障害と闘う

身体的なものに限らず、人間や世の中のしくみも障害だらけでした。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全15ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

生保のアンケート

契約している生命保険会社からアンケートが届く。
 
質問事項は
 保険に入った理由
 満足度
 …などが主となっていて、担当、コールセンターなどに分かれている。
 
正直「満足している」と答える人はどれくらいいるのだろう?…と思う。
ぜひとも、このアンケート結果を、自社の都合で改ざんすることなく
正しく利用者に伝えてほしいものだ。
 
私はもちろん、満足などほど遠い。
 
夫が高校生の時から、夫の両親がかけてきた保険。
それを結婚を機に引き継いでファミリー型にした。
かれこれ30年以上かけてきた生命保険。
しかも、今の医療保険などと違い、掛け金は1ヶ月数万円と高い。
(当時はそれが普通だった)
 
その夫が脳出血で倒れ、1級障害者になってしまった。
倒れて4年。もちろん現在も職場復帰ははるかかなたの夢。
 
学資保険と住宅ローンは、夫を重度障害者と認めてくれた。
けれど、生命保険会社だけは、頑として認めない。
 
説明を聞いていると、植物人間にでもならない限り
生保の高度障害というものには当たらないらしい。
 
「わが社の規定は厳しいんですよ」と、エラソーに言った生保会社の男性。
それって自慢ですか?自慢にならないでしょ?
 
高い保険料とっていながら、払う時は一般より数段高いハードルを設けて
保険金は極力払わないようなシステム。それが生命保険。
 
1級障碍者って、一番重い障害者ですよ?
特級障害者というものはないんですよ?
なのに…1級障害者でも「我が社のいう“高度障害”には当たりません」
と平気で言ってのける保険外交員。
 
「ご主人に万が一のことがあったら大変でしょ?そのための保険ですよ」
勧誘するときはうまい言葉を並べ立てるけれど
その万が一って死んだときだけですよね?
1級障害者で、もう一生働くことは無理になって、収入の道は絶たれても
高度障害者とは認めず、保険金は払いません。保険料は今まで通り払ってください。
 
そのうち、保険料が支払えなくなって解約すれば、保険会社のまるもうけ。
私から言わせてもらえば、詐欺に近い金融業者のひとつにしか見えません。
 
脳梗塞などの場合、その後の保険料はいただきません、という保険があるというのも
夫が病気になった後に知った。担当者からは何の説明もなかった。
 
家の場合、子供たちがある程度大きくなっていたのが救いだった。
もし、これが子供たちがまだ小さかったら一家心中しなくてはならないくらいの現状だ。
 
当時、ネットで色々検索したら、同じような思いをしている人はたくさんいた。
けれど、そういうのを投稿しているサイトはいつの間にかネットから消されている。
保険会社がそうしているのか??疑惑は募るばかり。
 
しかも保険関係者らしい人物の書き込みで忘れられないのは
「規約で決まっていることなのに、自分にだけは払ってくれってことか?」
みたいな高圧的で傲慢な書き込み。
 
私たちはそんなことを言っているんじゃない。
最初からそんな保険だと知っていたら契約はもっと慎重に考えた。
分厚い約款の本を置いていくだけで、そんな説明は一切してないでしょ?
 
その“規約”自体がおかしくないですか?と問うているのだ。
そのことを理解しようともしない。
 
解約しないのは、今の夫の容態では新たには入れる保険などないからだ。
仕方なく今までの保険を続けている。
けれど、入院手当金だって、実際に入院したのは7ヶ月でも、3ヶ月分しか出ない。
3ヵ月分の入院手当金なんて3年も保険料を払えば足が出てしまう。
 
保険に入る時は、保険会社は人助けの会社だと思っていた。
でもそれは私の勝手な勘違いで
保険会社というのは、しょせん金儲け主義の金融会社に過ぎないものだった。
会社なのだから利益を追求するのは当然と言われれば当然だけれど
夫が病気になってからの、保険会社の人たちの言動をイヤというほど見てきた私には
○○○まがいの高利貸しと似たり寄ったりに見えてしまう。

神様のカルテ

長野県の病院で働く医師が書いた、病院を中心にした小説です。
登場人物もそれぞれ魅力的だし、1も2も物語にどんどん引き込まれました。
そして思ったのは。。患者側からすると、こういう病院にかかりたい…ということでした。
 
