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身を美しく整えるための躾、おそらく昭和育ちの方々の暮らしの中には、たくさんの躾をするための言葉や、親とのやりとりがあふれていだのではないでしょうか。
私の子供時代は半世紀前 一日中、母や祖母の躾の言葉に追いかけられていた思い出があります 朝は着替えがすぐにできるように、衣服一式が枕元に置いてありました。着替えたら水を無駄に使わずに洗顔。一本の手ぬぐいを巧みに使って、耳の後ろまで拭き清めました。使ったら木綿の手ぬぐいキリリと絞ってパシッと干す。 洗顔後もタオルでフワッとぬぐう今では考えられないですね。 幼い子どもは全身を使って、それらの躾を実践し、心に自信の種まきを続けたものです。 やれ、畳のヘリを踏んではいけない。 やれ、布団の裾も踏んではいけない。 やれ、夜に爪を切ってはいけない。 この頃、爪は和バサミで切ったものです。 やれ、夜に口笛をふいてはいけない。 風呂にはおかゆがついていて、入る前、出るとき、必ずジャブっと一桶浴びる。 おひつにも、お茶碗に飯粒の一つも残してはいけない。 一日中、あれこれ伝えられながら、それでも動いて学ぶ毎日はとても新鮮でした。 書いているうちに母の声までよみがえります。 躾はやりとり。 言葉で愛を伝え、大人が動いて子どもに真似をするチャンスを与えたものです。 だからこそ、投げかけたままでは、躾はただのお小言になります。 心のキャッチボールを通して、行われる躾を見直してみませんか? 寒い季節だからこそ、お子さんとじっくりやりとり。自分の身の始末から、他者への配慮を学び、環境への働きかけを学び。頭の働く生き生きした子どもが誕生します。 なんでも自分でできる喜びを感じさせてみませんか? |
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