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■□勝どき書房・月島橋本夢道の会■□■□■□■□■□■ □ ■ ★〜☆〜★ 「夢道サロン」 ★〜☆〜★ □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ 2016/06/26 ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ❤「大戦起こるこの日のために獄をたまわる(夢道)」
「人権と教育」のコラムで夢道の句を紹介❤ 「人権と教育」(障害者の教育権を実現する会)の機関紙2016/06/20号に反戦反骨の自由律俳人橋本夢道の「大戦起こるこの日のために獄をたまわる」という句を紹介させてもらいました。いま、編集作業をしている「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」という「橋本夢道物語」の続編の本とも関係ありますので、「虫めがね」というコラム、以下に、その文章を転載させていただきます。
◆ 虫めがね 「この日のために獄をたまわる」 1941年(昭和16年)12月8日、日本軍はハワイの真珠湾を奇襲、米軍の太平洋艦隊を全滅状態にするほどの大打撃を与えた。その直後に、大本営は米英に宣戦布告をし、この戦争に「大東亜戦争」と名付けた。
1931年に満州事変、1937年には日支事変が勃発し、日本は大陸への植民地拡大へ向けて、戦争を繰り返していた。大陸へ、南方へ多くの兵士が送られて、泥沼の戦争に突入していたにも関わらず、日本はどこの国に対しても、宣戦布告をせず、初めて遡って名前を付けた。 しかし、戦争をしていたのは事実なので「戦争反対」と叫ぶと、特高は治安維持法違反容疑で逮捕した。 自由律、反戦俳句を作っていた橋本夢道が治安維持法違反で逮捕されたのは、1941年2月5日だった。「渡満部隊をぶち込んでぐっとのめりだした動輪」などの反戦句を発表していた。しかし、夢道はまさか、自分が逮捕されるとは夢にも考えていなかった。 1929年には治安維持法に国会議員としてたった一人反対していた、山本宣治が暗殺され、1933年には小林多喜二が築地署に逮捕され拷問され殺されている。しかし、夢道は政治的な活動は一切せず、ただ俳句を作っていただけなのだ。それが、なぜ治安維持法違反なのか、自分でも納得できなかった。 取り調べた月島署の特高刑事は「自由律俳句とはなんだね」と夢道に聞いた。「季語や五七五に規制されず、日常の生活を自由に俳句にするものです」と答えた。すると刑事 は「橋本、その自由がいけなんだよ」といった。政治的な活動をしていなくても、自由律で俳句を作ることがいけない、というのだ。巣鴨拘置所の独房に入れられ、12月8日の開戦を知った夢道は、初めて、自分が逮捕された理由が分かった。「大戦起こるこの日のために獄をたまわる」という句を作った。 そして、国民の頭上に爆弾が炸裂、広島、長崎に原爆という悲惨な結末となった。現在、政府は「戦争をするために、安保関連法を改訂するのでない」という。しかし、頭上で爆弾が炸裂してからでは間に合わない。 ◆ ●写真は「橋本夢道物語―妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね」の表紙
橋本夢道は、獄中で「紙石盤」に俳句を刻みました。ノートは検閲されて、俳句が書いてあれば没収される心配がありました。そこで、妻の静子が文房具店で「紙石盤」を買い、差し入れの蒲団の中に縫い込んで夢道に渡したのです。「紙石盤」は紙のノートが高くて買えない、貧しい地域の小学校などで、ノートの代用品として使っていました。蝋石で書くと消すことができ、鉄筆で刻むと消えません。
夢道は独房で獄吏に見つからないようにして、蝋石で推敲し、完成すると鉄筆で俳句を刻んだのです。そして、1943年(昭和18年)3月に出所するときに、獄吏に見つからないように、蒲団の中に入れ「紙石盤」を持ち出したのです。およそ300句の傑作を残すことができました。現在、それらの獄中句を中心とした本の編集作業をしているところです。
◎戦後七十一年まだ生きている紙石盤(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の第16回「夢道サロン」は7月9日(第2土曜日)午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。もちろん、聞くだけでもけっこうです。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。終了後に近くのフードコートで自己負担による打ち上げを予定しています。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610 ★「勝どき書房」では、現在「橋本夢道物語」の続編、「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」の慣行に向けて編集作業を開始しています。夢道の獄中句、日記と駿星の解説、「夢道サロン」のメンバーによる投稿などを掲載する予定です。刊行時期は未定、支援のカンパを募集しております。みなさまのご協力をお願いします。 ・振込先 郵便振替で 振替NO 00120ー9ー538001 ・宛先 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ◆本にしたい原稿がありましたら、どうぞご相談ください。 …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売・「月島・相田書店」に常備(0335312311) 「夢道サロン」の読者に特別割引販売します。郵便振替で1000円 (送料込み)送金していただければ、直送いたします。 振替番号は00120-9-538001(資)勝どき書房です。 …………………………………………………………………………… 「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 毛利小平太とは、忠臣蔵のラストサムライである。最後に 脱盟した小平太の言い分とは?幽霊小平太が日本を語る。 毛利小平太「討ち入りせず」に真の武士道を見た。 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少なく一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333) 勝どき書房でも直売しています。定価1800円・税別 ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価2300円・税別 ……………………………………………………………………………… ◆割引直売しております。mail syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ブログ「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ★☆ 著者への連絡は syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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