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我が家の近くに四天王寺というお寺がある。
今から1400年も前に聖徳太子によって建立されたという古刹である。
普段は1400年の歴史の重みなど何とも思わず、
ありがたいお散歩の場所として朝晩お世話になっている。
が、
お盆は万灯供養という行事が行われ せつなく美しい灯の前で 感慨深い時間を過ごすことになる。
ろうそくに、故人の戒名や俗名を書き込んで火を灯し
ゆらゆら揺れる炎をみつめながら 亡き人を偲ぶ。
私達にも 偲んで涙ぐむ 恋しい人々がいる。
だから毎年神妙にろうそくをともしに出かける。
しかし、
それが 必ずしも 人でなければならないことは無いはずだ。
我が家のマックスは12年も 毎朝 毎晩 四天王寺に通っていた。
晴れの日も 曇りの日も 寒い日も 暖かい日も・・・・それこそ欠かすことなく 毎日。
私達が 亡き人々を偲ぶろうそくの明かりの前でたたずんでいた時も マックスは一緒だった。
だからお盆にはきっと
マックスは 四天王寺に遊びに来ているにちがいない。
だから人々の戒名や俗名の並ぶ中 マックス と書いたろうそくも 灯す。
ちょっぴり切ない 夜である。
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