松下幸之助 宇宙法則情報ノート

松下幸之助さんの宇宙法則に関する情報や哲学・エピソード等を公開します。感じる心はあなた次第です☆

幸之助さん・人生哲学

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現在はインターネットなどの通信技術が発展して、情報を瞬時に世界中に伝えることができます。

それが通信技術がない時代、江戸時代などはたとえ良いことをしていたとしても、なかなか知られなく、何代かあとになってから知れ渡るかもしれません。

テレビやラジオなどが普及した昭和の時代は、良いことすると、全国津々浦々までそれが知れ渡りますので、志がある人間としましては今日は非常に成功しやすい時代なっているのだと、幸之助さんは言います。


幸之助さんが青年と話をすると、成功しない時代だという人がいます。

それを聞いた幸之助さんは、その青年にこういう話をします。


「それは違う、反対だ。

ぼくらの時代には大阪でもの売っても、東京でそれが知れるということはなかなか容易ではなかった。

今日はそうではないから成功しやすい時代である。

志のない者には同じことである。

しかし志があれば、今日は成功しやすい時代である。

だから決してあなたの言うことは当たっておらないよ。」


そう話すると、そうだと言う人もいますが、否定する人も多くいました。

幸之助さんは、このように言います。


「これは考え方によっていろいろあると思いますが、私は、そういうように成功しにくい時代だという考え方は、貧困な考え方だと思うんです。

今日は成功しやすい時代になった、だから面白い時代だ。

その面白い時代に自分は生をうけたんだ。

そう考えたいと思うんです。」


自分の志ひとつで、小さくなることも大きく羽ばたくこともできる。

自由度が増す時代がますます広がっています。

幸之助さんはそのことをはっきりと持って、志を持ってほしいと話します。

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接客の基本とは

「接客の基本は、かゆいところに手が届くような心配りをすることや。

それが接客の基本であり、すべて相手の立場に立って満足してもらえるように考えることやな。」


このように語る幸之助さんは、接客の心、おもてなしの心というものを大切にしていました。

PHPの邸宅、真々庵にお客さんを招待するときは、事前に庭などを下見し、座布団の裏表や並べ方などをきっちりし、お迎えからお見送りまで喜んでいただけるように心がけをしていました。

また会議でも、資料の並べ方、席の配列など、すべてのお客さんの立場に立ち、本当に喜んでいただけるような配慮をします。

おみやげがある場合には、吟味に吟味を重ねて、満足してもらえるものを持って帰ってもらわないようにと考えていました。


「こういう考えは、なにも取引先い対してばかりではない。

人間と人間の関係は、すべてお得意さんの関係と見ていい。

会社で言えば、経営者にとって従業員もみなお得意さんや。

皆に満足を与えたいという考えをもっていないと、人をお呼びする資格はないな。」


このように幸之助さんは人を大切にし、実践してきました。

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憤慨する人に実力なし

「憤慨すべき時でも憤慨せず、物事の奥を極めて、なすべきことをなす。

それが実力ある者の仕事である。」


このように語る幸之助さんは、簡単に怒る人間は実力のない証拠であると言います。

世の中には優秀な人がいます。

知識や技術などいろいろな要素を重ねた総合的な実力がある人がいますが、そういう人は賢いがゆえに、物事の良し悪しが分かります。

それはいいのですが、そのために「けしからん」と言って、不正義なことに憤慨してしまいます。

それは賢いために、かえって大きな障害が起こっているのだと幸之助さんは言います。

そうではなく、憤慨すべきとでも憤慨せず、さらに物事の奥にあるものを見つめ、自分のすべきことをやっていこうというようなことが、本当に実力ある人の大きなひとつの仕事なのだと幸之助さんは考えます。

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昭和20年、戦後の日本の混乱した状況に異を唱えた幸之助さんは、人間は繁栄と平和、幸福が与えられていると、翌年PHP研究所を設立します。

