だ(お袋、ゴメンよ)。」
っと思っていました。
恐らく多くのボクサーが僕と同じ気持ちでリングに上がっているのでしょうねぇ・・・。
(まぁ今にしてみれば、死ななくて良かった〜っと思ってます^^;)
まぁ今日はその話は良いとして、皆さんは、なんでボクサーが減量をするのかって思うでしょう?
恐らく多くの方は、なるだけ階級を下げて小さい相手と試合をする方が勝てるから、って思われているのでは・・・?
でも、それは違います。
ボクシングはスピードが命なんです。一瞬のスキを付いたカウンターでノックアウトが決まってしまい勝敗が分かれてしまう事も多々あります。トロトロと動いていたのでは勝てません。
なので体全体の動きやパンチのスピードを上げるために無駄な脂肪を落として戦いに挑むのです^^
例えば二の腕にダブダブの脂肪が付いていたりすれば、早いパンチは打てませんよね。
そしてまた、おなかにダブダブの脂肪が付いていたりすれば、軽快なフットワークで動き回ることも出来ませんよね。(ボクシングの動きの6割はアシです。)
あの、モハメッド・アリの名言に「蝶のように舞い、蜂のように刺す。」って言葉があります。
なので、減量をして自身のベストウエイトに落とすという訳なんです^^
最近の例で言うと、ボクシングではないですが、K−1の対戦で、
チェ・ホンマンとバダ・ハリの対戦がそれを証明していますね。前評判ではバダ・ハリの圧勝と言われていたのですが、相当の減量をしてきたチェ・ホンマンはパンチのスピードも上がり、かなりの善戦をました。最後はわき腹を痛めて棄権をしましたが、それでも観客を興奮させるすごい試合でした^^
但し、減量をするには、キチンとした減量方法を学び、日々の目標を定め、ある程度の時間(期間)を掛けてトレーニングして積んで落とす必要があります。一気に飲み食いを止めて落としたのでは、逆効果になってしまいますね。
そして、これってね、最近になってフッと思ったのが、家計の見直しや国際経済の見直しもこれと同じじゃないかって・・・。
例えば家計の見直しなら、将来の予定や希望を明確にして目標を定め(ライフデザイン・ライフプラン)、キャッシュフローによる分析をして、現状のどこにムリ・ムダ・ムラがあるのかを探って行きます。
そしてその上で保険の見直しをしたり、貯蓄計画の見直しをしたりしていきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/602428.html(貯金の三原則)
家計のムリ・ムダ・ムラが無くなると資金繰りの効率は上がり貯蓄スピードも上がります。
これってボクサーの減量とおんなじジャン^^;
また、この度のアメリカの金融危機もこれと同じなのかなぁって思っています。
運動不足により体中についた無駄な脂肪や内臓脂肪がメタボリック症候群となり、ひいてはそれが原因で成人病になったりしてしまいます。
これを言い換えれば、先送り先送りしてきた不良債権の処理がアメリカ中の金融機関をメタボにしてしまい、この度の金融危機を巻き起こしました。
なので無駄な脂肪(不良債権)を落とし、体質の改善をしないといけないのですねぇ・・・。
まぁこの度のアメリカの問題は、もう体質改善とか言ったレベルではなく、腐りきった部分は手術によって切り落としてしまわないといけないようですね・・・。
そして、もうこれはアメリカだけの問題ではなく日本を含め国際経済全体の大手術と減量が必要なようですねぇ・・・^^;
大手術と減量による体質改善が徹底的になされれば、また明るい未来の夢と希望が見えてくるさぁ〜^^
tsukkin082
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