ヒナコノヒヨコ

遠い灯を 求めておよぐ 昏い夜。

観た!

[ リスト | 詳細 ]

芝居、オペラ、落語…などなど。
記事検索
検索

王子のモノノケ

珍しく、昨夜も今夜もコンビニ弁当。デス。

急に体が空いたので、
「見たことのない劇団を見よう」と思って、
早稲田の学生劇団・タカハ劇団を見てきた。@王子小劇場。

王子は零式以来だから、3年ぶり?
零式のときも気分が悪くなったものだが、
どうやら私は王子に行くと「アタル」らしい。
なにかに。
王子に住む物の怪に、か?

若い作家の芝居が見たかったから、
そういう意味では勉強になったな。

以下、まったくの私見。

ホラー・都市伝説系の芝居。
全体に薄っぺらな印象が強かった。

同じ、ホラーや死体や暴力や性を扱っていても、
例えば野田やケラや長塚にはその底に「哀しみ」や「おかしみ」、
ゆえにこそ生み出される「生きることへの苦しさ、美しさ」があると思うのだが、
彼女には(主宰のタカハさんね)それがないように私には見えて。
でもその「なさ加減」が今の20代には心地よいのかな、とも思ったりして。
いやあるいは私には見えないだけで、
見える人にはちゃんと伝わっているのかもしれないし。

私の受信機が古びたのかもしれない。あるいは。

自分にはないもの。
書けないもの。
書かないもの。
だからといって否定してはいけないもの。
だからこそ存在して欲しいもの。

むずかしい。
正解はないのだから。
自分の正解、しか、ないのだから。
それを考えていくしかない、と、かえりみち、思ったさ。

王子に棲まう魔物にアタリたくはないが、
小指値改め快快は行こうかと、
折り込みを見て思った。
南北線万歳。

あ、あと不等辺のワークショップのチラシもあったさ。

はやしさん、ご苦労様です。

イメージ 1

イメージ 2

ゆうべの晩ごはん。
宮益坂上のカフェ「セピア」で、
骨付きチキンのカレー。写真。
立川のAを思わせるカフェ。
カレーうまし。

黒色奇譚カナリア派「葦ノ籠」を見るべく、渋谷へ。

おおう、久しぶりの土曜の渋谷。
人出が半端じゃないぜ。
すり抜けながら坂を上る。
えーと西武過ぎたから、あとも少しで左に…そこで「は!!」と気づく。

これではパルコ劇場に行ってまうではないか!
今夜は青山円形だぞ!
坂が違う坂が!
道玄坂ではなく登るべきは宮益坂じゃ!

習い性は、オソロシイ。
ついついパルコに足が向く。
ってことはそれだけ青山劇場に行ってないってことだ。

坂を上りながら思い出してみる。
最後に円形で見たのは…
…別役実を、ケラや平田オリザが演出した連続企画?
てことは10年以上前?
最後に青山劇場で見たのは…
…初演「オケピ!」?
関係者にチケットを押さえてもらったので、
いい席もいい席、
渡辺謙の3つ隣、
後ろには沢口靖子と津川雅彦が並んで座ってるという、
「大河ドラマ席」だった。
でもあれも8年は前??

本当に芝居を見ていない。
やんなっちゃう。

とブツブツ呟きながら円形に入る。

主宰の赤澤ムックが古い友人で。
彼女の書く戯曲はいつも音楽を思わせる。
脈打つ慟哭が響いてくる。
今回の作品の慟哭は、特に鮮烈で。
ああ、芝居っていいな、と。
こんなにも自由で馬鹿馬鹿しくてだからこそ切なくいとおしい。

贅沢を言います。

もっと「痛み」が作品に滲みでてくればよかったなあ。
去勢され、
切り取られた陰部の痛み。
それが走り来る少年からは感じられない。
公開処刑される少年の、肉体と精神の痛み。
その苦痛が、釘のように、こちらの肌をも刺して欲しかった。

あと、老婆役の役者さんたち。
みんな相当達者な方々なのだが、
彼らの「技」があまり活かされてなかったように思う。
モッタイナイもったいない。

しかし赤澤ムックは格好よかったぞ。
痛快だったぞ。
立っているだけで、ドラマが成立する存在感。
役者・ムックをもっと見ておくべきだった。と、後悔しきり。

もひとつおまけの写真。
近所のみょんさん。
ご機嫌麗しくも、なかなか上手く撮れず。
嗚呼「猫振り向かせのためのマタタビ臭つき携帯」が欲しいぞよ。
ワンセグよりも、
マタセグ希望。

イメージ 1

ゆうべの晩ごはん。
ソトでラーメン。
ソトラー。

祖師ヶ谷大蔵へ芝居を見に行く。
長久手で出てくれたイワサッキーが出演する「ポかリン記憶舎」のcafe公演。

狛江までチャリで。
南へ、南へ。
長い、ゆるいくだりが続く。
海へ向かって、くだる道。

カフェを使った芝居って、難しいと思う。
すでに「場」が出来てしまってるために、
その「場のオーラ」に芝居が負けちゃうと、
なんだかよくわからんものになってしまう。

でも今回の芝居はよかった。

物語や人物が、
きちんと立っていた。
見るものと見られるもののあいだにたゆたう、
アムリタみたいなせりふのしずく。
そのしずくを、
空中庭園の緑がゆったりと包みこむ。
「ここから海が見えるっていうお客さんもいますよ」。

