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ゆうべの晩ごはん。
ハンバーグいんげん添え、南瓜のサラダ、揚げなすの南蛮漬け、白菜ともやしのおみそ汁。
新国立の小劇場で、長塚圭史「アジアの女」を見る。
長塚作品はお気に入りで、出不精の私にしては「桜飛沫」に続き今年二度目の観劇だ。
結論から言うと…
「思惑の見え隠れする、中途半端な作品」だったな。私的には、ですが。
富田靖子・近藤芳正・岩松了・峯村リエなどベテランが揃った少人数の会話劇。
今までの長塚作品に比べ、グロテスクな描写や猥雑なシーンが極端に排されている。
それは、「新国立」という劇場側の要望なのか。
あるいは「岸田戯曲賞狙い」の作戦なのか…。
私が長塚作品を好きなのは、
これでもか!という猥雑さのなかで、ひとすじの清らかな光が、美しく響くからだ。
そしてそれは猥雑であればあるほど、見るものの胸に圧倒的な輝きをもたらす。
光が濃ければ、影もまた、濃い。
闇が深ければ深いほど、光は、その強さを増すのである。
でも今回は、その闇の部分が少なかった。
「光」ばかりが目立ってしまい、カタルシスがおとずれない。
長塚圭史は、あばれんぼうでいいんだと思う。
好き勝手書き散らして、やりたいこと全部詰め込んで、やんちゃで性格悪くて狡くて、それでいて気が小さくて、弱い人間で。
次回上演作「イヌの日」は、阿佐スパだし、きっと本領発揮で来るでしょう。
見たいけど、さすがに自分とこの稽古が佳境に入るから見られないや。
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うー。読まなければ良かった。来週、見に行くんだよな。 「ウィー・トーマス WEE THOMAS」は、最後血だらけでしたし、 『悪魔の唄』は、日本兵の死体が主人公だし、 グロいよね。
2006/10/5(木) 午後 11:48 [ oma*uka** ]
むぅ…私は「桜飛沫」ですらグロくてダメでした…。「桜飛沫」はエログロ度が長塚作品の中では低いと言われているらしいのですが、アレでもダメなら、もう全部ダメなんだろうなぁ…。
2006/10/6(金) 午前 8:47 [ さとこ ]
「アジアの女」も決して凡作ではないですよ。現に一度も腕時計見なかったし。ただ、好きな作家だけに、「もっと素敵なものちょうだい」と期待しちゃうんだろうなあ…。 さとこしゃん、だったら反対に今回の方が気に入るかも。芝居の好き好きはそれぞれですからなー。
2006/10/6(金) 午前 9:07 [ ヒナコ ]