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西日本新聞朝刊 2019年02月07日 06時00分
麻生太郎副総理兼財務相の発言がまたもや物議を醸している。3日の地元集会で「子どもを産まなかった方が問題」と述べ、 すぐに謝罪に追い込まれた。 これまでも「ヒトラーは動機が正しくても駄目だ」など数々の発言が 問題化してきた。 ただ、世間には「麻生さんだから」と、言いたい放題を許容する ような空気が漂っていないだろうか。 3日の福岡県芦屋町での集会では、 平均寿命が延びて高齢者の比率が高まった現状について 「(年を)取ったやつが悪いみたいなことを言っている変なのが いっぱいいるが、それは間違っている。 子どもを産まなかった方が問題なんだ」と述べた。 国会で批判され、4日に撤回した。 少子化の背景には、労働環境といった社会的な障壁があるが、 責任を女性に転嫁しているかのような発言で、 配慮に欠けるとの指摘が上がっている。 麻生氏は2014年12月にも同様の発言をしており、 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「学習能力がないとしか思えない」と 切り捨てる。 一方、伊藤氏は麻生氏を「座談の名手」と評す。 伊藤氏は「内輪話では楽しい話題を提供する。 内輪なら『口が悪いな』で終わるかもしれないが、 公衆の面前でやってしまう。公私の切り替えがつかない」と分析。 田中角栄元首相の言葉を紹介してくれた。 「言って良い事・悪い事、言って良い人・悪い人、 言って良い時・悪い時」 言葉をなりわいとする政治家たるもの、 TPOを守るのは当然というわけだ。 首相時代を含め、麻生氏は失言して釈明、撤回するケースを繰り返す。 過去には「(日本と中国のコメの価格差について) アルツハイマーの人でも、これくらいは分かる」(07年7月)、 「たらたら飲んで食べて何もしない人の分の金(医療費)を、 何で私が払うんだ」(08年11月)という発言もあった。 伊藤氏は「政治家で失言する人は大体、想像力がない人だ。 周りへの配慮、気遣いができない」と指摘する。 政権ナンバー2が見識を問われる発言を繰り返し、 財務省決裁文書改ざんの政治責任を問われても職にとどまるご時世。 吉田茂元首相の孫で超然とした雰囲気にべらんめえ調。 失言は当たり前だと寛容になっていないだろうか。 九州工業大の佐藤直樹名誉教授(世間学)は「 本来は深刻な問題発言だったにもかかわらず、 国民がすぐに忘れてしまう世の中になってきている」と危ぶむ。 「批判しても無駄だという世間の雰囲気が一番まずい。 おかしいことにはきちんと声を上げることが大切。 でなければ同調圧力が増し、 社会の人権感覚が底抜けになってしまう」と警鐘を鳴らす。 =2019/02/07付 西日本新聞朝刊= 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 許してはいけない人ばかりの政権 暮らしにくい世の中である。 隠ぺい・不正・忖度なんともやりきれない。
虐待で死亡だって、政権がしっかりしてないから、 人権意識が薄いのである。 |

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