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(写真は講演する津田道夫さん)
★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★ 「月島・橋本夢道の会」 2014/08/27 ★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★ ◆「人権と教育」夏季合宿シリーズ③
津田道夫さんの「弁証法の問題によせて」 さいたま市に本部がある「障害者の教育権を実現する会」の夏季合宿「人権と教育ふぉーらむ」での講演シリーズの第3として、津田道夫さんの「弁証法の問題によせて」の講演を聴いた感想を述べさせてもらいます。
「人権と教育ふぉーらむ」は23日から伊奈町の埼玉県県民活動総合センターで開催されました。シリーズ①はわたしの「狭山事件の真相」、シリーズ②は「コラム・ゆりかもめ」で田島伸二さんの「フクシマの放射能除染」の講演について感想を書かせてもらいました。次は、23日午後7時からの津田道夫さんの講演について書きます。
津田さんは、昭和4年生まれの85歳、埼玉県出身の評論家で、「障害者の教育権を実現する会」で中心的な運動家です。わたしが感銘を受けた著作は「南京大虐殺と日本人の精神構造」(社会評論社・1995年)などがあります。
今回の講演のテーマは「弁証法の問題によせて」という難しい題でした。その中で、弁証法の3原則という問題を取り上げました。
1、量と質 2、対立物の相互浸透 3、否定の否定 (写真は津田道夫さん) 一般的にいわれる「弁証法」の3原則で、わたしにはさっぱり分からないのですが、津田さんはそれを、分かりやすい例で説明してくれました。それを聴いて、素人のわたしなりに勝手に解釈したことを紹介します。まず「量と質」では、物がある一定の量を超えると、人は質を求めるようになる。例えば、お米がたくさん収穫できるようになると、おいしいお米を求めるようになる、ということです。そうなると、これまで求められてきたお米のうち、まずいお米が否定されてしまう。人は常に質を求めるので、量だけでは、解決できない問題が残る。
「対立物の相互浸透」では、資本家と労働者の対立しているとして、それが徹底的に対立するのでなく、互いに統一する方向で解決策を見つけ出す必要がある。資本家を悪者として、徹底的に攻撃し、会社を潰してしまったら、労働者は失業してしまう。同じように、労働者の待遇を悪くして、利潤を優先にしたら、労働者が反発して暴動になってしまう。対立する存在があるとしても、それは相互に理解し合う道を求めるべきだ、というのです。
「否定の否定」は、否定されたものは、否定されて消えてなくなるのでなく、別のものになる。これも、ちょっと分かりにくいのですが、植物の種を植えて、種が種でなくなるけれど、芽が出てきて花が咲き、新たな実になるということらしいです。たとえば、お金を儲けようとして、商品を仕入れる、お金はなくなり商品が手に入りますが、それが売れてまたお金になる、という商取引も否定の否定となります。
ミャンマーのポルポト政権が共産主義の原則を主張して「お金」「知識」「宗教」を否定し、すべての貨幣を廃止し、知識人や宗教家を農村に送って働かせました。それに従わない人たちを虐殺してしまったのです。しかし、これは「対立物の相互浸透」から見ると、徹底した否定は、むしろ人間性を失ってしまうことになります。
むしろ、貨幣を絶対悪として否定して、世の中から、貨幣を全くなくすのでなく、その必要性を認めながら、相互理解のできる新たな金融制度の確立が求められるのではないでしょうか。それが、「否定の否定」であり、「対立物の相互浸透」ではないか、とわたしは解釈したのです。
津田さんはもう一つ「偶然と必然」について話ました。偶然と必然は対立する概念のようですが、実は偶然を通して必然があるので、対立するものではない、というのです。たとえば、わたしが1968年、新聞記者となって偶然、浦和に赴任したことが、今回、この「人権と教育ふぉーらむ」に参加しているのですが、偶然、浦和で狭山事件を取材する機会を得て、この会で狭山事件について講演する機会を得ました。それらの偶然を通して、この会に参加するという必然につながっている、というのです。そうなると、人生に偶然は一つもない、ということになります。実に充実した「人権と教育ふぉーらむ」でした。
○ 世の中はすべて必然愁う星(駿星)
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