「夢道サロン」(橋本夢道の会)

次回第34回「夢道サロン」は2019年7月13日、勝どき書房の「夢道資料室」で開催します。

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                                                                    (写真は「俳句誌『鷗座』11月号」の表紙)
♣このほど、勝どき書房に松田ひろむ先生が主宰する俳句誌「鷗座」11月号が届けられましたので紹介させていただきます。
 
♣10月号に引き続きまして、松田先生は「名句入門」シリーズで「石川桂郎の場合9」を評論されています。その中で特に印象に残ったのは「俳句乞食」の相良万吉についてでした。相良万吉は戦前、新聞社に勤めたり、岩波書店で働いたこともあったインテリでした。しかし、戦後は失業していましたが、字がうまかったのでペンキ屋になりました。しかし、強風のためはしごから落ちて足が骨折、歩けなくなり乞食になってしまいます。
♣妻は二人の子どもを置いて逃げてしまう。万吉は数寄屋橋の上で看板を立てます。
「道行く人の御慈悲に生きて父子三人。父わたしは昔南太平洋の生き残り、戦地からの病気に売りつくし喰いつくして無一物。妻は逃げ出す。男の子ふたりは未だちいさく。やむなく子を連れ子を背負ひペンキ職となって労働と育児と炊事。そして流浪。或る年或る日暮しの足砕けてつひに路傍の人間屑。おゆるし下さい。伏して一片の餌を乞はんのみ。一老兵。」

♣この看板の脇に二人の子どもが立ち、万吉は通る人に紙片に俳句を書いて渡します。
 初しぐれ子は傘よりも丈伸びて
 風船を曳いて乞食の子なりけり
 遠足の子に持たせて慈悲の銭
 明け易き片親なれば離れぬか
 北風吹けば南に座われ父が楯

♣万吉は週刊朝日などに紹介されて「乞食俳人」として有名になります。一時は数寄屋橋に人だかりができて人が歩けなくなるほどでした。交通巡査に追われるようにして、横浜へ移ります。銀座を出されると、肺結核に苦しみ、生活はどん底に。子ども二人は元の妻に引き取られますが、ついには睡眠薬を飲んで自殺してしまいます。
 鬼は外乞食は内か豆を撒く
 死を前に破れふとんの暖かさ
昭和35年2月1日逝去、61歳でした。

♣10日、松田ひろむ先生から電話がありました。「鷗座」のメンバーが24日の日曜日、勝どきで「東京さんぽ句会」を開くそうです。その前に15人ほどが、勝どき書房の「橋本夢道資料室」に来て夢道の色紙など展示物を観てくれるそうです。一人でも多くの人に夢道を知ってもらえることはうれしいです。お待ちしております。
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 ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★
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『橋本夢道物語  妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』
  殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ
 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯
  ◆最新刊◇全国の書店で好評発売中 定価1900円・税別
 月島もんじゃ通りの「相田書店」には常時置いてあります。
  
http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html
………………………………………………………………………………
『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁
 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に
事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら
 かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。
◇最新刊・全国で好評発売中。定価本体3200円。 
http://amzn.to/Ki1dhf
………………………………………………………………………………
『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・304ページ
 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。
  ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店で、ネット書店
  では「アマゾン」で購入できます。定価1800円・税別
  
http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html
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『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ
 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。
  ◇全国書店・アマゾンでも発売中      定価1900円・税別
  
http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html
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『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・332ページ
 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。
  ◇第2版・全国の書店で発売中    定価1700円・税別
  
http://www.geocities.jp/syunsei777/page026.html
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『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁
 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し舞台を埼玉に移したパロディ小説
◇全国書店で発売中 定価本体2300円・  
http://p.tl/S1VL
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★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」  
http://www.mag2.com/ 
★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 
http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777
★☆ 著者への連絡は  syunsei777@ybb.ne.jp
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夢道サロン(月島・橋本夢道の会)
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