私は過去の経験から、医者には不信感を持っています。
 
ひとつは、もう10年以上も前のことになりますが
私の母が網膜剥離で某大学病院に入院、手術をした時のこと。
大学病院なので若い医師が、研修生を後ろに数人従えて
まるで母をサンプルのように扱い、言葉づかいも横柄で
とても自分の母親か、ヘタをすると祖母ともいえるような
目上の人に対する言動とは思えませんでした。
 
医者とはいったい自分を何様だと思っているのか?
・・・不信感の芽生えです。
 
ふたつめは、私がドナーになった時のこと。
レシピエントの都合で、東京の某大学病院で手術しましたが
手術の前の最初の検査の時に、わざわざ東京まで来るのは大変だろうから、と
東京の病院の方から
「検査はそちらの病院でしてきてください。比較的大きな病院なら可能なはずです」
と言われ、まず電話をしてみたのが、前出の某大学病院。
けれど、さんざんたらいまわしされた揚句、言われたのは
「ウチで手術するなら検査もしますが、ウチで手術をしないなら検査もしません」でした。
 
なので、次に某国立病院に電話をしてみました。
やはりたらいまわしされた後、担当の○○先生が電話に出て
「わかりました。一度、外来へおいでください」と言いました。
そこの病院は家から少し遠かったので、一日休みをとって行きました。
・・・が、診察室に呼ばれて言われたのは「検査はできません」の一言でした。
たった一言・・・それだけなら電話でそう言ってくれれば良かったのに…。
「電話で先生が『外来に来てください』とおっしゃったので、来たんですが・・・」と言うと
「どんなに粘られても、できないものはできないんですよ」と。。
・・・随分と失礼なもの言いですよね。
『どんなに粘られても』って・・・まだ一言しか言ってないですけど。。
 
そして言われたのは、移植手術の場合、手術をする病院にはお金が入るけれど
検査だけをした病院にはお金が入らないということでした。
「つまり、1円にもならない仕事はできないということです」
よ〜〜〜〜〜く、わかりました。
 
しかも、断りの言葉を聞いただけなのに、診療代は2500円とられました。
病院って随分と楽にお金がもらえる仕事なんだなぁ。。と思いました。
・・・医者=病院に対する不信感は募るばかり・・・★
 
けれど移植手術をした東京の病院は、医師も看護師さんたちも皆感じが良く
親切で、いろんな不安も解消されて、無事に手術を終えることができました。
病院によって、医師も看護師さんも受付の人の態度まで随分と違うものだと実感しました。
 
それにしても。。その東京の病院は移植を数多くしているし
私のようなパターンも珍しくないと思うのに、何故こんなトラブルがあったのか不思議です。
私の住んでいる県の医療機関が特別だったのでしょうか??いまだにわかりません。
 
3回目は夫が病気のため、精神的に不安定になった時のこと。
救急車で運ばれて不安でいっぱいの時に
かかりつけの脳神経外科の担当医に「どこかの精神科へでも行ってくれ」
と言われたことです。この時は耳を疑いました。
医療相談の人のフォローもあり、この病院には今もお世話になっているし
その医師も随分と態度は柔らかくなりましたが。。。
 
同じ病院でも、科によって全然違うというのも体験しています。
だから、ひとつのことで、その病院内すべてとは言えないとは思っています。
夫が病に倒れて4年。
少なくとも7つの病院・医院にかかりました。
脳神経外科、リハビリ病棟、歯医者、皮膚科、眼科、精神科、内科。。
いろんなことがありました。
二度と行きたくない所もあれば、感謝してもしきれないほどお世話になっている所もあります。
 
神様のカルテに出てくる病院は、働いている医師たちは大変そうだけれど
患者側からすると、選べるものなら、ああいう病院を選びたいとつくづく感じています。
 
☆-------★-------☆-------★-------☆
 
随分とブログ更新をサボっていました。
理不尽なことや、やりきれない思いを抱えきれなくなり
愚痴の吐き出し口のように作ったブログでしたが
サボっている間、何人もの方からメッセージをいただきました。
 
友人・知人はもちろん、ここを読んでくださった見ず知らずの方々まで。。
こんなブログでも読んでくださっている方々がいること、とても嬉しく思いました。
そして、同じような思いに追い詰められたり悩んでいる方が多いということも知りました。
 
私の住んでいる所は田舎で、介護をしている人たちの集まりというのはほとんどありません。
介護をしている人たちに必要なのは、理解し、相談の乗ってくれる人たちの存在です。
ひとりで何もかも抱え、潰れそうになっている人はたくさんいると思います。
 
