醤油で食えよっ!

心も体も守銭奴体制でいきますよ

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 この前、遠山の金さんの再放送を見ていた時の話。俺の記憶の中では金さんはバッサバッサと悪人を一人で切っていくイメージがあった。まあ、時代劇にありがちなお決まりのパターンの想像である。そんな事を考えながらぼんやりと見ていた。
 しかし、人間の記憶とは都合良くできているのもで、記憶をどこかですり替えている事がある。今回の金さんを見ている時もそうであった。
 物語が佳境に入り、悪代官の屋敷に踏み込んで行った金さん。当然の事ながら、悪代官の雇っている浪人に囲まれながらも、バッサバッサと切り捨てていく。これが水戸黄門ならこの後に印籠が出てスマートに終わるところだ。しかし、そこは金さん悪代官も切り捨てると思っていたのだが、予想外の事態が起こった。起こったというか、俺の思い描いていたイメージと違ったのだ。
 金さんが悪代官にみね打ちをするやいなや「成敗」と金さんが一言。すると、金さんの近くで待機している忍びらしき人物二人がとどめを刺すじゃないか。この時、あれっという虚脱感を感じた。悪代官にみね打ちする時までは散々っぱら浪人を切り捨てておきながら、悪の親玉の時は自分の手で直接裁きを下さない。
 これはどういう事だ。あれだけの剣さばきを見せておきながら、とどめは部下に。納得いかない。金さんのそのやり方に腹が立った。何人もの浪人に囲まれても涼しい顔をして敵を切り捨てていった人間のする事だろうか?やるならやるで最後まで自分の責任でやれよ、と突っ込みたくなった。それが一国の将軍を担う人間のする事か。
 水戸黄門なら印籠、銭形平次だったら銭投げ、桃太郎侍なら得意の口上。時代劇には時代劇なりのお決まりの胸のスッといく様な終幕がある。それが遠山の金さんのお決まりパターンが「成敗」の一言なんてあんまりにもお粗末だ。まあ、他の時代劇のもお粗末と言えない事もないが・・・。それでも、金さんは群を抜いて酷いと思った。
 「成敗」それは将軍様の我儘が露骨に表れた便利な言葉であるが、もうちょっとひねりがあっても良いじゃないだろうか。いやそれよりも、こんな事を真剣に書いている俺の方がどうなんだ。世間から「成敗」の声を掛けられない様にもっと真剣に生きたいと思う所存であります。ではでは。

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