日記

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夏になると江戸っ子は蓮の花を愛でる蓮見を楽しみました。
蓮は花後の花托が蜂の巣に似ていることから蓮(はちす)とも
呼びました。
蓮見の名所は上野の不忍池で
「江戸名所図会の不忍池蓮見」の項にも
“不忍池は江戸第一の蓮池(れんち)なり。夏月に至れば
 荷葉累々として水上に蕃衍(はんえん)し、花は紅白色を
 まじへ、芬々(ふんぷん)人を襲う。 蓮を愛するの輩
 (ともがら)、凌晨(しののめ)をことさらの清観とす“
と書かれています。
凌晨(しののめ) 東雲 早朝が見頃です。
イメージ 1



























夜明け前から蓮の花を観たあと、池の周りの茶屋で蓮の若葉を
細かく刻んで米と一緒に炊き込み蓮の葉をお皿にして盛りつけた
「蓮飯(はすめし)」を食べるのが風流と言われました。
「江戸自慢三十六興 不忍池蓮花」 歌川二代広重/歌川国貞
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「東都名所 不忍之池」 歌川広重
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「東都花暦 不忍蓮」 渓斎栄泉
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「東都名所合 池の端」 歌川豊国
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「風流六歌仙 僧正遍照」  鈴木晴信
“はちす葉の にごりにそまぬ心もて なにかは露を 玉とあざむく”
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「採蓮美人」 鈴木晴信
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「東都勝景一覧 不忍池」 葛飾北斎
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蓮見は人気があったようで浮世絵なども多いです。
おわり





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端午(たんご)の節句
 
端午とは、端(はじめ)の午(うま)の日という意味で毎月最初の午の
日を呼んでいましたが、午が五に通じることから毎月の五日を、さらには
中国の伝統的暦・夏暦(旧暦)では5月は午の月にあたることから五月五日
を端午と呼ぶようになりました。
旧暦の五月は高温多湿の真夏で伝染病や毒虫の害が多いことから「悪月」、
「毒月」と呼ばれ臭気の強い菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を軒先に挿し
厄除けとしました。
菖蒲は葉の形が剣のようで悪霊を退散させる力があると見做されており、
「蛇聟入り(へびむこいり)」の伝承から菖蒲湯にも入るようになりました。
「菖蒲」は「尚武」にも通じることから武家では五月五日を男子の節句と
するようになり、民間でも鯉幟・鐘馗・武者人形などを飾り、粽(ちまき)や
柏餅を作って饗するようになりました。
粽は餅を殺菌力のある菖蒲、茅(ちがや)、笹、竹の皮などで包んだもののうち
茅で包んだものが多く作られたことによります。
柏餅は柏の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、特に武家では家系が途絶えず子孫繁栄するという縁起をかついで作られました。
 
 
軒先に菖蒲を吊るし室内には武者人形や鎧兜を飾り、庭では子供たちが菖蒲打ち(菖蒲を束ねたもので地面を打ち大きな音を出して悪霊を祓う)をしています。  外には家紋や鐘馗の絵の入った幟や鯉幟が立てられています。
 
「江戸砂子年中行事 端午之図」 揚州周延
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「東都歳時記 端午市井図」 長谷川雪丹
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「子宝五節遊 端午」 鳥居清長
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「風流十二月 五月」 菊川英山
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「五節句ノ内 皐月」 初代歌川国貞
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「名所江戸百景 水道橋駿河台」 歌川広重
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「端午」 葛飾北斎
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「豊歳五節句遊」 初代歌川国貞
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おわり




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「弥生(3月)―花見」の項でも書きましたが、江戸の人は
花の見ごろを季節の立つ日から何日目ころと数えてきました。
 「立春」から数える「桜」の見ごろ
 「立夏」から数える「藤」の見ごろ
 「立秋」から数える「萩」の見ごろ
 「立冬」から数える「楓」の見ごろ
 
東都歳時記によると「藤」の見ごろは「立夏」から数えて十二三日目ころ
と書かれています。
今年の立夏は旧暦の4月10日で新暦では5月5日になりますから5月上旬
ころが藤の見ごろということになります。 
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「亀戸天神太鼓橋」 鳥居清長
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「亀戸天神ふじ」 歌川広重
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「名所江戸百景 亀戸天神境内」 歌川広重
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「亀戸藤之景」 歌川国貞
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「東都三十六景 亀戸天満宮」 歌川二代広重
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「藤に鶺鴒」 葛飾北斎
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これで卯月(4月)の項は終わりです。





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帰ってきました



一週間のお休みをいただき無事帰還しました。
また元気にブログを再開いたします。
よろしくお願いします。 

                <m(__)m>
               ティティ探偵


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お知らせ



いつもありがとうございます。
桜も満開でよい季節となってまいりましたが
都合により一週間ばかりブログをお休みします。
 
            ティティ探偵


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