そういう人たちの心のよりどころになるような場所がほしいです。

アンケート

先日、「回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中患者の予後調査」というのがあった。

少し前に、某大学から封書でアンケートが届き、記入して送り返したけれど
今回は自宅に来て実際に話を聞かせてほしいとのこと。

確かに今の規則では、まだリハビリが充分とはいえないうちに
「当病院での入院期間は終わりですので退院してください」と放り出されてしまう。

その後は県のリハビリセンターに行ける人は行って訓練を続ける。
・・・が、主人の場合、うつ病があったことと
その後痙攣を起こしたこともあり、そういう所にも行けなかった。
(痙攣を起こした人は少なくとも1年は受け入れられないと言われた)

在宅介護の状態での、訪問リハ、訪問看護、通所のデイサービスで1時間ほどのリハビリ。
家で自分でするということは結構難しい。
周りは「やってくださいね」としきりに言うけれど、本人のやる気がなければ続かない。

身体の状態に関する質問のほかに、そういったことも話せて良かったと思う。
もちろん、そんなことは多くの人から聞いているだろうけれど。。

それが今後のリハビリの治療方法の向上につながれば・・・どれだけの人が喜ぶかしれない。


今月は介護保険の更新の時期になる。
以前、介護度が前回よりも軽くされるパターンが多いということを聞いた。
ウチも最初は4だったけれど、昨年から3になった。
もしかしたら今年は2にされるかもしれない。

調査に来る人は、そういったことの専門の人だと思うのだけれど
あまりに無理解なことに驚くことも多い。
右半身麻痺の人に「杖をつけば歩けるのですね。じゃあ、買い物かごを持って歩いたりできますね」
・・・・・・・・・・・・・
良い方の左手で杖をついているのだから、空いている手は麻痺でまったく動かない手なのに
どうやってかごを持って歩けるというのだろうか?

失語症に関しても、ほとんど理解されていない。
高次脳機能障害になると、もっと理解されていない。
・・・・ためいきが出る・・・。

今日もケアマネージャーさんが来月の予定表を届けてくれたけれど
「訪問看護とか減らしても大丈夫ですかねぇ。。」と。
それって、どういう風にとれば良いのか・・・。


今の夫は、人生に何の楽しみも見つけられないで、ただ生きている。
私も同じだ。

それでも・・・以前より少しは受け入れられるようになった気もする。

「人生に無駄はない」と思って、色々考えてきたけれど
今回、その答えはなかなか見つからなかった。

最近は、やはり今までと同じように、すべてがつながっているんだ、と思うようになってきた。
先のことはまったくわからないし、不安だらけだけれど。。

この状況でどう生きていくか・・・少しずつでも・・・前を向いて歩いていきたい。

生きる意味

少し前に、どこかで「意味がないと生きられないのか」という言葉を聞いた気がするけれど。。

生きる意味を探すのはわがままなことなんだろうか?

私はいつも“意味”を探してしまう。

例えば、夫が病気になった意味。

それは夫、私、家族にどんな意味があるのだろう?

どんな意味があろうと、毎日を生きるのに精一杯だけれど。。


最近「死にたい」とまでは言わないけれど、「私が生きている意味があるんだろうか?」と思う。

確かに、私が今死んだら、夫の世話やまだ結婚していない子供たち。。

無責任なことはできないと思うんだけど。。それはわかっているんだけど。。

私は何のために生きているんだろう?

夫の世話をするために?

それがいったいいつまで続くんだろう?

そして、それが終わった時・・・私は自分の人生に満足できるのだろうか?

介護する側される側

夫が脳出血で倒れ、半身麻痺及び失語症、高次脳機能障害と言われ
それでも長年かけてきた生命保険は障害特約すらおりず
在宅介護を言われ、私は外でしていた仕事を辞めて家に入った。

歯が痛いと言えば、歯医者に連れて行き
お尻にできものができたと言えば皮膚科に連れて行き
目がよく見えないと言えば眼科に連れて行き、眼鏡を作った。

歯もきちんと磨くように・・・
でも「なるべく自分のことは自分でできるように」と、必要以上の手助けはしなかった。
お尻のできものも、健康だった頃からでき易い体質だったし
夫専用に薬用石鹸を用意したり、お風呂に入れる時も気をつけて洗い流した。
眼鏡も何件かまわって良さそうなのを選んで作った。

けれど。。。何かあると、私のせいにされてしまう。

例えば病気。
「そんなにお酒を飲んでたの?気をつけてあげなきゃ。。」とか
「寂しかったんじゃないの?」という人もいる。
その言葉の裏には
『妻であるあなたが夫の健康管理を怠っていたからよ』
『旦那さんの病気はあなたのせいじゃないの?』
という私に対する非難が感じられる。

