|
(写真は松田ひろむさんの初期句集「電界」です)
「月島・橋本夢道の会」 2014/07/14 ★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★ ◆松田ひろむさんの初期句集「電界」
勝どき書房に俳句誌「鷗座」を主宰する俳人松田ひろむさんから初期句集「電界」が送られてきましたので紹介します。松田さんは高知生まれの76歳、高校時代から俳句を始め、俳句歴は60年以上になります。最近「游民」という句集を出版されたのですが、初期の作品を読みたいというファンに応えて、30代に出した第一句集「黄梅」と50代までの作品の未刊句集「埠頭」をまとめて「電界」という題にしたそうです。
その意味は、松田さんは高校を卒業すると東京電力に就職し火力発電所に技術者として勤めたのです。そして、労働組合の役員となって、会社の圧力で長野の発電所に無理矢理転勤を命じられ、16年間も転勤反対闘争をしました。その後東京に戻ってから、143名の仲間と東電を相手に「賃金差別撤廃」の闘争を起こしています。
家を出て五歩の千曲の冬の霧 炎天の奥腹裂かれたるベトナムよ
解放ダナン今日畑打ちの掌の熱さ
黄梅の会いたきひとに不破哲三
長野で転勤反対闘争をしていた16年の間に作った句です。厳しい長野の冬、そしてベトナム戦争の時代です。「会いたきひとに……」は、長野にいて、よほど会いたかったのだと思います。
(松田ひろむさんと「橋本夢道資料室」に来てくれた「鷗座のみなさん)
墨痕の渦と黄葉のあとの空 1976年(昭和51年)、松田さんが38歳のころ、新宿の「俳句文学館」で開かれた「橋本夢道展」を見て、作った句。夢道の筆の動きを感じさせてくれます。
愛吉墓域水仙五・六明けて雨
折鶴万羽は愛吉の墓ぬかむ靴
1954年、ビキニ水爆実験で第五福竜丸に乗っていてて死の灰を浴びて亡くなった久保山愛吉さんのお墓を、1985年に参拝したときの句です。放射能による被害は昔のことのように思っていましたが、「3・11」福島第一原発事故で、今日の問題であることを知らされて、古さを感じさせない句です。
7月19日の「夢道サロン」で、参加者のみなさんに読んでいただこうと思っております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の「夢道サロン」は7月19日土曜日、午後2時から勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。今回のテーマは「狭山事件」、「橋本夢道」のほか、えん罪事件、反戦、反核、反原発など、参加者の希望で、いろいろと語り合い、その内容をFBなどで発信していきたいと思っております。また、話の合間に、CDで中島みゆきの歌を聴く予定です。参加される方はメールを。syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「夢道サロン」に参加希望のかたは殿岡駿星にご連絡を、お待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 参考図書の紹介★〜★〜★〜★〜★ …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◆最新刊◇全国の書店で好評発売中 定価1900円・税別 月島もんじゃ通りの「相田書店」には常時置いてあります。 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇最新刊・全国で好評発売中。定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店で、ネット書店 では「アマゾン」で購入できます。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店・アマゾンでも発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html ……………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page026.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し舞台を埼玉に移したパロディ小説 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
全体表示
[ リスト ]



