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モツゴ

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 モツゴという魚をご存知でしょうか。コイ科に属する8センチくらいの魚です。
 子供の頃、城東運河はメタンガスがポコポコと発生するどろどろの運河でした。川幅も今よりずっと広くて、鉄筋丸棒や石炭を運ぶ船が頻繁に行き来していましたが、荷物を運ぶという運河の役目が終焉を迎えて、両岸に杭を打って水を掻い出し、遊歩道ができ、水が浄化されて魚が棲める水になりました。

 城東運河、今の城北川は南は寝屋川へ、北は大川へつながっていますが、水が浄化されて川の魚が入ってきたのでしょう。ウチの家からすぐ近くの中すみれ橋の橋桁のところでもんどりを掛けると、モツゴがたくさん採れました。これを水槽で飼うとなかなかおもしろいのです。雄と雌は見分けがつきませんでしたが、春になって繁殖期を迎えると雄は黒っぽくなり(婚姻色)口のところに追い星が現れます。雌は岩の陰などに卵を産みつけます。水槽の中では濾過器の底に大量に産みつけました。すると雄が縄張りを張って卵に近寄る魚を撃退するようになります。小さな水槽の中でしたが見ていておもしろいものでした。

 そんなモツゴも場所によっては激減して絶滅危惧種にまでなっているとか。城北川でも余り見かけたという話を聞かなくなりました。タイワンドジョウやカムルチーなどの肉食魚が侵入して減っているようです。割と公園の池などにもいる普通の川魚だったんですが。

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