ヒナコノヒヨコ

遠い灯を 求めておよぐ 昏い夜。

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どくしょかんそうぶん。
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陸の世界

ゆうべの晩ごはん。
なめこおろしそば。同居人作。

恩田陸「図書室の海」了。

恩田作品は、勧められてまず「常野物語」を読んだ。
これが、よかった。
で、二作目を読んだ。

恩田陸の世界は、「きちんと自分で立っている世界」だ。
ヨソノモノに依存せず、自らの筆力だけで、世界を構築させている。
その力量が素晴らしい。

難を言えば、ちょいと清潔すぎるきらいがあることかしら。
登場人物や場面設定、みな石鹸で洗ったようないい匂いがする。
一点のしみがあればもっと締まるのに、と思えてならない。

「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」も読んでみようと思う。

現在は、いしいしんじ「麦ふみクーツェ」を読んでいる。
読後感は、また今度。

ゆうべの晩ごはん。
お刺身(めじまぐろ、いくら醤油づけ、あじ)、しらす干、大根とつくねの煮物、野菜スープ。

コニー・ウィリス「ドゥームズディ・ブック 上」了。

面白いんだけど…
正直、カッタルイ。
「もっとちゃっちゃと進めろよ」と思ってしまう。
何度も同じような描写が出てくる。
長い長いSF小説なのだが、これ、半分に縮めた方がよいのでは?

この本に限らず、
邦訳された海外文学や専門書籍で、
似たようなもどかしさを感じる時がある。
くどいんだよね…
もったいないよ…
内容はいいのにさ…

これって異言語ストレス?
訳者が下手なの?
原書で読めば、このストレスから解消されるのかしら?

でもきっと下巻も読んじゃう。
だって気になるんだもん。
でもきっと「要約あります」と言われたらそっちを買っちゃう。
だってカッタルイんだもん。

光るもの、そは。

ゆうべの晩ごはん。
寿司・回転系。

義妹・まどまどに借りていた「東京タワー」、ようやく了。
「泣ける本」とあまりに世間がかまびすしいので、
天邪鬼なオレは「泣くものか」と思いながら読んだが、
やっぱり最後で泣いてしまった。
年末に亡くなった先生の姿が重なってしまったのだ。

話は1ヶ月ほど遡る。

先生が亡くなった夜。
もちろんまだ私たちはそのことを知らずに、床に就いた。
10時前だったろうか。
寝室にしている和室の外、
空き地の方から障子ごしに「ぴかり」と強い光が差した。
「なんだ?」
不思議に思っていると、間、髪を入れずにもう一度強く「ぴかり」。

車のライトでもない。
ましてや懐中電灯のような弱い光でもない。
しかもベランダの前の空き地は、
昼間でも人が入り込むことができなような場所である。

不審に思った同居人が、障子と窓を開け、外をうかがった。
「誰もいないよ」
「なんだったんだろうね」
次の瞬間、天を仰ぎ、同居人は呟いた。
「見てご覧。なんて綺麗な星空…!」

不精な私はベッドに寝転がったまま、夜空を見上げた。
南天に、
それはそれは見事な冬の星座が広がっていた。

その翌朝、恩師から訃報が入った。
不思議な光の訪れる、
その3時間ほどまえ、
先生は逝ってしまわれたのだった。

「あの光は、先生だったのかもしれないね」
後日、同居人と話した。
「逢うはずだったルーとビーのことが心配で、寄ってくれたんだよ、きっと」
「そうだね。『窓を開けて。子どもたちの寝顔を見せて』って」

非科学的だ。
もっと合理的な説明があるはずだ。
けれども私たちはあの光の正体を、疑うことはないだろう。決して。

すみません。
全然「東京タワー」の読後感になってないっすね…。

生れ落ちるには力が要る。
産み落とすにも力要る。
ならばヒトは、
死に行くときにも、
ちから振り絞って行くのだろう。

体の贈り物

ゆうべの晩ごはん。
たらのホイル焼き、れんこんの煮物、青梗菜とトマトのおみそ汁。

まどまどが貸してくれた、
レベッカ・ブラウン「体の贈り物」了。
とてもよい短編集だった…。

同居人の妹、つまり私の義妹にあたる「まどまど」は、
村上春樹や藤原伊織、それに現代アメリカ文学が好きな女の子である。
(兄である同居人が「10年に1冊しか読まない」のに比べて…!)
私の趣味と重なる部分が多く、
また彼女の方が圧倒的に読書量が多いので、
遊びに行くと「日菜子さん、これ読んでみて」と、
どさっと本を貸してくれる。
ありがとよ、まどまど。

今回借りた「体の贈り物」。
エイズを発症し、容態が悪化して行く人々を支えるケア・ワーカーの女性が主人公だ。
ひとつステージが進むごとに、
ひとつ何かを失って行くひとびと。
でも失うことで、
確実に誰かに何かを贈りつづけるひとびと。

「不治の病・闘病・死と直面」というようなテーマだと、
なんだかウエットきわまりない物語を連想しがちだが、
あくまでも硬質に静謐に簡潔に、
そしてきわめて美しく物語りは展開してゆく。

訳者はこれまた私の好きな柴田元幸。
彼の訳す本に外れはまず、ない。

などと考えながら読んでいた昨日。
なんだかお腹の調子がオカシイ。
ももも、もしやノロ様!?
いや、違う!
断じてノロ様の来訪ではないっ!
これは、ノロではなく、トロ!!
そうよ、トロ!
私のお腹は、トローッ!!

…ある意味、真実極まりないわ…涙。

砂漠で溺れる

ゆうべの晩ごはん。
肉野菜炒め、かつおのお刺身、納豆、しじみのおみそ汁。
やっぱ家メシはええわ〜。
体が軽くなる、気がする。

ここ数週間で読んだ本。
高村薫「マークスの山」上下、車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」、
そしてウィンズロウ「砂漠で溺れるわけにはいかない」。

ついに読んじゃったよ〜、ニール・ケアリーもの最終巻。
読むのが惜しくて、取っておいたのだが、ストレス解消に、つい。
でも噂によると、「シリーズを復活させる気が作者にある」らしいので、
これでニールと永遠にお別れ、というわけではないかも。

『砂漠のまんなかで溺れかけたら、とりあえず手足をばたつかせてみることだ』。
ホントだね、ニール。

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