呟き尾形の今の政治に物申す blog版

日本の政治のあり方を最終的に決定する権利を持っているのは日本国民です。

全体表示

[ リスト ]

観光原理主義

観光原理主義

 さて、山本地方創生相「学芸員はがん」発言撤回し陳謝したそうです。
 記事を引用します。

山本地方創生相「学芸員はがん」発言撤回し陳謝
2017年04月17日 11時46分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170417-OYT1T50027.html
★★★ここから★★★
山本地方創生相は17日午前、「学芸員はがん」などとした16日の発言について、「適切ではなかった。撤回しておわび申し上げる」と陳謝した。
 都内で記者団に語った。17日朝に菅官房長官に発言を撤回する意向を伝えたという。山本氏は記者団に、「文化が大きな観光資源になるので、学芸員の方々も観光マインドをもってもらう必要があるという趣旨だった」と説明した。
 山本氏は16日に大津市で開かれた滋賀県主催の地方創生セミナーで、「文化観光を進めなければならないが、一番のがんは学芸員という人たち。一掃しないといけない」などと発言した。
★★★ここまで★★★
 だそうです。
 ことの発端は、山本幸三地方創生担当相が2017年4月16日、大津市内で講演後、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などで働く専門職員である学芸員に実質的な政治圧力をかけたことにあります。
 山本氏は質疑の後、記者団に「(学芸員を)全部首にしろというのは言い過ぎだが、(観光マインドを)理解していなかったら代わってもらうという気持ちでやらないとできない」と釈明したそうですが、そもそも、山本地方創生相自身は、しっかり論理的に観光マインドなるものを説明できるのでしょうか?
 おそらくは、観光客を集客できるんだから、観光は地方創生にはいいききまっている。という、観光原理主義となり思考停止をしているのでしょう。
 確かに観光は集客できるかもしれませんが、すべての観光はうまくいっているどころか、観光で失敗しているところも大多数です。
 単純に、最初から地元の人が自慢すらできないものをつくり、最初はめずらしいからいいけれど、地元の人が自慢すらできないから飽きて、観光用につくった箱ものを中心にすたれれ、その負の遺産がのこり、地方に負債を残すわけです。これでは地方創生どころから地方衰退です。
 そもそも、観光資源となりうるものは、地元の人が自慢でき、観光客がその自慢に納得できるものでなければいけないわけです。
 つまり、観光は地元の人が誇りをもてる観光資源でなければいけないわけです。
 その意味では、文化は地元の人の歴史の積み重ねであり、学芸員に地方の魅力をほりおこさせ、それをアピールするのが得意な人に観光に活用させればいいだけの話なのです。全ての人が同じ役割、同じ仕事をするのではなく、各自がお互いの価値観において役割分担すればいいわけです。
 別に学芸員に観光マインドを理解されなくても、研究結果を出してもらって、それを観光用にプロデュースする役割の人がやればいいのに、学芸員にすべてをやらせて丸投げするようなやり方は非常に不合理だし、役割分担によって目的を果たすという組織的な仕事を否定する発想です。
 単純に、山本地方創生担当相は、役割分担という考えを知らないわけで、自分の価値観である観光マインド原理主義に賛同されないから、がんだ、一掃せよというファシスト的な発想をもち、それを質疑で、発言して政治的圧力をかけるような人に、地方創生を担当するには適正はありません。
 これも、観光マインドなるものを論理的に説明できず、さも、宝物のように観光マインドと唱えればみなが納得する呪文が聞かない人はがんである、一掃せよというのが今回の発言に地方創生担当相の仕事がなになのか、役割は何かをりかいできないでいるということなのでしょう。
 もちろん、観光は地方創生の一つの要素ではありますが、その大前提は観光資源が観光する地元の住民が継続的に埃の持てるもの、よいとおもえるものが前提です。
 しかし、山本地方創生担当相は、に「(学芸員を)全部首にしろというのは言い過ぎだが、(観光マインドを)理解していなかったら代わってもらうという気持ちでやらないとできない」という言動から、観光だけが地方創生と思い込んでいるというわけです。
 その思い込みに賛同できないなら圧力をかけて観光推進するファシストは、結局、独りよがりの企画しかできなくなるのは自明です。
 だいたい、学芸員もそもそも、観光マインドがあるんであれば、学芸員という道は選ばないと思いますしね。観光マインドがあれば、観光業の道にすすみますよ。自分の考えに手放しに賛成されないから説得しないで一掃する発想はファシストの発想だということです。 
 もっとも、学芸員はがん、一掃せよという過激な発言は4月17日に撤回されたわけですが、撤回はいいけれど、ということは、撤回はもう学芸員に頭が上がらなくことを意味するけど、ファシストにはそういう自覚はないとは思います。
 ですので、口だけの謝罪になるとは思いますので、指摘をして自覚していただかないと、観光による地方衰退が推進されるのは目に見えています。
 だいたい、釈明というか弁解が、「学芸員の方々も観光マインドをもってもらう必要があるという趣旨だった」 とのことですが、それは、学芸員はがんだ、一掃せよという必要はまったくなく、学芸員は自分の研究を観光に活用し、地域に貢献するように意識改革すべきというべきですよね。
 もっとも、そもそも、山本幸三地方創生担当相は、学芸員をバカにしているから、”がん”と批判したわけで、バカにしているから、一掃してもむしろ、いいことをしたと思っているわけです。いらないものを捨てるのは片付きますからね。でも、それを適用するなら、地方創生をするポストが地方衰退する方法を推進するなら山本幸三地方創生担当相が、一掃されるべきだということになります。が、私はファシストではないので、意識改革していただければ結構です。
 で、詳しい経緯は報道されていませんが、観光マインドなるものを、学芸員に論理的に説明できなかっただけなんでしょうね。
 陳謝はいいけど、結局観光マインドという観光原理主義で、地方に観光資源負債を増やすだけの方法に理解されなかっただけの話だと思います。原理主義だから原理に反するものは排除しようとファシスト的な発言があったわけです。

 で、そもそも、観光資源は、地元の人が観光に来た人に自慢できるものじゃないと継続されません。でも、そういうことを考えないで観光推進する政府のやり方は観光負債を増やして地方に負担欠けて衰退させるだけです。
 私見ではありますが、観光推進したいなら、まずは、地元の人が自慢できる観光資源、つまり、地元の人が愛着をもっているもの、あるいは、地元の人が観光したい、ないし、日々、定期的に地元の人が観光する資源を掘り出してから推進しないと失敗は目に見えています。
 

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事