お酒のことでは健康な頃、どれだけ注意したかしれない。
最後は喧嘩にさえなるほど言っても、夫はお酒をやめなかった。
それは、ずっと見てきた子供たちが良く知っている。

お尻のできものも
「清潔が第一ですから、奥さんが見てあげないと。。」と言われる。
お風呂に入らない日は、からだふきを使って拭くようにしても
元からそういうのができ易い体質と医者に言われたこともあるし
なかなか良くならない。するとまた言われる。
「毎日でもお風呂に入れてあげてくださいね」

・・・・夫をお風呂に入れるのは大変だ。
それをいとも簡単に「毎日入れてください」なんて言われると
「もういやだ!!」と叫びたくなる。

どこまでやってもやっても
更にこうしてああして「やってあげてください」と言われる。

眼鏡も作る前は「見えない、見えない」としきりに言うので
眼科に行き、眼鏡屋さんに行って、ちゃんと作ったのに
作ってしまえば、それほど日常使っているわけでもない。
どうして?・・・と思う。

こっちばかりが、あれもこれもと要求される。
してあげるのが当たり前と思われる。
病気の人ばかりが大切に大切に扱われて
介護している側のことは考えてくれない。

それを仕事にしている人は、家族を自分達と同じに考えないでほしい。
(そういう体制になってしまったと聞いたこともあるけれど、それは変だ)
家族は介護に関して素人だし、お給料をもらえるわけではない。
それどころか自分がしたい仕事すら奪われてしまうのに。。

・・・仕事は、お客様の要望もあり
最初はキッパリ辞めようと思っていたのを
できる範囲で細々と自宅で続けてはいるけれど。。
売上は外でしていた頃に比べたら3分の1〜4分の1程度にしかならない。

夫の借金もまだ半分くらい残っているし。。
なんとか少しでも収入につながれば・・・と思って続けている。
それに私自身も、何もなくなってしまったら良くない気がする。

けれど・・・夫はリハビリも自主的にはしない。
家庭教師のようにべったりついていれば少しはやる、という程度。
手足の運動も、TVを見ながらでいいから
左手で動かない右手を持って開くとか動かすとか何かできることがあるだろうに
・・・ただ座ってTVを見ているだけで、自分では何もしない。

毎日食事の支度を朝昼晩として、家の掃除に洗濯、猫の世話。
子どものお弁当や送り迎え。
夫を脳神経外科、精神科、皮膚科、歯科・・・と、その都度連れて行く。
その合間に仕事を入れる。

なのに・・・「リハビリも、奥さんみてやってくださいね」と言われる。
もちろん、私が手を貸さないとできないようなことは、言われるのもわかる。
でも・・・でも・・・自分ひとりでできるようなリハビリも何にもしない夫を見ていると
『私はこんなに色々やっているのに、何故、あなたは自分からは何もしないの?』
と言いたくなる。

本当は・・・そんな風に言われるのは夫の心に負担をかけるだけだろうし
良くないだろう、とは思うけれど・・・介護する側にばかり要求されると爆発しそうになる。

こうやって、介護側が不満を感じるのは良くないと思う。
介護側が精神的に不満やストレスを感じたら
それは介護される側にとっても良くない方向にいってしまうから。。

以前は、福祉の仕事をしている人は家族のこともわかってくれて
医者はもっと事務的で冷たいと思っていた。

けれど夫が病気になって2年半。
実際は、私が思ってたのとは逆だった。

「ご家族の方々も大変でしょうから。。」とか
「介護する方だって、人生楽しむ権利はあるんですよ」
と言ってくださったのは、いずれも、お医者さまだった。

介護者の会というものも、ある所にはあるらしいけれど、私の近くにはないらしい。
ネットで調べてみても、たまにそういう会があっても
詳しく読んでみると、皆、旅行に行ったりしてふれあいの場をもっている。

夫が働けなくなって、在宅介護を言われて。。
よく皆、旅行に行くような経済的余裕があるなぁ。。と思ってしまう。
ウチも夫の借金さえなかったら、そういうこともできたかもしれないけれど。。

旅行なんてたいそうな事はしなくてもいいから
どこかに集まって、介護される側もする側も
ゆっくりとお茶でも飲みながら話ができる場が欲しい。

失語症の人が書いた本も読んだけれど
周囲に理解されにくいことによるストレスがかなりあると書いてあった。

だけど。。
「・・・誰もわかってくれない・・・」と思うのは介護する側だって同じだ。
同じ立場の人と色んなことを話したり情報交換できる場所が欲しい!・・・と、つくづく思う。

全15ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事