イワサッキーも、
とても一ヵ月半前まで、
ふんどしイッチョで喚いてたと同じ役者と思えないほど、
知的で清潔な二枚目になってた。
ちくしょうめ。
なにがじゃ。

最近ずっと仕事で、
他人の言葉を継いだり剥いだりしている。

アタマを使う作業ではないのに、
アタマが空っぽになってゆくのが分かる。

そんな空っぽのアタマにいい水、もらいました。

写真は、会場となったカフェと、
祖師ヶ谷大蔵名物「ウルトラマン商店街」の看板。
この2つが並んでいるってえのも、すごいや。

墓場の鬼太郎

イメージ 1

ゆうべの晩ごはん。
中華料理屋で、ピータン豆腐だの、腸詰、だの。

ルーとビーが、
今放映中の「ゲゲゲの鬼太郎」にはまっている。

そんな話をミクシィでしたら、
「木曜の深夜に『墓場の鬼太郎』やってるよ」という情報をいただいた。

んで、昨夜。
すっかり忘れて寝てしまったのだが、
ふいと目を覚ますと、ちょうど1時5分。

「鬼太郎に呼ばれたか」と思い、見てみた。

…鬼太郎の性格が、チビ向けとは全然違ってよかった…

しかも脚本が堤さんなのね。
元・プラチナペーパーよね。
でもなぜか主題歌はしょこたんなのね。
このミスマッチがフジテレビ深夜枠なのね。

写真。
近所の「鬼太郎ロード」の猫娘と一反もめん。

ゆうべの晩ごはん。
鮭のハラミ、豚汁ならぬベーコン汁、麻婆豆腐、納豆。
ベーコンからよいお出汁が出てうまし。

20日マチネ観劇。
演出はピーター・ゲスナー氏。
氏の演出を見るのはこれが始めて。
もちろんこの小屋に足を踏み入れるのも。
なんといってもまだ開館前。
プレ公演。
#0。なのだ。

劇場自体は150席ほどの小劇場。
間口は狭いが、奥行きはわりとありそう。
雰囲気としてはTOPSに似ているか。
見やすいけど、椅子が固い。
もちょっと「座る人」のことを考えられなかったんかにゃー。
外見や、ホワイエは立派なんだけどさー。
結局は、椅子の上で過ごすわけだし、わしら観客は、ほとんどの時間を。

さてこの芸術監督のゲスナー氏、
再三「小屋付きのアンサンブルを作りたい」と言っている。
この場合のアンサンブルとは、
ヨーロッパでよく見られる、
「劇場に付随した劇団」を表すらしい。

旧東独出身のゲスナー氏いわく、
「ドイツでは、ひとつの町にひとつの劇場があり、
俳優もスタッフも給料をもらって生活している。財源は税金」だそうだ。
今の日本では考えられないやね。
ちぃと昔の寄席みたいなものかな。
あれは木戸銭じゃが。

その「小屋付の地で実現したいと。
そういうことらしい。

そしてその第一歩として、
昨年夏に公募を行い、
役者・スタッフを募った。
130名の応募者をオーディションで70名まで絞込み、
俳優はもちろん、
受付や会計といった制作から、
生演奏などの舞台効果まで、
このアンサンブルでまかなったようだ。

ちなみに全員、ボランティア=無報酬である。

で、出来はどうだったかというと。

やはり役者が全体的に弱い。
アマチュアに近い方々だから仕方あるまい、とも思うが、
もう少し表現力のある俳優が欲しかった。
永井戯曲の背骨である「登場人物の心根」を演じきれていなかった気がする。
表面をなぞることで精一杯、というか。

ただ、「演じることの喜び」「お客に楽しんでもらおうと思うこころ」は、
ストレートに届いてきた。
その直球は、さわやかに決まった。

なにせ初めての試みだ。
きっとここからいいものを作り始めてくれるに違いない。

愛さんとゲスナー氏のアフタートークによると、
来年は坂手さんの燐光群や、鈴江俊郎さんのユニットも呼ぶ、という。
うわラッキー。
自宅から15分の小屋で見られるなんて!
てゆーか手伝ってたりして、オレ。

自主事業にも力を入れていく、という、
芸術監督のゲスナー氏。
いかがでしょう、ここはひとつ、
ゲキサッカも地場産を使ってみては。
ナリはちょいと悪いかもしれませんが、
いい味出しますぜ。げへへ。営業。

アフタートーク後、
大急ぎで帰る愛さんに一言だけご挨拶。
「あー!仙台行けなくてごめんねー!」
「いえいえいいんです」
「書き続けてくれて、嬉しいわー」
「書き続けますぅ。コモチュウのあゆ美さんもよろしくとぉ!」
「またねー!」
手を振り駆け去る愛さん。
二兎社「歌わせたい男たち」の稽古中なのだそうだ。
相変わらずお忙しそうだ。

ちなみにホワイエではワンドリンクサービスが行われており、
お茶かワイン(!)が無料でふるまわれた。
こういった細やかな心遣いも嬉しい。

がんばれ「せんがわ劇場」。
調布に、舞台芸術が芽吹き、根を張り、花咲かせますように。
面白いもの、刺激的なものが、
つねにそこから生まれますように。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事