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この仕事をしていると、当然、資産運用や投資信託のご相談を受けることもシバシバあります。
それで、最近気になっていることがあります。
それは、最近多くの証券会社や銀行などが売り出しているエマージングカントリー債です。
エマージングカントリーとは分かり易く言うと新興国のことです。例をあげるならばインドネシア、フィリピン、アルゼンチン、ベネズエラ、ウクライナ、ウルグアイなどなどです。
これらの国々の国債などを投資信託(ファンド)としてかなりの金融機関が売出しています。確かに債権ならば株よりも安全性は高いのですが、格付けがBB以下なのは、かなりの考え物です。
利回りが高い代わりにデフォルト(債務不履行)になる可能性が高い債権のことをジャンク債と言います。上に挙げた国々の債権がジャンク債だとは言いいませんが、リスクは高いと言えるのではないでしょうか。
ファンドの世界では新興国の事をエマージングカントリーと呼び聞こえを良くしていますが、ジャンク債の定義は一般的にBB以下ではなかったかなぁ・・・投資適格の条件はBBB以上とされていますので。
証券会社や銀行が新興国のファンドを売出すのは今後の新興国の経済発展を見込んでのことなのですが、サブプライム問題でバブルが崩壊したアメリカ(これまで多くの先進国の発展はアメリカの投資によるものと言われています)にその力があるのでしょうか・・・?
またもう一つ気になるのは、ジャンク債に近いエマージングカントリー債が含まれたファンドのリスクを知らずに販売している方々が多くいることです。
彼ら・彼女たちは証券会社や銀行が言うままに新興国の今後の経済成長によるファンドへの見返りばかり(絵に描いた餅?)をお客様に伝えているように見えます・・・。
格付けの定義や情報は
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.home/home/0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,2,50,0,0.html
で確認出来ますので宜しければご覧下さい(S&P社)。
みなさんも気を付けて下さいね。
ちなみに僕は「年金積立インデックスF海外債券へッジなし」というファンドを毎月買ってます。
格付けがAAAなどの高いものが多く安全性は高いと言えます(ただアメリカが含まれてるのが気になるところ・・・)。ただし、為替リスク等がありますので一度にまとめて買うのでなく月1万円とかで、一定額を積み立てて行く方が良いかも知れません。またノーロード(手数料無料)なのも気に入っている部分です。
まぁ、ただ当面はサブプライムの影響や、このところのユーロ安のせいでマイナスになることもあるかも知れませんが、毎月購入(ドルコスト平均法)による時間的リスク分散をして行けば、永い目で見てプラスになると思います。ただ一攫千金を狙う人にはお勧めできないファンドです。
「年金積立インデックスF海外債券へッジなし」はマネックス証券でも購入出来ますので一度ファンドレポートや商品概要などをご覧になられても良いと思いますよ^^ ただし、ご購入等に関するご判断は自己の責任でお願い致します(もちろん目論見書も必ず見ておいて下さい)。
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