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日曜日に従姉の結婚式がありました。従姉は僕と10歳違いの32歳でして
綺麗で笑顔が素敵でみんなを幸せにするような明るくて心の綺麗な人です。
そんな人なので家族からも早く良い人が見つかって結婚できたらいいのになぁと言われていました。
そしてついに結婚することになり家族の喜びもそれはそれは大きなものです。
当日、ウエディングドレスを纏った従姉はとても美しく、何よりも幸せそうな笑顔が
本当に良かったです。お相手の方も優しそうな人でまさにナイスカップルです。
あの日あの時間あの場所は心から祝福する人と心から祝福される人で満たされた
世界で一番幸せな空間でした。
告白すると、僕は従姉が好きでした。好きと言っても家族愛・兄弟愛みたいなものとも
普通に異性への恋愛感情とも違うと思います。
幼い頃から好きでした。それは幼くて淡い、未熟な想いだったと思います。兄弟愛との違いも
わからない。自分でもそれが恋だとは確信していない。
でも好きだった。他の親戚の子を見てほしくない。姉ちゃんを一人占めしたかった。
それは幼いけれど、幼いからこそ性欲のように純粋だったと思います。
成長して家族間の付き合いも疎遠になりますが、ふと姉ちゃんを思い出す時は
他の従姉を思い出す時とは違う、ほのかな想いがありました。子どもの頃のような
想いの強さはなくとも。
結婚するという報せが入ったのは、ちょうど僕が姉ちゃんのことを思い出していた朝でした。
「いよいよ結婚できなかったら僕が姉ちゃんを嫁にもらおうかな」なんて。これが虫の知らせ
とでもいうのでしょうか、よくできた偶然です。親戚の事を思い出すなんて滅多にあることでは
ないのですから。特別な想いを抱いていた姉ちゃんといえど。
姉ちゃんの幸せは何より嬉しい。でも複雑な気持ちもあるのも隠しきれない事実です。
これが切なさでしょうか。僕が本当に疑いなく心から姉ちゃんを祝福できるのは僕にも
真に愛する人ができた時でしょう。
式でスクリーンに映された「ガンバレ☆未来のイケメン警察官」のメッセージ
今はただ、それを、姉ちゃんの気持ちを裏切らないように頑張って絶対警察官になろう。
それが今の僕にできる一番のこと。そう思います。
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