PHPとは、“
Peace and Happiness through Prosperity”、繁栄による平和と幸福の実現という意味です。


昭和51年(幸之助さん81歳)、PHP創立30周年を迎え、平和・繁栄・幸福を考え続け、どうしたらいいかを求め続けてきた幸之助さんはこのように語ります。


「この30年結論だけを求めてきて、どうしたらいいかを考えてきて、わかったことがあります。

それは、かしこくなることです。

1人ひとりがかしこくなること、かしこさを求める研究がPHPの研究やないか、そう思ったんです。」


かしこくないものばかりが集まっても、ワイワイガヤガヤやるだけで、平和とか幸福とか、そういったものはなかなか得られません。

サルにいくら科学を教えようとしても無駄なことだと幸之助さんは言います。


では、かしこくなるということは、どういうことでしょうか。

幸之助さんはこのように語ります。


「かしこくなるということはどういうことかというと、聡明になるということじゃないでしょうか。

聡明にならんといかん。

けど、聡明というのは、結局のところ、素直な心になるということですね。

だから、平和なり、幸福ですな、そういうものを求める前に素直な心を求めないといかん。

30年間、PHPをやってきてはじめてハッキリこのことに気がついたんです。」


PHPの運動は、人びとを素直な心にする運動で、PHP研究所の仕事は、人心開発業だということです。

そして、国民を真に人間になるために、聡明になるために、素直な心になるためにあるのだと、幸之助さんは言います。

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「少年よ大志を抱け」という言葉があります。

青年が大志を抱いて励んでいくということは大切なことですが、幸之助さんが青年だったころはどうだったのでしょうか。


「大志を抱くということを、ぼく自身がどのように考えていたかと申しますと、実は私は青年だっときに、“青年よ大志を抱け”というような言葉に励まされてことはないんです。

私の20歳のころをかえりみますと、ともかくも生活を安定させたいというような、ごく平凡な願いであったんです。

もちろんそうは申しましても、その生活に対しては、ただ何気なしにやるというのではなく、今日1日をよくしたい、今日を一所懸命やってみたいというようなことは、真剣に考えておったように思います。

ただ、大志を抱いて、その仕事についたということは、正直なところないと思うんです。」


幸之助さんが松下電器を興した頃は、小さな自宅を工場兼用にして、自分の生活をやっていくのに必死でした。

70歳を超えたときに、その時を振り返り、このように語ります。


「あれから50年たって考えてみますと、大志を抱いて仕事をして成功したということはいえないけれども、その日その日というものを、まじめにやってきたということによって、大志をもって仕事に取り組んだのと同じような成果をあげてきたのではないかという感じがします。」


そういう自身の体験から、大志を抱くということも立派なことですが、そのために遠く遠方を見つめて、今日1日の足元を見ていないということもあるのではないかと言います。

大志を抱いて成功しないという人もいます。

一方、大志を抱かずして1日1日を積み重ねて、ついに大志を抱いたと同じような成果をあげるという人もいます。

幸之助さんの場合は、大志を持たずして、大志を抱いた人と同じような成果をあげてたことになる方でした。


このような体験から、成人式でスピーチをした幸之助さんは、このような話をします。


「私は、皆さんが大人の列にお入りになったまことにめでたい年に、大志を抱いて大いに成功していただきたい。

しかし、それだけではいけない。

たとえ大志を持たなくても、結果は相当の成果を生みだすことができる。

むしろ大志をもって、その目的のほうだけを見つめて、足元を見忘れるというようなことがあれば、その大志はかえってあだをなすものである。

大志を抱くことは結構ですが、今日の現実を忘れたら、大失敗をするのではないかというような感じがいたします。

それよりも、平凡な1日をまじめにコツコツと働いて、それが積み重なって、振り返ってみるといつの間にか非常に大きな歩みをしてきておったという場合も、私はあると思うんです。」


どちらが正しいということは、人それぞれに違いますが、自分の持ち味によって考え、よりよい方を歩むことが大切だと幸之助さんは話します。

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