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レース開始9時まで、あとすこし。 プールエリアで、ゆっくりとストレッチなどを 行って準備していました。 今日の天気は曇り。最高気温は22度の予想。 ここから臨む海が、所どころ見え隠れする太陽と相まって ラスボスが降臨しそうなくらい美しい。 まあ後ろを振り返ると、肝心のプールは 既に今年の役目を終えたのだろう、水は張って いるが、緑がかった少々不気味な感じの色合いを 漂わせていましたが。コケか何かが浮いてるぞ。 私はFブロックとの事なので、かなり後ろのほうになります。 過去のレースから、もうこれは仕方ないとわかっているので 特に気にせず、最初は流れに任せて走る事にします。 そして、9時丁度。レース開始の号砲。 私の位置からは全く聞こえませんでしたが… スタートラインに辿り着いたのは、号砲から 実に20分とちょっとの後。 しばらくは人多すぎな、おしくらまんじゅう状態が 続いておりました。 大きなロスですが、長丁場、焦っても仕方がない。 高台には、ゲストの徳光さんと間寛平さんが。 徳光さんはどっかで見た記憶がありますが、 こんな間近では初めてです。 〜10キロくらい スタートライン過ぎると、すぐバラけ始めて、 西湘バイパスを道なりに走ります。 相模川に架かる大きな橋からの眺めが良かったです。 しかし、それ以外は防砂林?というのか知りませんが、 道なりに木が植えてあり、海もあまり見えないので 景観は非常に地味な感じが… 特にいくら走っても道路標識では「ここから辻堂」 「ここは辻堂」またまた「ここも辻堂」みたいな。 …いつまで辻堂続くの!?と。 沿道の声援だけが心の拠り所でした。 20キロくらい 折り返しポイントの江ノ島ちょと手前くらいで、 結婚式やってました。 昨年の情報でも似たような話があったので もしかして毎年やってるのか。 最初からランナーの祝福を期待するような イベントスケジュールに若干抵抗も感じましたが、 ここは空気読んでオメデトーとか言っておきました。 そろそろ疲労を感じ始めて、ペースが落ち始めます。 関門の時間制限は20分前後の余裕を持った状態を ここまで維持していました。 30キロくらい ここまでにも何度か目撃していた、鉛筆の 着ぐるみさんと抜きつ抜かれつを何度か繰り返しました。 あの格好でよく走れるなぁと関心しきり。 しかし何で鉛筆なんだろう?私が知らないだけで 何かのイメージキャラクターか、ゆるキャラの 類なのでしょうか。もしやペンテルのステマか? などと、余りにヒマなので、実にどうでもいい思考の 無限ループにハマり、精神的ダメージを受ける。 35キロくらい 疲労もピークに達し、もはやこれまでと思われた 私の体ですが、ある瞬間、何かが突然「切れ」ました。 別に足の大事な所が物理的に切れたとかではなく。 中二病ふうに言うと、何かが目覚めたみたいな。 途中で食した、塩キュウリが効いたのか、 此処へ来てランナーズ・ハイって奴なのか。 どういうわけか、急に体が軽くなり ここから数キロは妙なテンションとスピードで 爆走していたようです。 39キロくらい 大磯プリンスホテル前まで戻り、ここから 更に数キロ進んで折り返すという最後の試練。 妙なテンションもすっかり萎えて、 もはやヘロヘロ。足もマトモに動かせず。 それでも歩いてなるものかという、ただ一心で ノロノロと前に進みます。 鉛筆さんが丁度折り返して来るところを目撃。 ああ、これはもう追いつけないなー。 〜42.195Km ゴール 1キロが遠い。信じられないくらい遠く感じます。 折り返しを過ぎて、残り僅かという所なのに 最後の直線が気の遠くなる程遠く思えました。 ていうか本当に意識が飛びそうになりました。 肉体的には勿論、精神的にもかなり参っている と思われます。 とにかく最後だけはせめてカッコよくゴールしたいと 最後の力を振り絞り、プリンスホテルの上り坂を 文字通り死ぬ気で駆け上がります。 そして、そのままゴールラインを通過。 終わった… メダルを受取り、選手用エリアまで進んだのち、 しばらく放心状態で座り込んでしまいました。 よくよく時計を見ると、5時間30分も掛かって いたようです。 遅いといえば遅いですが、我ならがよくこんな 長時間耐えられたなぁと。 結局、歩いていないのですが、私のスローペースは 身長ある人の歩くのより遅いからなー。 しかし何はともあれ、勝利条件を満たしてゴール 出来た事は、満足です。 体調管理には気を使い、「それなり」に練習して この結果なので、今はコレ以上望むべくもなく。 お腹が減って仕方がなかったので、出店コーナーで 焼きそばを食していると、すぐそばで 「宮崎奈穂子」さんの即席ライブが始まりました。 どこのどなただかは、これっぽっちも存じていませんが、 この方の歌の、「前に進む〜」という歌詞が 今回のラスト3キロを思い浮かべ、なんだか 凄く心に響きました。 ただ、エコの歌の方は正直どうかと思いましたが。 うん、これはないわー。 そのすぐ横で、突然どこかの方々が大声で 飲み会の打ち上げの如く騒ぎ始め、なぜか 胴上げを始めるという空気の読め無さっぷりに ちょっぴりシラけてしまいましたが。 その後、大磯港へのシャトルバスにのり、 大磯港からJR大磯駅へ。朝方は気が付きませんでしたが、 この辺りって、結構小洒落た住宅の多い事。 映画の撮影にでも使えそうなオサレなペンションぽい 一戸建てが目立ちます。近くに江ノ島や海岸もあるし、 都会とはもう空気が違います。 こんな所に住んでみたいねぇ。 そんなこんなで、フルマラソン初完走となる 一日は終わりを告げるのでした。 青梅はストラップ、佐倉は完走証だけだったので、 メダルを貰ったのは、東京マラソン10KM以来。 基本インドア派で、PCゲームアニメを愛好する ヲタだった(今もそうですが)私が、あるとき 何故か走る事に目覚め、それから幾年月。 なんとフルマラソンを完走してしまった。 このメダルの重さにちょっと感慨深い物を感じてしまいます。 しかしここで終わりではなく。 今月24日に、「よこすかシーサイドマラソン」。 初めてハーフマラソンにトライします。 そして、今年は開催される事のなかった、因縁の
「ちばアクアラインマラソン」が、2014年に 再び開催される事が決まりました。 なんとしても雪辱を果たしたい。 |
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