|
NRC(米原子力規制委)のマクファーレン委員長について、追加で情報を掲載します。
例によって日本のマスメディアは、これらについて積極的に取り上げようとしていない。
米原子力規制委のマクファーレン委員長は、地質学者、大学の環境科学の教授出身である。
日本に当てはめれば、滋賀県の嘉田知事(農学部卒、琵琶湖研究所研究員出身)が原子力規制委員長に就任している様なイメージだろう。
米国と言えども原子力ムラ出身者を委員長にしていない。
原子力業界、原子力学会出身者を原子力規制委員長にしようとしている日本とは大きく違う。
同委員長の「地質学は明らかに重要だ。それが福島の主な教訓でないなら、何が教訓といえるのか分からない」の言葉は重い。
これは、全く当たり前の事だ。
当事者の日本がこれを軽視している事に、国民全員が気が付くべきである。
日本の原子力依存勢力が、米国の意向を無視して、脱原発は出来ない様な事を行っているが、これ自体が、原発依存を続けるために、米国には逆らえないという日本人の潜在意識を利用した方便に過ぎない可能性がある。
以下、ブルームバーグ記事より
米原子力規制委のマクファーレン委員長、核燃料処分に注力へ 8月14日(ブルームバーグ):米原子力規制委員会(NRC)の委員長に先月就任したアリソン・マクファーレン氏は、使用済み核燃料の処分に重点的に取り組む方針を示した。米国ではこの問題により、原発建設認可の決定が凍結されている。
マクファーレン委員長は14日、7月9日の就任以来初めて記者会見を行った。同委員長は議会やホワイトハウスに対し、国内104基の原発から出る使用済み核燃料の最終処分地を特定するよう要請した。
NRCは今月に入り、使用済み核燃料に関するリスクの再評価を完了するまで、原発建設認可の最終決定を停止することを決めた。米国の原発は、最終処分施設がないため、使用済み核燃料棒を敷地内のプールに保管するか、乾式キャスク貯蔵を行っている。当初はネバダ州ユッカマウンテンが最終処分施設の候補地とされていたが、同州選出のリード上院院内総務(民主)の反対を受け、オバマ政権は同地域での建設を断念した。
マクファーレン委員長は地質学者で、ジョージ・メーソン大学(バージニア州)の環境科学の教授だった。同委員長は、NRCは核燃料処分の選択肢をめぐるスタッフの報告を評価しているところであり、提案に基づき迅速に行動することを約束した。また、核燃料処分のほか、国民とのコミュニケーションの改善、安全性、地震のリスクを含む地質学的な問題を最優先課題として挙げた。
同委員長は「地質学は明らかに重要だ。それが福島の主な教訓でないなら、何が教訓といえるのか分からない」と述べた。
米国の原発は福島第一原発の事故前から地震災害に関するリスクの再評価を始めていたが、事故を受け、NRCは原発に対し追加のリスク分析を求めている。
原題:New U.S. Nuclear Regulator Pledges Action on WasteDisposal (1)(抜粋)
以上
|
転記もの(主に原発)
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
原子力規制委員会の委員長の人事は今のまま進んでいいのだろうか?原子力規制委員会の委員長の人事は今のまま進んでいいのだろうか? 京都大学 原子炉実験所 助教 小出裕章 金子勝 慶応大教授 YouTubeの規定の時間が15分以内のため、 松尾氏のスタジオのトークを、 1分くらいカットしています。ご了承ください。 ==以下、小出氏インタビュー部分文字おこし==
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/08/14/tvasahi_2012aug9/#more-3213 以下引用: 「どうなる?原子力規制委員会人事 人選めぐり混迷 ふさわしいのは?」 玉川 「原子力の専門家で、かつ原子力ムラじゃなくて、で規制もきっちりできるだろうという人が果たしているんだろうかと、この国に?それについてはどうですか?」
小出 「これまでも原子力発電所の危険に関して発言をしてきたという専門家はもちろんいるわけだし、原子力ムラに入らないで発言を続けてきてくださった人はいるのですね。例えば、今ストレステストというものをやってるわけですが、そのストレステストの委員の一人に東大名誉教授の井野博満さんがいらっしゃいます。彼も原子力ムラからは離れた立場でずっとまぁ原子力の危険性というものを指摘し続けてきてくれた人ですから、彼のような人が原子力規制委員になってくれるというのであれば、私は歓迎したいと思います。」
