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屑オプション売り

今日は取引もしなかったので、屑オプション売りについて長文になるが語ってみたい。

個人投資家がネット証券各社でオプション売りが出来るようになって数年。
リーマンショック後しばらく経ってからだと思うが、屑オプション特に屑プット売りを始める奴が出始めた。
ふつう個人のオプション取引と言えば、near out of the moneyのコールorプット買いで始めるというのが常識だったし、参考図書などもそれを中心に様々なリスクヘッジ手法を述べ、個人は(ヘッジ以外)オプション売りには手を出すな、と注意している。
ところが、FX等で売りから入ることに抵抗感のない個人が増えたせいか、オプション売りから入る個人も増えてきたようだ。
そして、誰が最初かは分からないが、at the moneyから遠く離れた金額(ここでいう屑オプション)、例えば日経平均が\10,000なら\7,000のプットや\13,000のコール(プレミアムは\10くらいか)などを100枚とか大きく売り、SQまで放置するやり方が少しずつ広まって行った。
ここで例えば、\7,000のプットを\10100枚売ればSQまでの約1月の間に大暴落がなければ、100万円の儲けになる。
リーマンショック後は、昨年のギリシャ危機でも、そんな大暴落はなく、何の努力もせず毎月順調に儲けて行った個人が結構いたようだ。
今年3月のSQ直前にも、その順調さを自分の実力と自惚れていた奴らは、今まで同様何も考えず4月限のプットを大量に売った。
お気楽に構えていた奴らの多くは、大震災とそれに続く福島第一の水素爆発での大暴落により、4月限のプットが一気に数百倍になったが、何も出来なかった。
証券各社はどこもプット売りのリスクは承知しているので、投資家に自動ロスカットを設定させている。これはどこも似たようなもので、リアルタイムに含み損が設定値に達した時点で成り行きで強制決済させるというもの。
そして4月限のプットが10倍とかになった時点で、売っていた投資家に一気に自動ロスカットがかかったが、全ての成り買いに対する売りがその値段であるわけもなく、多くの投資家が自分の売値の50倍や100倍以上で買戻す羽目になった。
その結果、1年程度で数千万円儲けた奴が、一瞬にして1億円以上の借金を背負う羽目に陥った。
当然、払える奴はほとんどおらず自己破産となり、ネット証券各社が立替えなければならくなり、各社共大幅な赤字となった。
ライブドアショックの時の信用買いでの自己破産やリーマンショックを知っていながら、ろくに考えもせず超ハイリスクなオプション売りに手を染めた奴らには全く同情の余地はない。
個人のオプション売りを始めたネット証券各社も同様。
頭が悪いとしか言いようがない



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