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(写真は、「中央区平和プラザ2015に展示した夢道コーナー)
■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ □ ■ ★〜☆〜★ 「夢道サロン」 ★〜☆〜★ □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ 2015/08/26 ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今年の夢道コーナーは反戦俳句をテーマに
<「中央区平和プラザ2015」・報告第2弾> 2015/08/22〜23、中央区月島の月島社会教育会館で開催された、「平和プラザ2015 平和をねがう中央区民の戦争展」の夢道コーナーでは、反戦俳句を中心に展示しました。なにしろ、最近は集団的自衛権、戦争法制の論議が盛んに行われています。「戦争は嫌だ」という声が叫ばれる状況は、ちょうど橋本夢道が反戦俳句を作っていて、治安維持法違反で逮捕された状況に似ていると思いました。
それで、昭和15年2月から始まった昭和俳句弾圧事件で逮捕された俳人たちの句を展示しました。その一部を紹介します。
軍歌行進ツアール(露帝)の如き痴呆らよ(平畑静塔・精神科医)
我講義軍靴の音にたたかれり(井上白文地・関西大学文学部講師) 特高が擾(みだ)す幸福な母子の朝(中村三山・肺結核療養中) 塹壕の三尺の深さ堀りて死し(杉村聖林子・読売新聞記者) 反戦の意志は言うまじ犬と遊ぶ(三谷昭・実業之日本社編集者) 戦争が廊下の奥に立ってゐた(渡辺白泉・三省堂編集者) 昇降機しづかに雷の夜を昇る(西東三鬼・歯科医師) 搾取され折り重なった暗い顔びっしり詰めて東京が呻く朝の電車 (橋本夢道・銀座月ヶ瀬総支配人) これらの句の中で、西東三鬼の句「昇降機しづかに雷の夜を昇る」はどこが反戦の句なのでしょうか。三鬼は逮捕されたときに、特高の刑事に質問したのですが、刑事も答えられなかったそうです。
(橋本夢道の獄中句「うごけば寒い」の色紙)
渡満部隊をぶち込んでぐっとのめり出した動輪(夢道)
この句は、夢道が品川駅から満州に渡ることになった友だちを送りに行ったときの作品です。列車に沢山の兵士たちは乗っていて、いままさに品川駅を出発しようとしている、蒸気機関車の動輪が動き出す様子が手に取るように想像できる句です。この句の色紙は「橋本夢道資料室」にありますので、今回は展示しました。
それから、夢道の代表句であります「うごけば寒い」の色紙も展示しました。これは、真冬の獄中で作った句です。暖房のない、独房がどんなに寒いものか、たった7音の短い句ですが、夢道の怒りを感じることができます。
「平和プラザ」に来てくれました、多くの人たちが、戦争に反対した多くの俳人たちがいたことを知って、たいへん感動してくれました。
○ 真夏でも震える「うごけば寒い」夢道の句(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の「夢道サロン」は2015年9月12日(第2土曜日)午後2時から4時までです。開場は午後1時40分。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。今回もテーマは特に決めません。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など、自由に語るサロンです。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで発信します。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。終了後に近くのフードコートで自己負担による打ち上げを予定しています。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@ybb.ne.jp 090-8024-5610 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 参考図書の紹介★〜★〜★〜★〜★ ◆本にしたい原稿がありましたら、ご相談ください。 …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売中・「月島・相田書店」に常備 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。 定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。 勝どき書房で直売もしています。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税 http://p.tl/5THt ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… 『心思出会い―俳句往来・雑唱―』信田紅穂著・四六判並製400頁 著者の代表句「聖書読む唯それだけのクリスマス(紅穂)」は芭蕉 俳句大会で最優秀賞を受賞。橋本夢道の友人でもあり、奥さんの句、 東急電鉄で安全衛生管理担当をしていた時代の論文、随筆、終戦前 後の学徒動員日記、横浜交響楽団合唱団の思い出、新聞への投稿な ど、人との出会いを大切にしてきた著者の自分史的な内容です。 ◇初版・書店には置いてません。勝どき書房で直売のみ。 頒価3000円(税・送料込み)。 ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ★☆ブログ「狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ブログ「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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2015年08月26日
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