玉川 「小出先生にやってほしいっていう声があるんですね、実際あります。小出先生が例えば規制委員の中に入ってやるというふうなことは、これはやっぱり難しいんですか?」
小出 「まったくありえません」
玉川 「ありえない・・それはなぜですか?」
小出 「この日本という国は、原子力を進めるにあたって原子力基本法という法律をまず作りました。その基本法には、‘原子力は平和目的に限るけれどもどんどん進める’と書いてあるのですね。」
【原子力基本法(第2条): 原子力の研究、開発及び利用は平和の目的に限り安全の確保を旨として 民主的な運営の下に自主的にこれを行うものとし その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする】
小出 「その根本の道筋のもとで原子力委員会あるいは原子力規制委員会というものが仕事をしなければいけないわけです。私自身は原子力なんか決してやってはいけないと言ってるわけですから、原子力基本法そのものを変えてもらいたいわけだし、現在の原子力基本法のようにがんがんやりますというそういうもとでは、いかなる人がやっても結局は引きずる・・引きずられてしまうだけだと私は思いますので、そういう国家の委員会に入ることは決してありません。」
玉川 「日本が原子力をやめるというふうに決めた場合は、その規制に関する仕事っていうのを小出さんやってくれと言われたらこれはどうなんですか?」 ==小出氏インタビュー部分文字おこしおわり==
スタジオ玉川氏の解説の中で、小出さんの規制委発言の追加紹介がありました。
「井野博満さんだけじゃなくですね、神戸大学の石橋克彦さんという地震の専門家ですね。それから、元・東芝の原子炉の設計をやった後藤政志さん。それから、今活断層の問題出てますけど、東洋大学の渡辺満久先生ですね。こういうふうな方だったら歓迎しますよというものの、みんなブレーキになれる人達だというふうなこともおっしゃってましたね。」
玉川氏の「今日のむすび」: ・金子氏(内閣府原子力委員会 新大綱策定会議専門委員)の発言要約: ・首藤氏(原発事故収束対策PT副座長)の発言要約:
与党でも半数ぐらいの議員が、この人事は白紙に戻すべきだと考えてる。ある意味ではもろ原子力ムラみたいな人が委員長ポストにつくことには大反対。幹事長から党として政府に申し入れてもらう。それで押し切られるような政府はそう簡単に認めるわけにいかない。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/08/14/tvasahi_2012aug9/#more-3213 小出裕章非公式まとめ 各地の放射線リスト
|
|
8月17日の報道ステーションでは、このニュースを大きく取り上げていました。
米国では使用済み核燃料の最終処分場としてユッカマウンテンの建設を進めてきたが頓挫している。広大な米国でさえ最終処分場は決まらない、
福島第一原発、4号機の核燃料プールにより、原発に使用済み核燃料を保管している事の危険性が露呈、使用済み核燃料の貯蔵に目処がつくまで、NRCは原発新設認可を凍結した。
地震が少なく、広大な米国でさえ最終処分場は決まらないのに、日本で最終処分場が確保できるとは到底思えない。
出演していた古賀氏は、日本の姿勢は、目先の電力不足や発電コストにとらわれて、安全性やこの核のゴミの問題と向き合わず欧米に比べ数十年遅れていると指摘していました。
以下、時事新聞ニュースより
原発規制、国際連携に意欲=認可凍結期間に言及せず−米NRC委員長 【ワシントン時事】米原子力規制委員会(NRC)のマクファーレン委員長は14日、先月9日の就任後初めて記者会見し、日本を含む世界各国の規制当局者と、原発の安全確保に向けて緊密に連携していく意欲を示した。同委員長は「われわれは東京電力福島第1原発事故から多くのことを学んだ」と述べ、同事故を教訓に策定した安全規制強化策の実行に全力を挙げる考えを強調した。
同委員長はその上で、使用済み核燃料の貯蔵規則の見直しを終えるまで原発新設認可を凍結するとの、今月7日発表したNRCの決定について、「福島第1原発の事故を受けて、使用済み核燃料問題に一段と注意を払っている」と指摘。使用済み核燃料の貯蔵での安全性確保は「NRCの優先課題であり、迅速に対応する」と強調したが、認可再開時期のめどについては「具体的な見通しは持ち合わせていない」と述べるにとどめた。(2012/08/15-11:44) 米原子力規制委員会(NRC)はヤッコ委員長が退任し、マクファーレン委員長が就任した。
このニュースを見る限り、原子力ムラの住人が、委員長に就任した様ではなさそうだ。
以上
|
全1ページ
[1]






