| 冬に自然が造り出す最も美しいものの一つに、雪の結晶があります。 |
| 【雪博士】 と言われ、人工雪を世界で初めて作る事に成功した中屋宇吉郎の言葉で、 |
| “雪は天から送られた手紙である” という素敵な表現が思い出されます。 |
| 上空から降ってくる過程で、氷の結晶が気温・湿度・気流などで形が変化するからだそうで、 |
| 形状を観察すれば、それらの状況が把握できるからという意味らしいです。 |
| では、なぜほとんどの結晶が六角形なのかというと、 |
水蒸気を含む空気が上空で冷却され過飽和(空気へ水が溶ける濃度を超えた状態,温度低下で起こる)になると,ごく細かいちりなどをしんにしながら水分子は気体から凝結して固化することで氷のつぶが生まれます。
水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。 平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
| と、なんか小難しい説明ですが、美しいものは素直に美しいと感じられればいいのでしょうね。 |
| ちなみに人工降雪機で作られた雪は、ほぼ球形だそうですよ。 |
| 1枚目は角板付き樹枝状結晶、2枚目は樹枝状六花(りっか)結晶なんて呼ばれています。 |
| こちらは冷え込んだ朝に、窓一面に現われる雪の結晶のような美しい模様。 |
| 霜の結晶を白い花にたとえて、霜華(しもばな、そうか)、窓霜(まどしも)と呼ばれています。 |
| アンティークガラスの 「結霜ガラス」(けっそう)にも似てますよね。 |
| もしかしたら、霜華からヒントを得て作られたのかもって思えます。 |
| 霜華は氷点下に冷えた時、水蒸気が窓ガラスの表面に疑結してできる氷の結晶模様。 |
| その時々の条件で千変万化し、同じ模様は二度と見られないって感じ。 |
| 日が当たるまでのわずかな時間だけ 見られる自然の芸術作品なんです。 |
| 東京ではまず無理ですが、雪国や寒い地方へ行った時の楽しみにしたらどうでしょうかね? |
| 冬の楽しみをまたひとつ、見つけられるんじゃないかと思いますよ。 |
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